ログイン
詳細
渡辺貴子(「ろう文学」編集&発行人)

中学3年の時 憧れていた先輩がいた 女子に人気があって 私はいつも遠くから見てるだけだった でもいつからか少しずつ 自分の存在に気づいてもらえるようになって そんな時 学校からの帰り道 バス停で 大勢の生徒の中 先輩の姿を見つけて 心の中で「わぁ」って思っていた たまたま先輩がこちらを振り向いた時 視線が合った その後すぐ、再度振り向いてこちらを見た まるで私の姿を確認するかのように そんな動作にドキッとした でも憧れの先輩は 簡単に近づけないような人だった 住む世界がまるっきり違うような気がして そんなことを思い出した 私なんかが簡単に近づいてはいけない人 でも勝手に憧れさせて頂いています もっと自分が出来ることをやらなくては そんなふうに励まされています いつもいつも ありがとうございます

前へ次へ
渡辺 貴子(「ろう文学」編集&発行人)
トーク情報