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トーク情報- 藪 医師(中山祐次郎)
藪 医師(中山祐次郎) あの時やめなければ、私はいまもあの東京の一流病院の外科医として、すいすいと人生を歩んでいたように思います。
見城さんから学んだ人情だけが噴出し、勢いだけで行った福島。苦しい臨時院長生活。そして郡山に移ってから干された日々。 - 藪 医師(中山祐次郎)
藪 医師(中山祐次郎) 福島なんて来なければ良かった。何百回そう思ったかわかりません。友人も親戚もおらず、職場ではまったく歓迎されず。
あまりに辛かったので、正面突破するしかない、そう思い切ったことを覚えています。 - 藪 医師(中山祐次郎)
藪 医師(中山祐次郎) でも、福島で優しい人たちにもたくさん出会うことができました。苦しいから正しいのだ。そう言い聞かせ、僕は無我夢中で手術と研究と執筆に向かいました。おかげでロボット手術の教科書を書いたり、博士号を取れたり、小説をたくさん出して頂くことができたり。神様は見ていてくれてるのかもな、なんて思うこともありました。
藪 医師(中山祐次郎) 三上雅博三上雅博 ↑
中山先生、リトーク有難う御座います。
755で知る、心震えるドラマティックな物語。苛酷を選んで進むその壮絶な人生に敬服致します。いつも背中を見せて頂き、励みにさせて頂いております。
「自反而縮 雖千萬人 吾往矣」 自ら反みて縮くんば、千万人と雖も、吾往かん
ーーー孟子
その、心意気。親父に教えて頂いたこの言葉を思い浮かべます。
いつもお忙しい中、僕の拙い文章に沢山の拍手を頂きまして誠に有難う御座います。- 藪 医師(中山祐次郎)
藪 医師(中山祐次郎) 三上さん、こちらこそありがとうございます。私の人生は苛酷なんてものはないです、ただおおげさに辛がるだけ。千万人といえども、なんてことはなく、私の邪魔をするのは一人か二人でした☺️
- 藪 医師(中山祐次郎)
藪 医師(中山祐次郎) 福島から離れて四年余りがたち、福島に行ったことをやっと総括できるようになってきた。正直なところ、上司のトラウマがまだ抜けない。
だが、自分は、自分のために福島へ行ったのだ、ということを改めて思う。自分を利するために行ったのに、少しもてはやされてヒーロー気分を味わっただけなのだ。そのあさましさたるや。