ナナ散歩だよナナ散歩だよ2024年07月20日 22:26 濫觴軽んずるなかれ… 二千二十四年 猛暑夏 室外機から吐き出される 我慢の限界が 使い古しのポスターを 引き剥がす 権力の中に身を潜めている 余りに人間的な悪魔が 縛りつけられた自由から 悦び逃げ回っている 破滅へと突き進みながら それを天職と信じて疑わずに…
ナナ散歩だよナナ散歩だよ22日前いつものようにナナ散歩で外に出ると見上げた空が迷っている青空が見え隠れ朝焼け雲が漂いとうとう小雨が歌い出したナナのカッパを着せに家に戻ろうか迷ったけれど雨模様の朝はいつも少し温かい気分はこのまま歩いてゆこう…来るものは・・・去るものは追わず例外がひとつ有って嫌がるナナに頬ずりをすること娘を抱っこ出来なかったことが頭をよぎる…ナナ散歩眼で追いながら降って涌く無常な気分をやり過ごして、ゆく…雨が止んだようだけど青空がクリーム色に変わった色も心も一緒に歩んでゆくゆっくりゆくり…5
ナナ散歩だよナナ散歩だよ20日前トランプカードを切った途端アリ地獄がイシばかげろうにっちもさっちもどうにも pull down…おボれるものひさしからずはるのよのゆめのごとし…願いたいね人間万事塞翁が馬… 18
ナナ散歩だよナナ散歩だよ15日前凛としたすきま風が呟いた…遠くを良く見るのに眼鏡が欠かせないにもかかわらず手元を良く見るのに眼鏡が邪魔をする眼鏡があっちこっちひとりぼっちふて腐れたようにレンズが曇り始めるますます見えにくくなってゆくさらに置き忘れた眼鏡を探すのに眼鏡がなくて苦労する最近身体が誤魔化せなくなってきた…目眼も耳実も鼻名も口知も死の始まりを真っ直ぐ伝えてくるこんなときは…漱石の小説群を懐かしく読もうと思いつく虞美人草からかな…松園の序の舞を思ひ浮かべ神経衰弱をしながらめくれた心に無邪気な素数を並べてみるみるにたえないよのいつわりいたみのはげしいよのめがね………………7
ナナ散歩だよナナ散歩だよ11日前https://youtube.com/watch?v=tlQAYw5owLo&si=zHIfuFf7pNwYOXEiナナの散歩道に昨日と違うプラネッツ インターフェイス…27
ナナ散歩だよナナ散歩だよ6日前眠りが浅く眠気が早い劇夢第二幕から始まり見終えた夢迷に襲われる…目覚めの寝返り出来ない続く左胸の痛みに湿布をハッタリして沈痛役不足を嘆いて命の気紛れに立ちすくんでいる傷みが激しい…痛みがたくさん走り始めたこの頃浅い眠りを繰り返す生まれて死んでを繰り返すやれやれ目覚めた眼で夢の続きを見てるなんて痛みを忘れる眠りにまた戻るとしようか…3
ナナ散歩だよナナ散歩だよ5日前清濁併せ呑む大海の静寂に包まれて厭悪する世界が充満し始めている支離滅裂な言葉で薄っぺらな心情を隠したつもりでいる偽善者たちの蠱毒使いこのまま曲面を平行線が走り抜けてゆくつもりらしいビッグバンは夢のあと…笑止 …。 2
ナナ散歩だよナナ散歩だよ2日前プロセニアムの彼方でふざけた物まね三文芝居…舞台にはなく劇場にある真実のカタルシス…朝のナナ散歩を終え薪ストーブに火を入れる揺れる炎を見ながらモカ珈琲を淹れる立ち上る湯気の向こうでいつもの野鳥たちが集まってピーナッツを啄む姿を楽しむ…日常生活の流れに乗っていると薄っぺらな額縁の中のストレス世界の禅問答に耐えられなくなってくる人生の後半戦痛みはそれぞれ拡がってゆくばかりせめて小さなポッケに入る日々の幸せを拾い集めておこうおはようナナ散歩だよ。。。3