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泣くな研修医シリーズは、全部読んでいる。 「やめるな外科医」も当然、読んでいる。 ただ、感想は書けてない。 今回も、感想がお蔵入りになりそうなので、箇条書きしたい。 桜の咲く季節から始まる葵ちゃんたちの物語。 さくら色の表紙に携帯をもち、雑踏の中に佇む隆治が、物語のクライマックスを思い起こさせる。 目と耳だけが異常に冴えわたり、思考が停止した情景を見事に表している。 物語の中に出てくる登場人物、特に、葵ちゃん。「普通の」人生を送りたかった無念の気持ちが、ブルゴーニュレッドのドレスや麦わら帽子に手をかけた写真などから、ヒシヒシと伝わってくる。 誰もがそれぞれの事情をもち、自分が輝ける場所を、人を探している。 命の期限という、切ないタイムリミットを前に、自分と折り合いをつけて旅立っていく。 そんなことを、考えさせられた物語だった。 物語の前半部分は、腹上死?を連想させるような場面もあり、とても現実的な描写もあり藻面白かった。 途中、隆治が「痛みを表現することは難しい」という場面かあったが、是非、 「東日本大震災とオノマトペ」問題も今後の物語に組み入れて欲しい。 ドラマの影響もあってか、凛子の顔が恒松祐里さんとシンクロしてしまっていることは、心にしまっておこう。

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勇のトーク
トーク情報

  • 見城さん、「天国と地獄」の感想に沢山の拍手を頂きありがとうございます。
    言葉できなくまとめきれない感想、書きたくない感想が溢れ出てくる本でした。
    そういった意味でも文章に落とし込むことの難しさを改めて感じた本でした。


  • 「栄光のバックホーム」をやっと観れた。
    開始直前に隣に2人組が座り、恐ろしく咳こんでいた。
    風邪をひいてでも観る映画か?
    そう、風邪をひいてでも観たい映画なのだ。
    「栄光のバックホーム」は!!!

    見城さんの横田慎太郎さんの「バックホーム」のニュースで感動した。という投稿から知る者にとって感慨深いものがある。
    伝説の編集者、見城さんの一端を垣間見た瞬間でもあった。
    秋山監督の執念ともいえる行動力に怖気づいてしまう。
    何と言っても、主演の松谷鷹也さん。良かった。
    ここまで創り上げた横田慎太郎さんは彼の今後の代名詞になると思う。
    あのケツは俄仕込みでは鍛えられない。
    日焼けもさすが。素振りもそう。
    音もシビレる。
    秋山監督の計算には抜け目がない。
    さすが、あのGETスポーツのプロデューサーだ。
    パンフレットにある

  • エンディングにあった、見城さんの言葉。
    「全ての横田慎太郎に捧ぐ」
    まさに。人は自己満足の生き物。
    人を見たいようにしか見ない。
    でも、そうして人は生きてきた。
    自己救済と自己満足を求めて。

    新潟県の燕三条の映画館で観ま
    した。こんな地方でも、沢

  • 劇場に無料の広告パンフレットがあります。
    ほとんどの映画は広告。
    「栄光のバックホーム」のパンフレットだけ、見開きで憧れが映っている。
    何に感動するかって、そういうところ。
    ただ金儲けのためのエンタメてはない。幻冬舎フィルムに乾杯

  • 見城さん、秋山監督、リトークありがとうございます。