片雲の風にさそはれて
トーク情報- てんあつ
てんあつ 20歳で作家デビューした私が21歳で突きつけられた残酷な仕打ち
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小田実里
小田実里
2025年9月3日 18:32
22歳の誕生日旅行から帰ってきてソファに横たわりながら、お祝いメッセージの返信が遅い、と友人からのお怒りメッセージを見て、あなたのは長文だからうだうだしてた、って謝ってた
てか、21歳ずっと五月病みたいだったわ
人生で初めて、負の感情をことばにして人様に見せることが怖くなってたわ
言語化とか言葉に宿る善悪のイメージの気持ち悪さに気づいてしまって、何か言葉を発するたびに、はっきりと物事の良い悪いを決めつけてしまうなとか考えて、口下手どころか、何を喋ったらいいかわからんくて、人前でワンワン泣くしかなくて、これまで救ってもらってたはずの言葉に初めて拒否感をもった
まだ、私が作家じゃなかったら良かったけど、言葉を扱う人として生きているから
今までおれってこんな気持ち悪いことやってたのか
って、なんか言葉にするじぶんがうんと恥ずくなったけど、んーでもおれにはやっぱり言葉しかできないのかなとかごちゃごちゃ考えてどんどんぐちゃぐちゃになっていって初めて自分がこれまでに選んできた選択肢とそれをなんとか正解にするしかない怖さにずっと足がすくんでいた気がする
これ投稿したら、どうせまた痛いとかただ自分に酔ってる女とか言われるだろうな、飲んで書いてるわけじゃないのにまあいいか一応誕生日の女だからね?
でも、作家デビューしちゃったし、なんか自分で作家人生始めちゃったしでも生まれ落ちちゃった事実を終わらせる勇気もなくて
この1年間、とにかく毎日できることを探してやるしかなかった
だけど、書きたい→なんかことばって気持ちわりい→書けない、むり→書くしかない→書きたい→...の沼にはまっていくうちに、どっかで成長と幸せのベクトルが違うことに気づいたんよね、これがごっちゃだと、日常を昇華するように書いて、書くために荒んだ生活を選ぶようになって、って感じで色んな意味で危険で、一見良いものは書けそうに見えるけど、
でもこのままだとそのうち成長することと今の幸せ一気にどっちも失うなって気づいて、どっちも失うにはまだ早いかなって。
周りが素敵な人で溢れかえっている今のこの幸せと書く人間としての成長を勝手に一緒にして、書くために私生活で無駄に背伸びするようなことをやめてみたら、課題とか課題の大きさとかが明確になってきてほんと今さっき頭のなかのもやが少し晴れた。
22歳になったわけだけど22歳も書き続けられるうちは書きたいし書くよ。21年間、あまりにもがんばれなかった期間が長すぎるみたいだからまだまだ骨と肉削らせてほしい。
あと、いつもネガティブな部分をSNSによっては見せてしまうけど、どうしてもSNSには色というものがあるからじぶんの色んな顔を見てもらう場所を分けてるんだよ。元気だし、今しあわせだよ。
最後まで読んでくれてありがとう。 - てんあつ
てんあつ ご心配頂いている皆さま、心より感謝申し上げます。
父の状態ですが、今朝は血圧が100台に乗り呼吸も安定、チアノーゼも一定で止まっているということで一旦帰宅致しました。
本当に不死鳥のような人です。
40代で十二指腸潰瘍の手術をし、60代で悪性リンパ腫からの転移で胃を全摘し、70代で腸閉塞から腸が癒着を起こしその部分を切り繋げる手術をしています。
何度も夜中に病院に担ぎ込み、そのまま手術という流れもありました。救急車のお世話になることも数回でした。
そして自分の金は全て使い切っている人間です。
大したものですよ、我が父ながら。良い意味でも悪い意味でも。
とりあえず帰宅しておりますが、いつ何時電話が鳴るかも知れない緊迫感が私には残されて居りますが、仕方がないです。
これが子の務めと、受け止めて参ります。
いつもいつも皆さま、有難うございます。