初森ベマーズ総括 『予定調和の美しさ』 演技力についてはプリンシパル公演や舞台、映画経験者が多いので期待をしていたが、やはりドラマとなると細部の動きもとらえられ、勝手が違うようだった。 じょしらくや舞台をご覧になった方はもっとできたのになぁと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんがドラマ経験者が生田、西野、橋本3名だけという意味では完成型というよりは発展途上として成長していく様をご覧頂く形がベストだろう。 ドラマのブロマイドが販売されるなど動きや演出に制限がかかったのではと思われる展開が垣間見れた 特撮の巨匠、鈴村監督 スポーツドラマでリアルを見せるには演者の競技技術が必要不可欠 競技経験のない者にとってはCGによるリアルの誇張はストーリー展開に必要不可欠だった そういった部分で鈴村監督の手腕は遺憾なく発揮されていたと思う ストーリーは実に秀逸だった。 展開はスポ根に有りがちなチーム結成からメンバー集め、個性の開花から優勝までと予定調和の流れであったがその流れが乃木坂4年間の道のりにリンクしているように感じた まだ個性も固まっていないスタート段階での大きなライバル設定 センターが変わる事による個性の開花 この流れがいつの間にかこのドラマに引き込まれる一つの要因になっているように思う。 また予定調和を退屈なものととらわれがちだが、期待された場面で期待通りの展開が飛び出すのが特撮の見所であり美しさ、楽しみ方である。 このドラマを鈴村監督に託した時点で私のこのドラマの楽しみ方はそのように自然にシフトされていった そう、このドラマは予定調和の美しさを楽しむドラマであったと考える もし、初森エピソード2が存在するならば今回のエピソード1は世間に向けたメンバー認知回と言えるかも知れない 最終回に近付くにつれ引き込まれていった今回のドラマ このドラマを見て改めて 乃木坂は泣きの演技が1番似合うなぁと実感致しました。 監督始め、メンバー、関係者の皆様真夏の暑い中大変お疲れ様でしたm(_ _)m ここからは、ドラマのワンシーンから見る、100%主観の妄想です。 キレイ、シェリーが練習メニューの切り替えたグラブを置いた瞬間新しいグラブにすり替え、古いグラブを箱詰めにして他国に送っていた。 キャッシュに執着のある権田原が何故ここは寄付なのか？ 不思議に思っていた 次のシーンで私の思いが繋がった。 ななまるが、お父さんが出でいった理由を聞いたシーン お父さんは貧しい国を救うんだ！といって女の人とでていったと そして最終回、権田原と一緒に車に乗るななまるのお父さん ここからは想像 権田原はななまるのお父さんのいる国に送っていたのではないか？ その国で、ななまるのお父さんは監督をしているのではないか？ そうなると世界大会、もしくはオリンピックでななまるとお父さんの対決が実現 というシナリオができるのではという勝手な妄想でした^_^