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前略 見城先生
トーク情報
  • 吉田真悟
    見城徹見城徹

    奥山大史監督[ぼくのお日さま]を観た。
    [吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年。選手の夢を諦め、恋人の地元でスケートを教える男。コーチのことがすこし気になる、ませたスケート少女。田舎街のスケートリンクで、3つの心がひとつになって、ほどけてゆくーー。雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋たちの物語。]と映画紹介ビラにある。
    正に正にその通り。台風の朝、映画が僕の胸に染み渡った。涙が込み上げる感動的なラスト!
    主演の子役2人。越山敬達と中西希亜良を自分の腕で抱きしめたい。奥山大史監督。何という怖るべき才能!9月13日全国公開。

  • 吉田真悟
    見城徹見城徹

    主題歌はハンバート ハンバート[ぼくのお日さま]。つまり、この曲が原作と言ってもいい。
    クレジットのシーン。歌詞が表示されながらこの曲がかかると、もう堪らない。

  • 吉田真悟
    吉田真悟

    2024/10/16
    映画『ぼくのお日さま』(10/11、TOHOシネマズシャンテにて観映)

    えっ、ここで終わるのか?
    時間の感覚が麻痺し、あっという間の90分であった。
    エンドロールにハンバート ハンバートのテーマ曲の歌詞がスケートの軌跡のごとくキャスト名を彩り・踊りまくる中、拙い記憶をたどり想い出す。なにか、見落としていないか?大事なメッセージを。

    「ぼくはことばが
     うまく言えない
     はじめの音で
     つっかえてしまう

     だいじなことを
     書おうとすると
     こ こ こ ことばが
     の の のどにつまる
     
     こみあげる気持ちで
     ぼくの胸はもうつぶれそう
     きらいなときはノーと
     好きなら好きと言えたら...」
     ※「ぼくのお日さま」より
     
    感情が噴き出し、ことばがのどにつまる、そこでフリーズしたまま5日が経ってしまった。(-"-)

    その日、劇場に入る前から、そもそも感情が揺らいでいた。
    明らかにロマンス詐欺に引っ掛かっているであろう友人のために何も出来ない無力感を感じつつ観始めたからか、変な方向にスイッッチが入った様だった。

    以下、妄想の独り言。(ネタばれ含む)

    吃音の少年タクヤ(越山敬達)、フィギュアスケートに打ち込むさくら(中西希亜良)とそのコーチの荒川(池松壮亮)の3人のとある北海道の田舎町で起きる、ひと冬の出逢いと別れの物語であった。

    外野でノックを受けながら初雪に見惚れるタクヤが、
    まもなくさくらに一目ぼれして、アイスホッケーそっちのけでフィギュアスケートにのめりこみ、荒川の指導でさくらとのアイスダンスが目まぐるしく上達していく。

    凍った湖に荒川のVolvoで訪れた3人が戯れるシーンや陽の光が挿すスケートリンクでタクヤとさくらがペアで踊るシーンは泣いてしまうほど美しかった。

    荒川を中心に二人の成長とその三角形がずっと続くとの予想が裏切られる。
    荒川と訳ありの恋人が二人でいるところをさくらが目撃してしまい恋心の裏返しと潔癖さと残酷さでもって荒川を傷つける。
    二人と決別したさくらがドビュッシーの「Luna」をバックにソロで踊るシーンは
    凛々しくもあり、誰も責められない状況で悶々としてしまう。

    雪が解けて春になり、結局荒川は引っ越してしまう。
    中学生になったタクヤがまっつぐな道でさくらと出逢うところで映画は終わる。
    はたして、タクヤは好きだったさくらに声を掛けられるのか?
    荒川とさくらの誤解を解けるのか?皆、想像してみて欲しいね。

    タクヤ役の越山敬達君の笑顔に癒され救われる。僕にとってのお日さまは彼である。そして直ぐに汚れた自分や友人を思って落ち込むのであった。もう全てがどうでも良くなり、吞んだくれて、大事な人からの電話も忘れて、屑っぷりを演じてしまった。

    罰として今、酒をやめております。←5日が1ヶ月に感じる。

    人生はやり直しがきかないが、たびたび振り返った方が良いな。セリフ少なめ雪マシマシで素敵なシーンが満載で、観終わるとほっこりと癒され、体温が2℃は上昇するだろうこの映画を観ながらね。

    ロマンスの神様、一刻も早く友人の目を覚まさせてくださいませ。アーメン。

  • 吉田真悟
    てんあつてんあつ

    『ぼくのお日さま』歌:ハンバートハンバート
    作詞:佐藤良成
    作曲:佐藤良成

    ぼくはことばが
    うまく言えない
    はじめの音で
    つっかえてしまう

    だいじなことを
    書おうとすると
    こ こ こ ことばが
    の の のどにつまる

    こみあげる気持ちで
    ぼくの胸はもうつぶれそう
    きらいなときはノーと
    好きなら好きと言えたら

    あたまにきても
    ことばがでない
    く く く *******
    これじゃ勝てないね

    家に帰れば
    ロックがぼくを
    待っててくれる
    ボリュームあげるよ

    歌ならいつだって
    こんなに簡単に言えるけど
    世の中歌のような
    夢のようなとこじゃない

    ひとことも言えないで
    ぼくは今日もただ笑ってる
    きらいなときはノーと
    好きなら好きと言えたら

    こみあげる気持ちで
    ぼくの胸はもうつぶれそう
    泣きたきゃ泣けばいいさ
    そう歌がぼくに言う