#青空メロディーズ
それでは、雑草ノートに引き続き舞台『青空メロディーズ〜Last melody〜』の感想を書いていきます。
【パート1】
今回の作品は、青空メロディーズシリーズの4回目で完結作となり、青メロのルーツとなる話しと、イソノとの直接対決が描かれています。
ストーリー自体はこれまでどおりかなりベターなスポ根ものですが、やはり出演者の大半が野球やソフトボール、またその他の球技経験者で、一つ一つの細かい所作にリアリティがありました。
今回は過去4回の成果が存分に発揮されていて、脚本の面、演出でのライトワークや視線表情などの細かい脚色の完成度が確実に上がっていました。
これまでの本作品でピックアップしたキャストについても書いていきたいと思います。
まず1人目は、新海ありささんです。
彼女は2ndから本作に参加し、その時に初めて目の当たりにして、一気に引き込まれました。
そして今回、前回、前々回と役が変わりながらも、青メロの対戦相手のキャッチャー役を一貫して演じきりました。
演じるうえで本人が苦手とする部分もあったのでしょうが、それでもプレーの立ち回りや一つ一つの仕草が細かくしっかりしていて、本作のファンタジーとリアルの部分のうちリアルな部分を確実に支えていました。
特に今回、改めて唸ったところは、力強くも姿勢が良くスマートな走り方で、あまりにもキレイというか絶妙と言うか、思わず胸にグッとくるものがありました。
多分、舞台のサイズ感に合わせて歩幅を調整するのが上手なのかもしれません・・・。
また、キャッチャー装備のプロテクターをつけての所作なんかも、重さや煩わしさを感じさせない動きが素晴らしかったです。
野球ものの作品に限らず、警察の機動隊や特殊部隊、新選組や火付け盗賊改めなどの重武装の役なんかも女性ですが飄々と演じれると思いながら見ていました。
こんなに、馬力がある方はそう居ないと思いますので
青メロに限らず次回作では、どんな役をどのように演じるのか楽しみで仕方ありません。
続いて、2人目のピックアップキャストは、松林楓さんです。
前回初めて彼女のお芝居を観させていただいたのですが、彼女あの体格の良さから繰り出されるプレーの演技のダイナミックでいて鮮やかな身のこなしは圧巻でした。
前回に引き続き、他のメンバーとは一線を画す太い発声は、役のキャラクターが立っていて本当に良かったです。
そして何より、この体格からは想像できないほど、軽やかでまた靭やかなダンスは改めて凄いと思いました
今回は前回より、もっと野球のプレーシーンが見れると思っていましたが、前回からの流れで、応援に回ってしまい残念でした。
しかし、今後チームの要となっていくとも予想できますので、次回作が楽しみです。
今紹介した二人は、神は細部に宿ると言う言葉を体現していました。
今作のリアルな部分の完成度を確実に底上げしていたメンバーで、例えるなら、海外ドラマ「ザ・ルーキー」や「ミッションインポッシブル ファイナルレコニング」に出演していたケイティ・M・オブライアンと言った感じでしょうか。
このような役者さんってなかなか、注目されにくいのでもどかしくてなりませんが、めげずに頑張って欲しいところです。
【パート2へ続く】
#青空メロディーズ
#青メロ
#新海ありさ
#松林楓
続けてログブック更新!
今回は「青空メロディーズ~Last melody~」を観劇してきましたので感想を書いていきたいと思います。
今回関連グッツで台本が売られておりまして、それに色々観ながら思ったことをメモしておりまして・・新たな試みとしまして、雑草ノートとしてまんま書き残しておこうかと思います。
(プロローグ①)
・後輩搭乗前の萌々の後方サイレント芝居いい!
・夕陽存在感ある~
(プロローグ②)
・ベースギターの楽曲イイ!この躍動感が後のダンスシーンとのメリハリが有って好き!
・君枝、HKT時代のイメージ知ってるとちょっと違和感あるけど、これもこれでまた違って面白い!
・希子セリフ回しがいい!
・ヴィ―ネスダンスが雑もっと丁寧に・・・
・ヴィ―ネス声とセリフ回しが良くて、それぞれキャラも立っていてイイ!
(プロローグ③)
・凪咲のプレー軽快でイイ!大運動会での投球とか見てなかったらなおよかった(笑)
・沖田目がキマリ過ぎててちょとセルフの方向性が変わって伝わりそう・・・
・雲母、キャラのわりに体格いいから悪目立ちしてなくてイイ!
