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キラうさぎ

つまり特攻隊は志願する、しないなどは関係ない。志願書が配られた時点で特攻隊としての運命が決まっていたと言っても過言ではない。 特攻隊の人たちはみんな笑顔を見せて飛び立ったと書かれているが、それは表向き。本当は命を捨てることなんてしたくないのだ。宮部と同じく、故郷には父、母、兄弟、婚約者などたくさんの家族がいた。でも、せざるを得ないから、だったら男らしく国のためにと言い聞かせたのだ。特攻隊の人たちも死にたくなかったのではないだろうか。 そんな中で戦争に参加した男たちは故郷では英雄だった。しかし、戦後はアメリカの指導が入ったことで故郷では「戦争犯罪者」と呼ばれてしまう。 また、忘れてはいけないこと原子爆弾だ。8月6日に広島、9日に長崎に落とされた原子爆弾はたくさんの人を殺した。原子爆弾によって、今でも苦しんでいる人はたくさんいる。しかし、「その当時は戦争をしていた。勝つために原子爆弾を落とした」そう言ってしまえば終わりなのかもしれない。 私は戦争について、何を言えるわけではない。まだ、中学校3年だし、戦争について詳しく調べたわけでもない。ましてや、戦争を直接体験したわけでもない。でも、私は思う。この日本で起きてしまったことをしっかりと残すべきだと。戦争によって多くの人が亡くなった。でも、戦争があったからこそ今の平和な日本があるのも事実ではないだろうか。 しかし、平和な世の中を作るためにはまだまだかかる。戦争は色んなところで続いてしまっているからだ。その多くは宗教の違いなど、相手の考えと自分の考えの行き違いだろう。でも、そのことをお互いに理解しあうことこそが大切なことなのだと思う。そして、理解しあえるのも人間しかできないことなのではないだろうか。 終戦から70年 日本人として、戦争のことをこれからも知らなければならないと思った。

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キラうさぎの気まぐれ(・ω・)ノ
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