2018/6/16 (土)
「怒り そして 危険 疫病神は自分自身?」 後編
なんとか心を落ちかせることができる安全地帯に逃げ込んできたというような感じの献血の後の素敵な土曜日の午後。
某接客業のプロに体の痛みと共に心の痛みもざっくりと取り除いてもらってリフレッシュしてまた次の予定へ。
その予定も時間の余裕のおかげでゆったりと消化。
そこからの徒歩での帰宅途中に事件発生。危ない土曜日だった。
車の交通量が多い大通りが交わる地点での「重大インシデント」発生。
夕方といってもまだまだ明るく、この頃には午前中の怒り成分はかなり薄れていてほぼ普段通りにゆったりとした気持ちで歩いていました。よく知っている場所の交差点。慌てずに信号が青になっても左折してくる車が完全に止まっているのを確認してから前進しました。手前、中、外側と3台の車がこちらが横断歩道を渡り終えるのを待っていると認識して車の方向である右側を見ながら数歩進んだところで「バカヤロー、殺す気かー!!!」と大声で叫ぶ事態が起こりました。
真ん中の軽自動車が急発進! 声は出ましたが動けませんでした。さすがに車はすぐに止まりましたが、声と睨みとでしか対抗できません。運転席からは「すまん、すまん」というような手での合図が送られてきましたがそれだけで済むことだったのでしょうか?! 車が止まったままの交差点内は危険なので少し前へ進んで反対車線で止まった様子を伺いましたが、当該車両は走り去っていきました。
歩行者は他にはなく、反対車線側の運転手さんたちも呆れていましたが、ぶつかってはいなくてもこれは重大インシデントです。
文字通り一歩間違えばあの世に楽に送迎していただいたところです。
厄日だったのでしょう。
その後の帰り道も周囲に普段以上の注意を払って歩き続けましたがまだ何かがあるかもという予感がありました。
先ほどの危険な交差点から300メートルくらい進んだところで予感通りハプニング発生。ここでは怒りは発生はしませんでした。
某有名観光名所間近のおせんべい屋さんの前でこの日のラストハプニングが・・・。
よく通る場所なのでそのおせんべい屋さんの店頭の状況はわかっています。少し傾斜がある店先に商品であるおせんべいが入れられたワゴンが置かれています。下のコンクリートの溝にはまっていて動きは止まっている状況なのは以前から知っています。
だんだんその店に近付いていくと女性の方が店から出てきてそのワゴン内の商品の並べ替えをしている様子が見えました。ただ、同時に危険だなと感じました。歩きながらの前方観察なのでどんどん接近していきますが咄嗟の判断で少し車道側に進む方向を変えました。最接近したときワゴンが傾き歩道に崩れてきました。すぐに大丈夫ですか?! とその店の女性が声掛けしてくれましたが、ここでは当然怒りは発生しませんでした。
歩きながらの観察で激しくワゴンを動かしいる様子からもしかしたら・・・という読みが見事的中したので逆にしてやったりの気分だったのです。
ただ、事故現場は悲惨な状況です。100メートルほど先に進んでから振り返って遠目で現場を見ました。
割れて売り物にならなくなってしまった観光みやげ用のおせんべいの悲劇、一体疫病神は誰だったのでしょうか?!
帰宅後すぐにスイッチを入れたTVから「いわゆる文春砲なんですけど」というショッキングなコメントが聞こえてきてびっくり。状況を正確になかなか把握できずいろいろな出来事があった中でさらにびっくりすることがまだまたあるのかと身構えてしまいました。
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