・凪咲の角のあるセリフ回しが後半との変化があってイイ!
・恵理、25日夜声がとおってない・・・?セリフ他と合わせて言うの苦手?26日昼抑揚が薄いけどセリフの発声良くなった!さ行の発声苦手かな?ちょっと抜け気味?
・恵理、キャッチャーっぽいプレー以外の立ち振る舞いがイイ!
(プロローグ④)
・夕陽のダンスのキレがずば抜けてる
(1場)
・凪咲、セリフ回しいいし、2ndの時よりユニフォーム姿が板についている、着られてなくてイイ!
・恵理、姿勢の良い走り方最高!!フォローのセリフの言い回しが良い!
・苺子「く~」の言い方が急にぎこちない・・・。
(2場)
・ヴィ―ネス麗華&桜子の「戦争」「刺殺した」のワードチョイスが良いし、自然なセリフの言い回しが良い!
・伊織、「可愛い子猫ちゃん」の言い慣れた感じがイイ!
(4場)
・麗華&桜子、屋久島で合宿練習だけど・・・日本一の降水量を誇る島で合宿するかな?
(6場)
・凪咲、「土下座。」のトーンがイイ!
(8場)
・コロナのくだり、コロナかの全国高校野球選手権大会のエピソードやっぱり強烈で刺さる!
(10場 回想)
・決勝前にマネージャー交通事故死のくだりは多少強引だけど・・・まあ交通事故ってそういうもんなんだよね・・・。
・陽冬美、メガネ有った方が印象がイイと思った。
(11場)
・スペシャルゲストはやっぱり野球の指導じゃないと以後のつながりが弱い気がする・・・。
(13場)
・恵理、キャッチャーとしての所作良かったし、プレー中のセリフの言い回しはテンポ、声量共にすごく良かった!
(14場)
・理恵と里緒のクロスプレー、里緒の待機場所とライトワークが合ってなくて惜しかった。
・雲母への凪咲の頭ポンポンはもっとやり慣れてて欲しかった。
・しずく、この場面での金丸君ネタはクスッと笑えてイイ塩梅!
・しづく、いかにも打ちそうなゴツイバッティングフォームからの空振りはイイ!
・しずくのプロ野球選手の例えは分かりやすくてイイ!
・陽冬美の「お亡くなりになられたようで」のワードチョイスイイ!
・夕陽の声量と抑揚のつけ方良いと思う!
(総)
・今回青メロのルーツが描かれていて、かつ回想のマネージャーがキーパーソンとなっていたので、前回まで現状のマネージャー的な立ち位置だった天道さくら(野々山さくら)がいて同じ立場としてのセリフが欲しかったと思った。
・凝ったライトワークは、打球が見えていてすごく良かった。
・セリフのワードチョイスもそれぞれの役のキャラクターに合っていて良かった。
・出演者全員、プレーシーンの所作が回を重ねる毎に良くなっていて、特にユニフォームに着られてないのはすごく良かった。
・完成度は一番高かった。
雑草ノート(終
#青空メロディーズ
#青メロ
ログブック更新!
今回は、舞台『青空メロディーズ〜3rd melody〜』を観劇してきましたので、感想を書いていきます。
今回の作品は、青空メロディーズシリーズの3回目で、ストーリー自体はかなりベターなスポ根ものですが、やはり出演者の大半が野球やソフトボール、またその他の球技経験者で、一つ一つの細かい所作にリアリティがありました。
特に今回は、脚本の面でも配球や打順、演出面ではライトワークや視線表情などの細かい脚色が施されていて、リアリティが前回以上に増していたと思いました。
次回作がどうなるか楽しみで仕方ありません!
