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Mizuno Toshinori

まったりさんのブログ  より https://ameblo.jp/sonna77-mattarisan/ ガラスを割れ!考察【欅坂46】 こんにちは、まったりです。 ガラスを割れ!を考察してみたいと思います。 【MVから】 https://www.youtube.com/watch?v=A2k6ZO6B0A8 冒頭の平手は、エンジンのかかった車の後ろにいます。息を切らしていることから、何かと戦った後に逃げてきたという設定なのではないかと思います。 そんな弱りきった平手を、ソファーに座って画面越しに苛立った様子で、もう一人の平手が見ています。 この二人の平手は、過去と未来の平手ではなく、どちらも"現在"の平手です。 精神世界の平手が、テレビに映る平手を蹴る(ガラスを割る=自分の限界を突破する)ことによって、現実世界の平手が動き出します。 みんなを引き連れて、もう一度敵に立ち向かいだす平手。 その後、精神世界の平手は、戦って傷を負った象徴である、ギプスを燃やします。 平手の服が赤いのは、炎を意味してるからです。(リバーシブルで1人だけ赤を着てる) 他のメンバーも、心の内に炎を秘めているので、服の裏地が赤くなっています。 よくよく周りを見ると、車が燃えています。逃げる道具は平手という炎に燃やされたみたいです。 ダンサーは、敵を表しており、平手率いるチームとダンサーチームが戦います。 敵は自分達を飼い慣らそうとする大人だったり、社会だったり、ファンだったり、アンチだったりするわけです。そして、0:53で完全に平手率いる欅坂チームが勝利します。 ここで、平手が孤独になる決意を固めました。 集団で踊ってるシーンは、現実世界で目の前のガラス(敵あるいは自分自身)を割る(戦う)シーンであり、一人で工場で踊ってるシーンは、戦うことで苦しんでることを表しているシーンです。 1:00あたりで精神世界の平手が水溜まりを蹴っています。 以前、違う歌の考察でも述べたように、欅坂の世界観では、雨や海や川や水溜まりなどは、苦しみや社会の汚さを意味しています。 自分を写し出し、社会の汚さを象徴する水溜まりを、平手は蹴って、反抗します。 前へ進みながら踊っているのは、見えにくいガラスを割っている比喩です。 平手が1:30でメンバーたちをその強さで従わせる(屈ませる)のは、平手という主人公が犬ではない、屈しない人物であることを意味しています。 直前に平手は苦しそうな表情をしており、孤独になる辛さが存在することを示しています。 しかし、辛いけど戦うのが楽しいという表情もMVで何度かしてます。 平手が人でできた壁の間を、踊りながら前に進んでくるシーンは、噛みつきたい気持ちを抑えるメンバーと、平手というただ1人反抗する強い人物の対比であり、その両者の間にはガラスがあります。 平手はすでにガラスを割った存在であり、他のメンバーはまだガラスを割れていないわけです。 平手が地面に倒れながらもがくシーンは、常に傷つきながらも立ち向かう姿を表しています。 その後に、何組かのメンバーに分かれて踊り、さらにその後、平手という"強さ"と、平手に対する他のメンバー奮闘シーンとなっています。 2:12あたりのサビで、平手なしでメンバーたちが歌っているのは、"平手"という圧倒的存在に対して、ゆいちゃんずというメンバーを筆頭としながら、戦っているからです。 その後も、精神世界での平手は戦い続けていて、現実世界の平手(マイクを持ってソロで歌っている平手)もまた、"戦うなら孤独になれ"という歌詞の通り、孤独に戦ってい群れているメンバーと、孤独に戦う平手の強さの違いは、まだ続いています。 一人一人が熱い炎を心の内に抱いているのに、その炎をさらけ出せているのは平手しかいないのです。(平手以外のメンバーの裏地の黒さ、平手だけが赤い衣装の意味。) 2:40あたりで、平手を中心にして他のメンバーが囲んでいるのは、平手対他のメンバーという構図です。 苦しそうな表情の平手。 平手に負けたくないというメンバーたちの気持ちと、孤独に戦う平手の対比は、見事です。 平手が体を大きく回して、他のメンバーがそれに跪くシーンは、平手の勝利を意味します。 群れていてはダメなんです。"孤独"こそが一番強いのだと、証明しました。 不協和音と同じで、"支配したいなら僕(平手)を倒していけ"という訳です。 光に向かって歩きだす平手、3:00の右端の窓の外に、カモメが飛んでいます。 新宮監督は欅坂のMVでカモメをよく登場させますが、カモメとは海を航海するときの自由の象徴です。 つまり、平手は自由になったわけです。 (カモメについて:欅坂まとめもり~)

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