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吉田真悟

僕は師・角川春樹の差し出す無理難題に正面突破し全力で応えてきた。 | たった一人の熱狂――仕事と人生に効く51の言葉 | 見城徹 | cakes(ケイクス) https://cakes.mu/posts/8598 心に決めた人を裏切るな  小学館から出た矢沢永吉の単行本『成りあがり』は、僕が角川書店に入社した頃の大ベストセラーだった。当時は小学館に文庫はなかったから、当然文庫本は小学館の系列会社である集英社で出るものと誰もが信じて疑わなかった。  しかし角川春樹さんは「見城、『成りあがり』を角川文庫に持って来れないかな」と言う。  誰もが考えもせずに「それは無理でしょう」と答えるはずだ。大ヒットした『成りあがり』は、当然のことながら集英社で文庫化するに決まっている。そのルールをひっくり返すなんてことは、業界の常識としてありえない。  だが僕は「わかりました」と言って正面突破で交渉を始めた。  その当時、僕は最高トップである角川春樹さんとの信頼関係を死守し、どんな難題も可能にして見せると心に決めていたのだ。  矢沢永吉の事務所を訪ねて毎日毎日しぶとく交渉を重ねるうちに、とうとう事務所の社長は根負けしたらしい。角川で文庫化する替わりに、常識では考えられない条件が提示された。映画館の予告編やテレビのスポットにコマーシャルを打てるかと言って来たのだ。文庫本でそんな宣伝をするなんてことは、通常では考えられない。  しかし、諦めきれない僕は会社へ戻ってから原価計算してみた。すると文庫本が50万部売れれば、それだけの宣伝費を投入しても十分ペイすることが解った。僕の中では2割の不安が残っていたわけだが、50万部どころか、100万部のミリオンセラーを狙えるという確信も8割方あった。  もし50万部を達成できなければ、テレビや映画館で打った広告費を回収できず大変な責任問題になる。臆病と不安に怯えながら、「やるしかない」と僕は決断した。こうして僕は、小学館から角川書店に『成りあがり』を強奪したのだ。  結果的に『成りあがり』は100万部を超えるベストセラーになった。CM出稿料は悠々と回収し、矢沢永吉も角川書店も大きく潤った。不可能を可能にする僕の戦いの原点は、『成りあがり』をめぐる正面突破の交渉にある。

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前略 見城先生
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  • 吉田真悟
    吉田真悟
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    長吉秀夫著
    『あたらしい大麻入門』 (幻冬舎新書 754)

    2024年12月12日「大麻取締法」改正法施行!
    改正のポイントは3つ。
    医療大麻の合法化、THC濃度による規制、使用罪の適用で最長懲役7年の厳罰化!

    多くの日本人は、大麻は一度でも手を出したら人生を台無しにすると認識し、政府も厳格に規制してきた。だが、欧米では大麻の研究が進み、重篤な依存性や有毒性がないどころか、多くの疾病に対する薬効成分があることも解明されている。
    日本でも大麻取締法が全面改正され、2024年、医療大麻が解禁。他方、新たに使用罪が適用され厳罰化されたのは、国際的な規制緩和の潮流に逆行している。
    いったい大麻の何がダメなのか? 
    改正法のポイントを解説しながら日本の大麻政策に異議を唱え、大麻の有用性を説く最新大麻読本。


    ◎相撲の横綱も神社の注連縄も、大麻でできている
    ◎GHQの占領政策として制定された大麻取締法が、初めて全面改正された
    ◎日本では大麻の有害性について科学的検証が行われていない
    ◎CBDオイルによる小児てんかん治療が、医療大麻解禁のきっかけ
    ◎厚労省が定めたTHC残留限度値0.001%に、不安を覚えるひとたち
    ◎所持罪に加え使用罪も適用され、最長懲役7年に厳罰化する時代錯誤
    ◎海外のスポーツ選手は疼痛緩和、疲労回復、抗不安に大麻を活用
    ◎地球の環境改善をもたらす産業大麻に立ちはだかる壁

    著者について
    ノンフィクション作家。大麻問題を考える任意団体「クリアライト」副代表理事。東京国際カナビス映画祭プロデューサー。ステージプロデューサーとして活動する傍ら、大麻やストリートカルチャー、スピリチュアリティなどを題材とした執筆や講演会を行っている。 大麻に造詣が深く、法改正や大麻による地球環境改善に関する活動を1980年代から続けている。『大麻 禁じられた歴史と医療への未来』(コスミック出版)ほか著書多数。

  • 吉田真悟
    吉田真悟

    1日(同2日)に歴史に残る衝撃の大型トレードでレイカーズは、アンソニー・デイビスを放出し、マーベリックスからルカ・ドンチッチを獲得した。😱

    レブロン「でっちあげだ!」 ADとドンチッチ含む衝撃トレードを聞いた心境吐露…ADとの電話も明かす(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース レブロン「でっちあげだ!」 ADとドンチッチ含む衝撃トレードを聞いた心境吐露…ADとの電話も明かす(スポニチアネックス) https://news.yahoo.co.jp/articles/36ce6ebeefbd45dc0023c732fbe3bf67d67933d0

  • 吉田真悟
    吉田真悟
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    倉本聰さんの自伝『破れ星、燃えた』が思いの外良かった。自分も昭和を振り返って泣けて笑えてジーンときた。

    読書は毒と薬を一緒にドバッと身体に入れている感じで、発熱し眩暈がし最後は気持ち良くならなくちゃって思う。

    それを麻薬と言うのだろう

  • 吉田真悟
    吉田真悟
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    昔『ライスカレー』というドラマがあって齧り付いて良く観ていた。
    倉本聰さんの脚本だったんだなぁ。

    『北の国から』で富良野の地域おこしに成功した事でカナダ政府がバックアップして日テレで制作が進んでいたのだが、社内で人事異動があり、新しい担当者が却下したため、フジテレビにそのまま話しを持って行き、ねじ込んで世に出たドラマだ。その時の編成局長はなんと日枝久氏だそうだ😅

    フジテレビが何かと良く出て来た