恥を凌いで半分論の正直な感想を書きます。 …難しかったぁ！！ 755上で皆さんがこぞって「分かり易い」「誰でも応用できる」「汎用性が高い」と評判高いので、それはもう意気揚々と読み始めたものの… 半分論のロジックが最初は理解するのが難しくて、何度も繰り返し読みました。 自分の考察がこれまでいかに浅はかで、普段物事を深く考えていなかったかを思い知られ、ショックでした。。 これは完璧な哲学書であり、正直今も全てを理解したかと言えば自信がありませんが、 半分論の極論は 「何事も半分くらいに考え、結果を捉えてしまってもよい」 とあるので、 私はこの本を全て理解して自分のものに落とし込めなかったとしても良いという事にしよう。 また理解できない部分もありましたが、すごく納得した部分もありました。 例えば 「中央値を『矛盾こそ肯定する』にして気持ちをフラットにする」 という事。 自分の意見が天気のように変わるのも、ましてや相手の意見が昨日今日で変わるのも受け入れる柔軟な姿勢です。 私もこうありたいと思います。 また 「考えなくてもよいことは捨てる」 という考えには激しく従いたいと思います。 私は自分の過去の出来事を思い出しました。 それは「夢を100個書き出そう」という何かに感化されて、今思うとすごく馬鹿みたいな事を挑戦した事です。 まぁ36個書いたところで夢は尽きました。笑 そしてその恥ずかしいノートが数年後に発見した時、どれだけ夢が叶ったかチェックしてみました。 すると半分は叶っていました。 １割は夢が変わってもう叶えなくて良くなりました。 ４割は叶っていませんでした。 そのうち２割はいつか叶えるたい引き続き目標でしたが、注目すべきは残りの２割です。 それは自分自身の事ではありませんでした。家族や近しい人にこうなってほしいという夢でした。 その時この２割の他人に対する夢とは、私のエゴだと気が付きました。 この２割こそが半分論で言うところの「考えなくてよいこと」だったと、改めて思いました。 他人に対して少しは期待しても良いが、半々くらいに考えるべきだと。また自分の能力についても過信せず半々くらいのものだと、私の中間値をそこに置こうと思えました。 それでもし期待に叶う事があれば 超絶嬉しいし、叶わなくても別段落ち込む事はない。 ま、超絶喜ばずほどほどに喜ぶべきかもしれないが、そこの矛盾は喜んで肯定したい。 また繰り返し読んで理解を深めていこうと思います。 現時点ではこのくらいでよしとしよう。 あれ、案外半分論を実践できてるかな？笑 『半分論 村上信五著』を読んで