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Kst
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読了。 「読書は人生の栄養補給」 〜インターネットは炭水化物、本はビタミン、ミネラル ↑語彙が少なく、まだまだ感想が… ということで、自分で勝手にこの本の帯を考えてみました。 感想の代わりに…😓 自分の読書の方法を振り返ってみようと思い、読書術の本を読んでみました。 以下、気になったところを抜粋 読書の「質」 インプット→アウトプット(最低3回) P117 スキマ時間記憶強化読書術 5分•5分読書術  60分連続読書と15分細切れ(スキマ時間)読書 何かの作業を行う場合、集中力は初めと終わりに特に強くなる。心理学では「初頭努力」と「終末努力」という。  初頭努力と終末努力を5分とすると、60分連続の読書では「記憶力の高い時間帯」が10分、スキマ時間を利用して、15分細切れで4回読書を繰り返すと(計60分)同じ60分でも「記憶力の高い時間帯」が40分になる。    ネット=情報(断片)。デパ地下の試食。情報とは、事実であり、結果であり、事象。  本=知識。体系化され順を追って学ぶことができる。知識とは、事実、結果、事象の積み重ねから吸い上げられた「エッセンス」  一年前の新聞(情報)と10年前の本(知識) 世の中で大切なもの 「時間」、「お金」、「情報•知識」、「人(つながり)」、「健康」  ↑「時間」がなければ他の4つは手に入らない。 脳科学の側面からも読書の必要性を述べている。 P.49 イギリス•サセックス大学でのストレス研究。心拍数などをもとにストレス解消効果を検証。読書は68%、音楽視聴61%、コーヒー54%、散歩42%、テレビゲーム21%のストレス軽減効果。また静かなところで読書を行えば、わずか6分間でストレス解消効果が得られ、即効性があることがわかっている。  つまり、静かな場所で6分間読書をすれば、ストレスを3分の2以上軽減できるということになる。 P.35  文化庁の「国語に関する世論調査」(2013年度) 月1冊も読まない47.5%、1,2冊34.5%、3,4冊10.9%、5,6冊3.4%、7冊以上3.6%、10冊約2%。 P.61 二択より四択理論〜選択肢は多い方がいい P.66  私たちの「時間」には限りがあります。他人の「経験」が満載された「本」を上手に活用することで、「5年」「10年」という回り道をショートカットできる… P.68  「自己成長」が促進され、「考え方」だけでなく、実際の自分の「行動」が変化し、自分を取り巻く現実が少しでもよくなるような読書をすべきなのです。 (中略)  「自己成長」と「行動の変化」を引き起こす読書術とは、どのようなものなのか。それをこれから本書で説明していきますが、その大前提が「記憶に残る」ということです。 P.69  「なぜ、あなたは、読書しないのですか?」と逆に質問したいくらいです。  ビジネス書を読めば、自分が飛躍するヒントが得られる。実用書を読めば、疑問や謎が瞬時に解決する。小説を読めば、異世界に旅立つこともできる。  1冊、たった1500円です。電車の中でも、カフェでも、ベットの上でも、どこでも場所を問わず楽しめる。(追記 雨でも晴れでも)1年間毎日楽しめる。  こな「ワクワク」して「楽しい」瞬間に、記憶を強化する脳内物質ドーパミンが出ています。つまり、本を娯楽にして、楽しみながら読むだけでドーパミンが分泌されて、記憶に残るということです。  ここまで「自己成長するために本を読もう」と書いてきたのに、「楽しむために本を読もう」というのは、矛盾しているじゃないか!と指摘する人もいるかもしれません。  しかし、本を読む動機は、「楽しいから」であって、「自己成長のため」であってはいけないのです。  「自己成長のため」「仕事に役立てるため」を読書の目的にすると、やがて苦しくなってきます。  逆にストレスになり、せっかく読んでも記憶に残らないし、身につくこともないのです。