今から16年前の倒産時に気持ちの上でとてもお世話になった先輩が最近、不遇を得て人生の谷へ落ちてしまってることに私で出来ることは微力ですが最大限、何でもする覚悟でお付き合いさせて頂いています。 しかし、ご本人の行為でしか、その状況から抜け出すことが出来ません。気落ちするのも凄く分かりますけど、愚痴や言い訳を言っていても仕方がない。 そんなことは言われなくても人生経験の豊富な人なのだから分かっているでしょう。それでも理不尽に苛まされ、落ち目になって安目を売りまくってる状況に僭越なのですが、大変生意気なことを申し上げてしまい、とある一冊の書籍を薦めさせて頂き、【ラーゲリより愛を込めて】をぜひ一度DVDで観て下さい。とだけお伝えさせて頂いた。 なので私もこの機会に【ラーゲリより愛を込めて】を改めて観て、人を激励するつもりで観たら自分もまたまた号泣してしまいました。 戦争と言う理不尽。生きるという過酷。 それを支えた家族と友人。 言葉こそが人が生きた証を残せる唯一の行為。 我が妻に、我が子供たちに、何を父親として残してあげられるだろうか。 ひとりの漢として、子供たちにありったけの想いを伝えられるように言葉を行為で、行為を言葉で現せるようになりたいです。 何を感じ、何を想い、何をしたのか。 死ぬ間際に少し微笑みながら『ありがとう。』と妻や子供たちへ言って死んでいく為に、今を全力で生きようと想います。 何をもって人に記憶されたいのか。 友を見捨てない。強い漢で居たい。