リボンの騎士観覧レビュー in大阪シアターBRAVA 舞台初経験の私は今回この舞台内容に関しての評価は出来ない ただこれだけは言える 技術の進歩と共に映像は進化しより臨場感を増してきたが 『やはり生は比じゃない』 まずは会場への入場から 長蛇の列 なかよし60周年記念企画という事もあってか様々な年齢層のお客様がいらっしゃった パンフレットを購入しいざ会場へ 私はまず舞台へ行き開幕前の舞台に触れに行く その後、舞台前から客席の風景を一望し演者視点でどう見えるのか確認 2階席があり舞台からはお客様が覆いかぶさるように見えるだろうか それから客席を一通り一周し自分の席に着いた 開演10分前のアナウンスが鳴る この時点では期待半分 未知への恐れ半分 会場内の照明が全て消灯 緊迫した空気が一瞬 溝落ちのあたり一点に集まり息が詰まる 幕が少しずつ上がると共に館内とは思えない幻想的な青の空間が舞台に広がった 内容はネタバレになるので伏せておく 見所だけご紹介させていただくと 主人公、生田絵梨花演じるサファイアのメインストーリーと共に並行して繰り広げられるサブストーリーの内容もとても見応えがあり、見るものを飽きさせない 生田絵梨花の二つの心の描写 非常に難しい役所を見事に演じていた 何よりも演者皆さんの生歌の精度の高さに圧巻 生田、桜井も勿論歌がうまかったのですが、魔女の母親ヘル夫人役のはいだしょうこさん、天使チンク役の子役、神田愛莉さんの生歌に魅了された そして女性なら海賊ブラッド役の青木玄徳さんに恐らくメロメロになるだろう 冒頭にもお伝えしたように私は舞台初心者です この度の観覧はとても体力を使いました 本来、目から飛び込んでくる映像は後頭部を揺さぶり 本来、耳から入ってくる音楽やセリフは腰の辺りを劈く様でした 決められたスペースにしっかりと奥行きや臨場感を引き出すセット 上下左右から絶妙な角度で光を融合させ、色のコントラストで舞台全体を感情的なものにした照明 同じ舞台上から違う風景がいくつも生まれ、その精巧さと緻密さに圧倒されるばかり 一つ一つが衝撃的過ぎて家まで30分の道のりと 付いてから暫く体の振動が抜けませんでした 私が唯一この観覧で失敗した事 それは、乃木坂のいくちゃん、れいかの気持ちで入っていってしまった事 登場シーンに涙したものの違和感と共に そこに乃木坂のいくちゃんもれいかもいませんでした いたのは、生田絵梨花さんと桜井玲香さんでした とても素晴らしい舞台でした