雪と雲を使って何か文を作れるかな?😃
あるところに雪という名前の女の子がいました。
雪ちゃんが7歳の誕生日を迎えた日。
枕元に箱のプレゼントが置いてありました。
それは大好きな両親からのプレゼントでした。
早速開ける雪ちゃん。
その中には小さなふわふわとした白いものが入っていました。
なんだろう?わたがし?
とっても不思議なプレゼントを持って
雪ちゃんは両親にありがとうを言いに行きました。
でもいつもいるはずのリビングにも
お部屋にも
お家のどこにも両親の姿がありません。
「ぱぱ、ままどこぉ」
雪ちゃんはポロポロと涙が溢れてきました。
雪ちゃんの涙は冷たくすぅーと溶けていきました。
その時箱の中のふわふわした白い綿菓子のような物が
もぞもぞ動き出したのです!
雪ちゃんはびっくりして箱を落としてしまいました。
なんと中の物がふわふわ浮いてきたではありませんか。
雪ちゃんは目をぱちくりして
じーと見つめます。
ふわふわふわふわ
雪ちゃんは勇気を出して近づいていきました。
白い何かを雪ちゃんはつんつんつんつんつんと触ります。
すると…
「もぅくすぐったいよぉ」
何と白のふわふわが喋ったのです。
でも不思議と雪ちゃんは怖くありませんでした。
「ふわふわさん
あなたのお名前なーに?」
「ぼく?ぼくはねくもって言うの。
ねぇねぇお友達になろう!」
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