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キラうさぎ

「戦争はしてはいけないものだ」ということが教科書に書いてある。でも、何があったのか。その時代はどういうことが起こっていたのか。教科書には書いていなかった。 「ぜいたくは敵だ」とか、民衆のことも大して書かれていなかった。 私は映画「永遠の0」がテレビで再放送されているのをちょこっと見て、本を読もうと思った。母親が読んでいたものが残っていた。 読み進めると「宮部久蔵」という1人のパイロットがどういう人なのか。その周りの人たちがどう思っていたのか。そんなことを読んでいると戦争に行っていたパイロットも人間だった。と思った。 宮部久蔵は家族思いの人だった。生きて帰りたい。それが宮部の口癖だったが、戦争に出ているパイロットがそんなことを言っていいわけがない。その当時のパイロットは「国のため」「天皇のため」に働くもの。そして、彼らの命は天皇に捧げる、つまりは命は戦争によってなくなってしまうものだった。 しかし、「家族のもとへ生きて帰りたい」という宮部の強い思いにみなが動かされる。最初は命なんて、と思っていた人も宮部に動かされていく。私もその1人だった。宮部の思いは強かった。上官に何を言われても「生きて帰りる」と言い続けた。 また、戦争の中で重要で忘れてはいけない人たち…特攻隊。宮部もその1人だが、特攻隊は志願と書かれているものもあるが、それは志願などではなく強制だと書かれていた。志願書が配られ、するかしないかが書かれているが、しないのほうに丸を付ければ上官に説得され、結局は行くことになるのだ。

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キラうさぎの気まぐれ(・ω・)ノ
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