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「死という最後の未来」石原慎太郎 曽野綾子 著(幻冬舎文庫)を読んだ。 石原慎太郎さんと、曽野綾子さんの「死」に対する捉え方の違いに興味を惹かれる。 石原慎太郎さんの思考のもとになっている引用文献の多さに度肝を抜かれる。 石原さんは、生涯、書き続けたいという強い意志があり、「新しい主題」が見つからないことが不安だという。 一方、曽野綾子さんは、キリスト教を思考の軸に話されている。 中でも、聖書の中の「ヘリキア」という言葉の解説が面白い。 ギリシャ語で意味は3つほどあると言う。 「寿命」「その職業に適した年齢」「背丈」の3つ。 すべて、自分ではどうにもならないことばかり。 「死という未来」という主題に人類は何千年と考え、想いを巡らせてきたのだなぁ と感じた。 最後に、石原慎太郎さんの言葉を。 「命ある限り自らを鼓舞して、輝かせていくしかない。僕はまだこれでもかというくらい、やりますよ。その気持ちを幕が下りる、その瞬間まで持ち続けていきたい」。 歳を重ねれば重ねるほど、このような言葉の力を借りねばならぬ。 肉体の凋落が精神までも影響し、言葉までも弱気になってしまう。 他者ばかりを気にして自分の人生を蔑ろにしてしまう。 見城さん、とても刺激になる本をありがとうございました。 次回は、この本でも紹介されてた、石原慎太郎さんの「法華経」でも読んでみるかな。

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勇のトーク
トーク情報

  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7」中山祐次郎 著 (幻冬舎文庫)を読んだ。
    藪医師こと中山祐次郎 先生のメッセージが込められた作品だと思う。 
    大腸がん検診、便潜血検査を定期的に受診をしていれば救えたはずの命。
    命の「繋がり」。
    引き継がれたものを次の世代へと引き継ぐ。
    死に対する恐怖や不安も、自分自身が「つなぎ役」になることによって、柔らげることができる。
    そんなことを痛烈に感じた。

    「迷うな女性外科医」を読みながら、必要以上に自分の体験と物語がクロスオーバーしていた。
    つまり、映像的たった。
    他には、「ずっと やりたかったことをやりなさい」ジュリア キャメロン著 などのモーニングルーティンもしてみたくなった。
    頭の中にあるものを全て吐き出す。
    小説の中の「グリーフワーク」と近しいものがあると感じた。

    それにしても、中山先生は、感情の揺さぶりが上手い。
    涙が自然と溢れる瞬間が何度もある。
    感情のツボを押す技術が高い。
    想像するに、手術の手技も抜群の安定感なのだと伺いしれる。
    焦って失敗を繰り返してしまう自分自身からは羨ましい限りだ。

    いずれ、映像化されると思います。楽しみです。
    見城さん、素敵な本をこの世に送り出して頂きありがとうございました。
    中山先生、物語を通して沢山の学びをありがとうございます。激務の中、身を削り、執筆して頂きありがとうございました。
    感動しました。


  • 見城さん、「迷うな女性外科医 泣くな研修医7」のリトーク、ありがとうございます。
    励みになります。


  • ゴメンナサイ。
    つい、謝ってしまうほどワクワクします。
    見城さん、会話が面白すぎます。
    ラジオならではの見城さんの気遣いを感じることができます。
    時代をつくってきた方々の会話から、とてもつない学びを得ることができます。
    まだ、3回しか聴き直してないですが、聴けば聴くほど新たな発見があり楽しいです。
    特に、ラジオの終盤にかけて話が盛り上がり、続きが聴きたくてたまらなくなってきました。
    ネットでしか林真理子さんの現況を知ることができなかったので、日大に対する想いが聴けて良かったです。
    是非、見城さん編集で林真理子の本を作り上げて欲しいです。
    総合プロデューサーの秋元さん。
    見城さん、ありがとうございました。

  • ↑見城さん
    お忙しい中、リトーク頂きありがとうございます。
    尾崎豊さんの楽曲の数々のエピソードにて。
    事実を盛らずに正確に話すことで、誠実さが伝わることを改めて感じました。
    ありがとうございます。

  • 見城徹見城徹
    投稿画像

    見本が上がって来た。読み始めたら止められなくなった。もう泣きそう。
    [スタンド・バイ・ミー]日本版。12月18日発売です。


  • 誰にも忘れられない夏の日。
    僕にとってのその一日は、クライフ監督がスタンドの僕らに手を振ってくれた日でもあった。
    1990年、夏だった。

    「あの夏のクライフ同盟」増山実 著(幻冬舎)を読んだ。
    クライフ同盟と同じように、僕も目新しい人や物との出会いは、全て、雑誌や本からだった。
    世代や地域が違うのに、「憧れ」との接触の仕方が、僕の人生とシンクロする。
    これだけの細かい情報を詰め込んだ小説なのに惹きつけられてしまう。
    「官能」という言葉に妄想。
    五感から入る情報に敏感に反応し、過激に妄想する。
    「あるあるネタ」のオンパレード。
    「あの夏のクライフ同盟」一冊さえあれば、初対面の人とでも話ができる。
    そんな小説だ。
    古書店の主人が言う。
    「大人になったらな、そげな本はなんぼでん、買える。けんどな、その時、お金を払うた時に、失うもんもある。」
    「しっかりと目に焼き付けて、いつでも取り出せるようにしちょけ。」
    まさに、その通りである。
    目に焼き付けて、いつでも取り出せるようにしておく。
    僕が、クライフ監督を間近でみた日。スタジアムには、米米CLUBの「浪漫飛行」が流れていた。
    旅立たないとな。

    見城さん、過去の自分を思い出す、良いキッカケになりました。
    書籍の紹介、ありがとうございました。

  • ↑見城さん、12月の多用の中、リトークありがとうございます。
    「あの夏のクライフ同盟」の頃と、なんら頭の中は変わってないと痛感しました。
    せっかく、この世に生まれてきたので、あの頃のように、もっと五感を研ぎ澄ませていきたいと思います。
    ありがとうございました。

  • 見城さん
    誕生日おめでとうございます!
    この一言を伝えることができる喜びを感じています。
    まさに755は奇跡のSNS。
    このような場を提供して頂いている、藤田さん、ありがとうございます。