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#大胡愛恵

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  1. #下野由貴
  2. #武士の献立
  3. #杉山一花
  4. #命日オプション
  1. 筑紫島燕義(スワローハリー)

    久しぶりのログブック更新!

    今回は「ミュージカル版 武士の献立」を観てきましたので感想を書いていきます!

    2013年に映画化、昨年に舞台版も上演された作品です。

    内容としては、加賀騒動前後の加賀藩台所方であった舟木家の物語で、料理が不得意な跡取り息子に料理上手な妻が嫁いできた春の奮闘劇です。

    今回は、ミュージカル版と言うことでちゃんと楽曲があり歌唱シーンもありで、かなり各役の心情の表現に色が出て良かったと思います。

    演出については前回と同様、会場に柑橘系や鰹節の出汁の香りをたたせる等の凝った演出がなされていました。
    今回は香りの感じがかなり前回より良かったように感じました。

    しかし、前回もあったのですが作中で実際に演者様に贈られたお花の披露が行われていましたが、やはり作品の時代背景にそぐわず冷めてしました。
    変に中断する形になってしまい本当に良くないと思いました。

    作品の内容ではないのですが、何より土日公演のスケジュールが平日公演と同じなのは最悪でした・・・。
    なぜ最悪かと言うと夜公演の終了時間が遅すぎて、終演まで観れないことです。
    個人的な事情かなーと思ってたんですが、私だけではなく他のお客も数名スタッフさんに「終電の関係で途中で出るので席を変えたい」旨の調整がちらほら行われていました。

    このスケジュール設定が土日でもちょいちょい空席があったのかと合点がいきました。
    土日の夜公演が遅いと終電間に合わなかったときに宿泊場所の確保が難しかったり、休日の特別な日に観終わった後に外食できる店が開いてないとかあるんですよね・・・。(せっかく料理を扱った作品なのに見終わった後に美味しいもの食べれないなんて・・・)

    せっかく前記他の演出や脚本、出演者のお芝居も良かったので、本当に残念です。


    別枠、下野さんについてですが、今回は完全な時代物の作品と言うことでかなりいい経験になったんじゃないでしょうか。
    現代劇とは違った所作や言葉の言い回しなんか難しかったでしょうし、また殺陣に絡むシーンもあり本院曰くかなり試行錯誤していたようで、実際のお芝居も味があって良かったと思います。
    また、次回作に期待したいと思います。

    更に別枠、大胡愛恵さんについて六歌仙役のあの堂々とした立ち振る舞いと、状況に合わせた声の表現が良かったです。
    以前観た作品で、素晴らしい表現をされる方だと注目していたのでまた、彼女の芝居を観れて感激でした!
    本当にきれいでスマートなお芝居で良かったです!

    最後に、色々と思うことがありあしたが、素敵な作品であったことに間違いはありません。
    また歌舞伎とは違った時代物の作品の面白さもありましたので、もし再演や他の時代物の作品が上演されれば観に行きたいと思います。

    #武士の献立
    #下野由貴
    #大胡愛恵


  2. 筑紫島燕義(スワローハリー)

    久しぶりのログブック更新!

     今回は、六行会ホールで上演されましたミュージカル「命日オプション」を観劇してきましたので、感想を書いていきたいと思います。

     内容としては、天使に仕える悪魔が下界?の不幸な人間を幸せにしようと苦悩して奮闘する物語でした。
     フルミュージックという訳ではないのですが、楽曲数が多くかなりテンポのいい構成だった思います。
     今回は、一部を除いて月組と星組のダブルキャストで、それぞれ違う色が出ていました。
     特に主演の違いがかなり大きかったと思います。
     星組の遠藤さんは、よくとおる声で声量も申し分なく、全体的に初々しい仕上がりだったように感じました。
     それに比べて月組の下野さんの場合、声量や歌唱力の安定感はまだまだでしたが、ベースの声が低いのと、体格が良くダンス能力も申し分ないので、ダンスや全体的な仕草に地に足付いた感じ、こなれた感じがあったと思います。
     言うなれば「志は高いが世間知らずの初級幹部の苦悩」と言った感じですかね。

     また、他のキャストの方の配役的に星組はバランスが良かった、むしろ良すぎたせいか全体的にかなりスッキリした印象で、それに比べて月組の方は、配役のビジュアルやキャラクターに少し歪さがあってツッコミどころもあり、見劣り感がありましたが、不思議と月組の方が個々のキャストさんのキャラクターが立っていたように感じました。

     今回の作品で特に目を引いた出演者さんですが、大胡愛恵さんと杉山一花さんです。

     まず、大胡さんですが本作品のSNSやプログラムもかなり見ていたつもりだったんですが、ステージに登場して歌声を聞くまで、過去に観に行った「魔女の宅急便」に出演されていたのを忘れていました。
     凄く器用に役のキャラクターに合った芝居をされて、それでいた大胡さんの色が立っていて、この絶妙なバランスのお芝居が、観ていて本当に秀逸なんですようね。
     魔女の宅急便を観た後も、次回作を観たいと思っていたのですが、なかなか日程が合わず記憶の片隅に追いやられて、こんなに日が経つとは・・・本当に今度こそは次回作見てみたいです。

     次に、杉山一花さんですが、今回初めてお目にかかったのですが、細かいセリフの言い回し等のお芝居のぎこちなさはさておき、ダンスやバトンのパフォーマンスがとにかく凄くて驚きました、身長は小柄なんですが現役のバトンの選手と言うこともあり、体つきがザ!アスリート!で、なんか俳優の方とはまた違ったダイナミックであり繊細な表現に目を引かれました。
     これで、セリフの言い回しや掛け合い、歌唱表現が上手くなったらどんな芝居になるんだろうか・・・期待しかありません。
     個人的には、他の俳優さんとは違う表現ができる、数少ないキャストさんだと思いますので、もっと杉山さんにしかできない芝居や表現を模索してほしいと思っています。
     本作品のようなミュージカルやお芝居などにはあまり出演していないようですが、次回作があればぜひ見に行きたいと思います。

    #命日オプション
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