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岸田文雄首相は5日の参院予算委員会で、れいわ新選組の山本太郎代表から「いつ辞めるのか」と問われ、「今は私の職責を果たすために全力で取り組んでいる。この先のスケジュールについては何も考えていない」と述べた。 山本氏は、自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を巡り「裏金問題で国民に信を問う解散が必要ではないか。いつ解散するのか」とただした。首相は「政治資金を巡り国民に大きな不信の思いを抱かせ、政治の信頼を失った。深刻に受け止めている」とした上で「おわびするとともに、信頼回復に向けて先頭に立って取り組む。それ以外のことは今考えていない」と強調した。 山本氏は「自民議員の4分の1は裏金ネコババの泥棒だ」と決め付けた。さらに「泥棒が作った(令和6年度)予算案を普通に審議している現在もおかしいし、泥棒が作った法案を通常国会で成立させようとしていること自体おかしい」と主張した。 立憲民主党にも矛先を向け、「粛々と泥棒予算を審議し、最後だけちょびっと戦うふりをして、結局年度内成立に力を尽くした衆院野党第一党もグルだといえる。国民の信を問う必要がある」と訴えた。首相は「政治の信頼回復に全力で取り組まなければならない。(能登半島地震の)復興予算をはじめとする国民生活にかかわる重要な予算の審議をお願いしている。予算の成立に全力を尽くしていく。それ以外のことは今考えていない」と否定した。

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