前略 見城先生
トーク情報- 吉田真悟
吉田真悟 ↑この方のXより
愈々、阪神・横田慎太郎選手を描いた映画「栄光のバックホーム」の公開日となりました。
私的には初日に観に行く気でいたのですが…やはり無理の出来ない体調の為に先延ばしになるを得なくなりました。
現役時代も今も大好きな選手で…私の誕生日に引退試合をされ、場所は違えど同じ「がん」と闘っている事を担当の看護師さんに話したら…
「本当にお好きなんですね、運命ですね」
と言われた事を思い出しました。
今年、8月4日に「がん告知」を受けてから怒濤の日々を送って来ましたが…幾度となく心身共に折れそうになりつつも周りの方々や、関わって下さった方々のお陰で生きて来れました。
勿論、横田選手の存在も。
いつも…本当に有難うございます。
私も中々見通しが立たない中で恐怖や不安も沢山ありますが、与えられた生命「与命」を然と全うしたいと思います。
#方法は無限大可能性は永遠の海
#がんサバイバー
#卵巣がん
#子宮卵巣全摘
#抗がん剤治療中
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どうぞ皆様に沢山の光があります様に。
(スマホを打ちながら既に涙と鼻水が…) - 吉田真悟
吉田真悟 ↑ここのポップバースミックスのイントロダクションの文章に引き込まれてしまった。
阪神タイガースの若き外野手として将来を嘱望された横田慎太郎。背番号24を背負い、さらなる飛躍が期待された矢先、彼を襲った脳腫瘍。21歳での発症、そして引退。だが、彼の名は決して消えることはなかった。最後の試合で放った“奇跡のバックホーム”——あの一球に宿った魂は、野球ファンのみならず、多くの人々の心に深く刻まれ続けている。
その一球の背後にある人生のドラマを紐解くように、横田自身の著書『奇跡のバックホーム』、さらに家族と共に歩んだ闘病の日々を記したノンフィクション『栄光のバックホーム』が映画化された。本作『栄光のバックホーム』は、見城徹と依田巽が製作総指揮、『20歳のソウル』の秋山純が企画・監督・プロデュースを務め、幻冬舎フィルム第一回作品として誕生した渾身の一本である。
本作が描き出すのは、アスリートとしての横田慎太郎だけではない。家族、仲間、恋人——支え合う人々との時間に宿るかけがえのない日々、そして亡くなる直前まで彼が見せ続けた凛とした生き様だ。主人公・慎太郎を演じる新人・松谷鷹也は、横田本人から譲り受けたグラブを手に“奇跡のバックホーム”を見事に再現する。亡き本人の想いを背負ったその芝居は、単なる演技を超え、まさに継承の瞬間として胸を打つ。
W主演として慎太郎の母・まなみを演じるのは鈴木京香。息子を支え続けた母の揺るぎない愛と静かな強さを、余計な装飾を排した気品ある演技で体現し、映画に深い陰影をもたらす。脇を固める俳優陣も秀逸で、日本映画界屈指の実力派たちが慎太郎の軌跡に温度と厚みを与えている。
主題歌に選ばれたゆずの「栄光の架橋」は、慎太郎自身の心の支えであり、現役時代の登場曲でもあった。不思議な縁のように、阪神が18年ぶりのリーグ優勝を果たした2023年、甲子園で4万人の観客が彼に向けて大合唱したその歌が、本作では物語の情緒を決定的に締めくくる。
夢を追い続け、野球を愛し、家族を愛し、人を愛した若者の短くも濃密な人生。
その姿は、スクリーンを通して私たちに問いかける——「あなたは、自分の人生をどう生きるのか」と。
『栄光のバックホーム』は、喪失の悲しみを抱えながらも、前を向く勇気をそっと手渡してくれる、真摯で力強いヒューマンドラマである。