本を読む理由は、「楽しい」から。ただ楽しみながら読むだけで、記憶にも残り、学びも大きく、自己成長につながる。「自己成長」を目的にしない方が、結果として猛烈な自己成長につながるのです。 P.94 深読(しんどく) P.129 実用書で使えそうな「ワープ読書術」〜知りたい部分を先に読む  目次を見て、一番知りたい部分にワープして最初に読む。そのページを読んでさらに知りたりと感じたところ、疑問に感じたところがあれば、再度目次に戻り目星をつけて、そのページにワープする。5分•5分読書術の法則からも、本の重要な部分が忘れにくくなる。まずワクワクするような自分の知的好奇心を満たすことは、ドーパミンの分泌を促し、やはり記憶に残りやすくなる。  大体のアウトラインつかんだところで、初めて最初のページに戻り読み始める。すでに全体のアウトラインをつかんでいることによって論旨が見えているので、圧倒的に読むスピードが速くなる。  どこか目的地に行く場合、事前に地図で調べた大体どの辺りか目星をつけておくと、迷わずに早く到着できることと同じ。 p.155 守破離  「守」は、師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと。  「破」は、師の流儀を極めた後に他流を研究すること。  「離」は、自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと。  つまり、基本をそのままそっくり、徹底的に真似る「守」のステージ(初級)。  他人のやり方を研究し、さらに成長していく「破」のステージ(中級)。  そして、自分流のスタイルを追求し、ブレイクスルーする「離」のステージ(上級)ということになります。  本を読むということは、「そこから何かを学ぼう」ということだと思いますが、あなたの場合、「学び」のどのステージにいるのかを考える必要があります。  「守」なのか、「破」なのか、「離」なのか…  そして、本も「守」「破」「離」それぞれのステージ、どれに向かって重点的に書かれていることが多いです。  自分がその分野で「守破離」のどのステージにいて、どこを目指すか。そこを見極めた上で、自分が買おうとする本が「守破離」のどの部分を重点的に説明しているのかを照らし合わせれば、あなたにとって「最も必要な本」が自ずと明らかになります。  本は、大まかに3種類に分類できます。  守 基礎を学べる「基本」本  破 他人の方法を学べる「応用)本  離 自分のスタイルを模索するための「ブレイクスルー」本  ほとんどの人は、なぜか「離」の本を買いたがります。初心者なのに、いかなり達人の「奥義」を学ぼうとするわけですから、理解できるはずがありません。ても、難しいことを学んだかのようなに錯覚するため、自己満足は得られます。多読しているのにちっとも成長しない人が陥りやすいパターンです。 まず「入門書」から学ぶ「入門読書術」〜「入門書」でます基本知識と全体像を把握する。 人が推薦する本を読む「お勧め読書術」〜「なりたい人」の本、「なりたい人」が勧める本をチェックする。 ベストセラーやランキングに頼らない「自分軸読書術」〜「ベストセラー」ではなく「自分が読みたい本がどうか」が大事 1冊の本から複数の本へドンドンたどっていく「数珠つなぎ読書術」〜参考文献、引用元、原典をフル活用する。 「広げる読書」と「深める読書」〜「温泉採掘読書術」〜「試し掘り」を繰り返し、「ここだ!」と思ったなら、徹底的に「本堀り」していく。(入門書から) 「長所伸展/短所克服読書術」〜まずは「長所伸展」=「破」、「離」。次に「短所克服」=「守」。 「情報」と「知識」の偏りをなくす「栄養バランス読書術」〜「情報」は炭水化物(すぐに満腹感を得られるコンビニおにぎり)、「知識」はカルシウムや鉄分などのミネラル。 「分散投資読書術」〜超短期投資=ネット情報、新聞、週刊誌。短期投資=ノウハウ本(今すぐ活用できるノウハウ)。中期投資=仕事術、勉強術についての本(働き方や勉強法)。長期投資=思想、哲学、生き方についての本(心の栄養)

