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斉藤徹
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「心の距離は、言い合ってこそ近づく。」 先輩の31年間の退任祝い。 節目の夜は、感謝と尊敬に満ちた、とても温かい時間だった。 だけど、そのあと―― 仲間のはんちゃんと、ちょっとした言い合いになった。 きっかけは、お金のこと。 でも本当は、それだけじゃなかった。 俺は、気を遣っていたつもりだった。 「はんちゃんに負担をかけたくない」 そう思って、自分なりの判断をした。 でもそれは、結果的に―― “対等な仲間”として見ていなかったのかもしれない。 はんちゃんははんちゃんで、 「自分にも矜持がある」 「相談もなく決められ、そのうえ感謝が足りないと言われたことが悔しかった」 と、まっすぐに気持ちをぶつけてくれた。 そして彼はこう締めてくれた。 「でも、いろんな配慮があってのことだと理解したから、もう大丈夫」 「これからも戦友としてよろしくな」って。 真っ直ぐにぶつかって、 真っ直ぐに受け止め合った時間だった。 あの先輩の退任祝いの夜に、 俺たちの関係も、ひとつ深まった気がした。 金じゃない。建前でもない。 魂でつながれる関係こそが、人生の財産だと思う。 また、みんなで笑おう。 かっこいい50代を迎えよう。 あの日の先輩の背中みたいに。

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  • 斉藤徹
    斉藤徹
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    答えが出ないまま、それでも立っている。それは、人が本当に強くなる瞬間だ。正解も保証もない。報われるとも限らない。それでも、自分の足で踏みとどまる。それは愚かさじゃない。希望でも、信念でもないかもしれない。でもその姿こそが、人間が人間である証なんだと思う。たとえ言葉にできなくても、たとえ心が揺れていても、それでも立っていること。それがすでに答えなんだ。

  • 斉藤徹
    斉藤徹

    今日で今期の決算を迎えました。正直に言えば、もっと成長させたかった。数字としても、体感としても、倍々で進みたかった。だけど今期は、ガバナンスを整え、土台を見直す踊り場だったと思う。それが必要だったことも、頭ではちゃんと分かってる。でも…やっぱり悔しい。
    だからこそ、来期は抉る。言い訳の余地をなくすくらい、徹底的に、愚直に、挑み続ける。成長させる覚悟はもう決まってる。ここから。絶対に這い上がる。

  • 斉藤徹
    斉藤徹
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    自分が変われてきたのは、きっとパラドックスを引き受けられるようになったからだと思う。強がりの裏に隠してきた弱さも、まっすぐな理想と現実に折れてしまう自分の矛盾も。それらを否定せず、そっと抱えてみた。
    見ないふりをやめて、不器用なまま受け入れてみたら、少しずつ、世界の見え方が変わっていった。
    自分が弱いからこそ心が折れないように必死で強がっていたんだと思う。大丈夫って言葉で、いつも自分を励まし守ってた。かっこ悪い自分を見せたくなくて、情けなさや不安を、笑顔で塗りつぶしてた。でも本当に変わり始めたのは、その隠してきた自分を、少しずつ受け入れはじめたときだった。折れそうな自分に、それでもいいと言えた瞬間、心は折れずに、しなやかにしなった。強さって、隠すことじゃなかった。むしろ、弱さを抱きしめることだった。
    弱さを隠すことが強さだと信じていたあの頃の自分に、今ならこう伝えたい。そのままで、大丈夫。ちゃんと前に進めるよ。って。

  • 斉藤徹
    斉藤徹

    5年前、見城さんに初めて書いたあの手紙
    いつか、公開したいと思っています。
    振り返れば、あの一通こそが、
    矛盾を引き受けて生きていく覚悟の、始まりだった気がします。

  • 斉藤徹
    斉藤徹

    頼み事をして、引き受けてくれた。
    あのとき見せてくれた男気は、一生忘れない。
    でも、引き受けてくれなかった人もいた。
    その冷たさや迷いの中に、僕は何度も立ち尽くした。感謝と同じくらい、悔しさも心に残っている。
    器が小さいのかもしれない。でもそうなったのも、全部、俺の日頃の行いだ。

    結局、自分が蒔いた種の上にしか、人生は咲かないんだなって思う。

  • 斉藤徹
    斉藤徹

    マッサージに立ち寄ったあと、工事の進捗が遅れている秋谷へ。サンセットを眺めながら、ただ静かに過ごす。遅れの原因を誰のせいにもせず、ただ一日でも早く、無事に終わってくれることを祈るのみ。それでも僕は、ストレスがある方が楽しいと思っている。何も起きない人生なんて、きっとつまらないから。

  • 斉藤徹
    斉藤徹

    見栄の挑戦からは、何も生まれない。誰かにどう見られたいかを意識した瞬間、その挑戦はもう、ブレ始めてる。恐れに飲まれながらでもいい。裸の自分で飛び込んだときにしか、誰かの心は動かない。人生を変える火は、そこでしか灯らない。今期のテーマは、抉る。後悔のないように、生ききる。