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木内(きゅーちゃん)

読み切るのを躊躇いつつ読み進め、ついに『二人の嘘』の捲る頁がなくなってしまった。 判事の生活や伊勢丹、荻窪駅に広がる風景も去ることながら 地下鉄で初めて蛭間隆也と声を交わす瞬間 礼子の夫が持つ自尊心の機微 義父の諦観 稲葉代議士の目論見 園長と対峙した喫茶店の張り詰めた空気 … 全頁この世界の描写が鮮明に表され、片陵礼子の眼前に広がる景色、匂い、他者の心全てに没入していた。 蛭間隆也の佇まいや朴訥とした人柄から窺える照れ笑いを想像しただけで、僕も車内の小窓から眺めてみたいと思う程好きになった。 また片陵礼子が無味無臭の人生を勤め上げていたはずが、生きる歓び、人を愛する情を手に入れ、笑った瞬間、我が事のように嬉しく嗚咽と鳥肌が収まらなかった。 こんなに心に重くのしかかり、頭の中から離れない作品を読めたことが本当に幸せだ。 片陵礼子はこれからどんな営みを全うするのだろうか。 蛭間隆也は奈緒と手を繋げているだろうか。

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日記とリトーク
トーク情報
  • 木内(きゅーちゃん)
    木内(きゅーちゃん)

    じょんさんありがとうございます!😌
    遠くに住む、人生で何回会えるか分からない親戚のおっちゃんのようなじょんさん。
    こんな喜んでもらえて嬉しい🥲
    ありがとう!じょんさん!

  • 木内(きゅーちゃん)
    見城徹見城徹

    先週の木曜日と金曜日でNetflixオリジナル映画・藤井道人監督[パレード]を観た。藤井道人監督の作品は殆ど観ているが、金曜日に藤田晋のはからいで藤井道人監督と会食することになっていたため最新作の[パレード]を観ておきたかったのだ。キャストは藤井組とスターサンズのオールスターが出演し、総合芸術デザイナー藤井道人監督の映画への偏愛が貫かれ、死者と生者の交錯が見事な構成で描かれる。タイトルが何故[パレード]なのか?何故リリー・フランキー演じるマイケルに捧げられたメモリアル映画なのか?2022年6月に急逝したスターサンズの創立者・河村光庸プロデューサーへのリスペクトが全編を支えている。大学時代の一期先輩である河村光庸との奇妙に捩れ合っている運命のような関係を有する僕としては個人的にも胸に響くものがあった。
    人は失われた時を求めるように生きながら、未練を残してこの世を去る。河村・マイケル・光庸の思い出と未練とは何だったのか?河村が最後に行き着いた映画とは人生そのものだと強く思う。
    河村と強力なタッグを組み続けた藤井道人監督にしか成し得ない映画が、今、目の前に在る。

  • 木内(きゅーちゃん)
    見城徹見城徹

    カレーの隣りあるのは味噌汁です。念のため。
    KOMBUCHAは撮り忘れました。店は確か
    [大泉工場]という名前だったと思います。
    西麻布の交差点に行けば直ぐに判ります。

  • 木内(きゅーちゃん)
    見城徹見城徹

    朝11時から西麻布[ルフロ]。13時から広尾で鍼治療。14時頃から西麻布[大泉工場]でコンブチャ。14時半、六本木某ホテルのスポーツクラブで運動、サウナ。15時40分ぐらいに一旦帰宅。着替えて両国国技館に出発。16時半から相撲観戦。18時15分、向島の料亭[波むら]でフォーシーズの浅野社長らと会食。22時過ぎに帰宅。