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PJ_takaのトーク
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  • Kst
    Kst
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    日経新聞最終面の文化面に連載されている
    絵画と気象学の長谷部愛さんのコラムに
    感動しています。

    絵画を気象学の視点で解説。
    こういう見方もあるのかと感動。
    そしてひとつ一つの言葉が
    考え抜かれている。
    自分にはこんな深い考察はできないと逸脱。

    そして、これからは
    自分の持つスペシャリティーと
    新たに広げるサブスペシャリティー
    を掛け合わせることで、
    新しいものが生まれる。

    自分も何かサブスペシャリティーを持たなければ…
    自己嫌悪、自己検証、自己否定
    その繰り返しをして生きていかねば…

    スペシャリティー×サブスペシャリティー

  • Kst
    Kst

    小川糸さんの「ライオンのおやつ」
    人を生きるとは…ろうそくを例えとして書かれていた。
    その通りだと思った。
    自己を検証して、自己を否定して、自己嫌悪になる。
    人は生まれる、生かされ、誰かに光を与えているのだ。

    長文ですが、抜粋させていただきます。

    P.248
     人生というのは、一本のろうそくに似ていると思います。
     ろうそく自身は自分で火をつけられないし、自ら火を消すこともできません。一度火が灯ったら、自然の流れに逆らわず、燃え尽きて消えるのを待つしかないのです。時には、あなたの生みのご両親のように、大きな力が作用していきなり火が消えてしまうことも、あるでしょう。
     生きることは、誰かの光になること。
     自分自身の命をすり減らすことで、他の誰かの光になる。そうやって、お互いにお互いを照らしあっているのです。きっと、あなたとあなたを育ててくださったお父様も、そうやって生きてこられたのだと思います。
     ライオンの家のエントランスには、一晩中、雫さんの死を弔うためのろうそくの灯が灯されていました。一昨日は珍しく、風の強い晩だったのです。けれど、火は決して消えることなく、燃え尽きました。そして最後は、すっーと、静かに息を引き取るように消えて、煙が空に吸い込まれていきました。
     あの、空に消えていくひとすじの煙こそ、人間でいうところの魂ではないかと私はひそかに思っているのですが、どうでしょうか?

  • Kst
    Kst

    他者への想像力を得るには、
    読書が必要である。

    読書をすることで、
    自分が経験、学ぶことができないことを
    時と場所を超えて
    味わえる。

    それが教養だと思う。

  • Kst
    Kst

    カツセマサヒコ著「傷と雨傘」の序文より

     眠れない夜や起きられない朝には絶望が忍び寄って、私やあなたを痛めつけている。社会はいつも私たちを主人公にはせず、地球という球体の上の、退屈や窮屈や羞恥や嫉妬や暴力や差別や搾取で、私やあなたを殺そうとしてくる。
     助けを求めようとしてもこの星は、私たちを一つのパーツとしてしか捉えてくれない。たとえ死んでも平常運行して、昨日と変わらない、「何もない一日でした」とカウントする。
     つまりそれは、誰も特別じゃないということ。
     ならば、誰もが特別であるということ。
     そう勘違いしたい。私もあなたも、特別で、全員が主人公になる。決められた台本はなく、好き勝手に演じる。時には、自分の嫌いな人間にもなる。好きだった人にひどい言葉を投げかけてしまったり、大切な人に不義理をしたりする。誰かの恋敵となり、子から嫌われる親になり、世界に絶望したりする。
     それでも、愛すべき、愛されるべき存在として、ここにいる。時には、大盛りのカップラーメンを平らげ、友人のかけがえのない親友役に選ばれ、嬉しくて泣いたり、悲しくて笑ったりする。
     この星は大きな劇場。違うのだけれど、そう仮定して。ならば太陽と月はスポットライト。海や木々は音を立てて、神が宿る舞台装置。感情が波立つたび、光が反射して、傷も痛みも映し出す。寂しさや後悔さえも、くっきりと輪郭を見せて、私やあなたの顔を覗き込む。
     無限に分岐を続ける人生。そのうちわずか、34名分。
     私やあなたも抱えているような、それぞれの傷と、雨傘となる言葉を集めて、小さな一歩に迷ったり、踏み出したりする物語集ができました。
     どうか、どうか。
     あなただけの傷や、痛み 寂しさよ、誰かを守る雨傘になれ

  • Kst
    Kst

    今週の福谷雅治さんのジェットストリームは、
    三國清三さんの「三流シェフ」です。

  • Kst
    Kst

    村上信五さんの「半分論」
    をやっと手に入れることができました。

    最初の数ページで、
    「うん、うん」と納得…

    「決して単に何でもかんでも、
    二択にしましょうという事ではありません。
    まずは二択から考えましょう。というのが、
    半分論の入り口です。
    これに慣れてくると、自分の二択を枝葉のように増やしていく事で、
    どんな状況でも、心が軽く強くなり、
    "楽"になっていきます
    ("楽"といっても"怠惰"という事ではありません)。

    これって意外とやっているけど、
    言語化できていない事ではないでしょうか。

    自分の仕事での思考を振り返ってみると、
    二択で枝葉を広げ、
    色々な枝を行ったり来たり…

    心を鷲掴みにされました。

    そして、文章の言葉選びに
    とても繊細さを感じました。
    センスを感じながらも、
    細部にまでこだわりを感じる文章…

    最後まで読み終わるのが楽しみです。

  • Kst
    見城徹見城徹
    Kst
    見城さん、リトークありがとうございます。 感無量です。 自分の仕事の中で、半分論を言語化できていませんでした。 だから目から鱗でした。 二択をしながら、あっちのこっちの 枝を行き来して、 自己検証、自己嫌悪、自己否定 を繰り返し生をまっとうしていくのだと思いました。

    肉体化された言葉。言語化された実践。
    村上信五、恐るべし❗️

  • Kst
    Kst

    見城さん、度重なるリトークありがとうございます。
    もう生きた心地がしません。

  • Kst
    Kst

    これは、見城さんが夢に出てくるパターンじゃないですか…