ikutamaのトーク
トーク情報- ikutama
ikutama 「心から読書が好きか」と問われると、正直少し迷いがある。しかし、「本屋が好きか」と問われたら、自信を持って「YES」と答えられる。
まず、店に入った瞬間に漂う書店の匂いが好きだ。一冊の本だけでは生まれない、特別な香り。その熱気を浴びると、不思議と心が整う。
書店の期待を一身に背負い、目立つ場所に平積みされた本。表紙を見せて読者に語りかけるような面陳の本。そして、自分を探してくれる読者を静かに待つ棚差しの本。
本屋の棚から放たれる情報量に勝る景色を、私は知らない。どれも著者と出版社が渾身の思いを込めた一冊。その本たちを眺めながら店内を一周すると、自分が今何に興味を持ち、何を求めているのかが見えてくる。頭が凄まじい速度で回転し、好奇心の向かう先が見えてくる。
書店という特別な空間。その存在自体に、かけがえのない価値を感じている。 ikutama ikutamaikutama ![投稿画像]()
80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間〔幻冬舎新書〕林真理子
思い通りにならない現実の中でも、自己肯定を重ねながら生きるための生活の末端に現れる工夫の数々。それはまさに、一朝一夕では辿り着けない、経験に裏打ちされた物語。
特に第三章〔人付き合いは楽しく、無理せず〕では、肝に銘じなければならない言葉がたくさんありました。『お金の払い方で、知性、センスがわかる』『助言は、誰も喜ばない』『ツイてない時ほど、人の悪口を言ってはいけない』
日大の理事長を引き受けた際の苦労の中で、ダイナミックに心が動いていく様子は、覚悟を決めた人の人生が動き出す瞬間のようで、人生の変化に鮮やかに対応する知恵を教わりました。
そして最後のテーマである「死」。誇張せず、油断せず、現実に迫る死と付き合う人生。これから先、少しずつ噛み締めていきます。


