乃木坂46の高山一実が27日、都内で開催された自身の写真集『高山一実写真集 独白』出版記念お渡し会に出席。高山は写真集の思い出を振り返ったほか、先日同グループ卒業コンサートを実施した西野七瀬について語った。
フィンランドのヘルシンキでロケを行った本作は、図書館、トラム(路面電車)、大聖堂などを楽しむ高山の姿を収めている。発売を迎えた心境を聞かれた高山は「楽しい思い出としても宝物ですし、こうして一冊、たくさんこだわらせていただいて。紙質ですとか、中の特典ですとか。自分の中では幸せ、ただただ幸せという気持ちです」としみじみ。
フィンランドでの一番の思い出を問われると、付録の冊子に使用されている写真に言及し「表紙がポラロイドを使って風景を撮っている私なんですけど、この風景が一番忘れられません」と回想。「言ってみたら、驚きましたね。こんなに日本から離れているはずなのに、少しだけ、(出身地の)千葉を思い出す」と続け、「第二の故郷かなという風に、勝手に思ってしまって」とも。どこが似ているのか追求されると「友達の家らへんに似てて」とのこと。「うちの家の一番近くのセブン‐イレブンさんから、自転車で30分くらいかけたところの景色に似ています」と明かして会場を沸かせた。
西野七瀬の卒業に話が及ぶと「(卒業コンサートの)最終日は、本当に顔がぼろぼろになるくらい泣いてしまって。次の日も実は涙が止まらなくて。いろいろお仕事ではご迷惑をかけてしまったんですけれど、ちょっともう二日経って、今日、元気になってます」とコメント。「ありがたいニュースがたくさんあるので、そのお陰で元気になっているなって思いますし、人はこうして強くなっていくのかなっていう風に思っていますね」と白い歯を見せていた。
高山は、発行部数17万部を超える自身が手掛けた小説『トラぺジウム』にも触れ「(書店で)文章と写真が並ぶっていうのは、それだけでもう胸がいっぱいなので、(写真集が)売れるに越したことはないですけれども、これが残せたということが、私の中では一つの達成だなって思っています」と思いを明かしていた。
『高山一実写真集 独白』は、徳間書店より発売中。
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