さて、今回のピックアップキャストですが、1人目は言わずもがな、新海ありささんです。
彼女の演技を前回初めて目の当たりにして、一気に引き込まれました。
そして今回、前回の役とは高貴?なキャラクターとなりましたが、それでもプレーの立ち回りや一つ一つの仕草が細かくしっかりしていて、加藤氏が話されていた「今回の捕手役は彼女しかいなかった」とのコメントに100%同意です。
また、このしっかりしたプレーの芝居からのお淑やかな台詞回しのギャップがまた今回のキャラクターに良く合っていたと思いました。
ただ、バレーチックなダンスシーンでのダンスに固さがありぎこちない印象を受けました。
次回作では、どんな役をどのように演じるのか楽しみで仕方ありません。
続いて、2人目のピックアップキャストは、松林楓さんです。
今回初めて彼女のお芝居を観させていただいたのですが、彼女あの体格の良さから繰り出されるプレーの演技のダイナミックでいて鮮やかな身のこなしは圧巻でした。
また、他のメンバーとは一線を画す太い発声は、役のキャラクターが立っていて本当に良かったです。
そして何より、この体格からは想像できないほど、軽やかでまた靭やかなダンスを目の当たりにして、新海さんのお芝居を初めて観たとき以来、思わず「うわぁスゲ〜わ〜」となかなかの声量で声が漏れてしまいました。
このようなタイプの役者さんは、なかなか目にする機会がなく本当に貴重な人材だと思います。
しかし、このような方ってなかなかクローズアップされることってないんですよね・・・。
今回は、感情の起伏が激しく難しい役どころでしたが、上手く演じていたと思います。
次回は多分、もっと野球のプレーシーンが見れると思いますし、キャラクター設定をみる限り、今後チームの要となっていくとも予想できますので、次回作が楽しみです。
最後に、この青メロシリーズの作品は「野球」というテーマのはっきりした、作品で食わず嫌いがどうしても出てしまっているように思います。
しかし、他の作品では絶対に観ることのできない、パワフルかつ躍動感があり運動量のある芝居、そしてこの野球と芝居に対する熱量を感じる事が出来ます。
今回紹介できませんでしたが、序盤で述べたように、この作品の出演者はみな精鋭揃いです。
こんな、作品は近年あまり無いのではないでしょうか?
私自身終演後、席から立ち上がる時に「あ~観に来て良かった〜」と心から思える作品でした。
観た事ない方には、ぜひ一度観て欲しいと思います。
また、前記したピックアップキャストの二人については、この青メロシリーズ以外のまた違う作品での芝居もぜひ観てみたいと思っています!
本当にブラボーでした!
#青空メロディーズ
#新海ありさ
#松林楓
久々のログブック更新!
今回は、新宿LIVEで上演されました「青空メロディーズ〜2nd melody〜」を観て来ましたので、感想を書いて行きたいと思います。
今回の作品は、ある高校の女子野球部のお話しでした。
観に行こうと思ったきっかけは、元HKT48の熊沢世莉奈さんが出演するとのことで、HKTを卒業してから彼女の芝居を観る機会が無かったからです。
脚本自体は、かなりベターなスポ根ものの流れでした。
しかし、出演者の大半が、野球やソフトボールの経験者で野球プレーシーンの芝居やちょっとした仕草が本当に上手く、全体的な完成度がかなり高かったと思います。
かなりはっきりした「野球」と言うキーワードに沿ってしっかり表現が作り込まれており、この規模感でここまでしっかりとした表現がされている作品は、私自身ここ数年観れていなかったので驚きました。
今回お目当てだった熊沢世莉奈さんですが、野球やソフトボールの経験はゼロなのですが、もともとダンスが得意でかつ運動神経がかなりいい子なので、プレーシーンでの芝居は持ち前の運動神経の良さで見事に演じきっていました。
そして、野球やソフトボール経験者が多い中特に目を引いたのが新海ありさんです。
彼女は、今回のメンバーの中でも特にソフトボール経験が長かったようで、特に彼女に関しては、一つ一つの表現について観せることをかなり意識しているのが観ている側にも伝わってきました。(けしてパンフレットの受け売りではありません)
ちょっと意識しすぎてぎこちなく感じるとことがありましたが、野球玄人が大半を占めるなか試行錯誤しているのはかなりいい刺激になっていたと思います。
今回、体格もかなり良くパワフルな芝居が本当に良かったので、次回の出演作もぜひ観たいと思いました。
今回の作品は、「野球」という色がはっきりと出ていて、野球に興味ない方にはとっつきにくいかも知れませんでしたが、表現の完成度の高さは本当に秀逸でした。
今回のような、題材の色がハッキリ出る作品での、絶対に外して欲しくないワードチョイスや表現がどういったものなのか、この作品を芝居関係者のみならず芝居好きの方など色々な方に見てほしいと思いました。
次回作も観に行こう!
#青空メロディーズ
#熊沢世莉奈
#新海ありさ