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ケント

2016年7月29日に見城さんへのコメントから私の755は始まった。 「満足より絶望を 希望より悲惨を 安泰より憂鬱を」という見城さんの投稿への私のコメントに「力強いね。生き抜いて下さい。」と見城さんは返してくださった。今まで別世界それも幻冬舎という錚々たる出版社を創業された日本を代表する経営者である見城徹という人とSNSを通して繋がったことが天まで上るくらい嬉しかった。 それから見城さんの著書「たった一人の熱狂」を貪り読み、その中のフレーズで今の自分の気持ちにピッタリな箇所を探すのが毎日の日課となった。ダメな自分への自己嫌悪こそが生きる熱量の源なんだという見城さんの考え方、生き方に救われた気がした。 そして、「読書という荒野」では書店で見城さんのサイン本を購入し、新宿紀伊國屋書店でのサイン会でもあと2人というギリギリでリアル見城さんとお会いできサインをいただくことができた。その時始めて「ケントです」と自己紹介させていただき、見城さんからも「君がケントか〜・・・」と名刺交換までさせていただいた。 この「読書と荒野」を通じて読書を通じて他者への想像力を磨き、自己検証、自己嫌悪、自己否定の中で胸を掻きむしりながら血肉化した言葉を獲得することに読書の本質があるのだということを教えていただいた。 755の見城さんの投稿は生き方、書籍、映画や舞台、旅、ワイン等々今までの自分では見つけることもできない世界を知る窓口でありどこでもドアだった。見城さんへの恩返しは少しでも自分が成長してキラーカードを持てる人間になることだと思い続けている。 いつでも755を開けば見城さんがそこにいるのが嬉しかった。755を通して見城さんの息遣いを感じることができなくなるのは悲しい。またいつの日か見城さんが755に戻ってきてくださる一縷の望みだけは持ち続けています。見城さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

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ケントのトーク(他者への想像力を駆使した言葉で考える!)
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    総裁選の立候補者にも多分、サイコパスはいる。サイコパスが総裁・総理になったらどうなるか?これくらいでやめておきます(笑)。

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    2週連続伺えたので浮気しちゃいました💦
    ウニ、イカ、たらこのスパゲッティもうなるほど絶品でした‼️
    濃厚なウニとタラコの絶妙なバランスにバターでしょうか、麺によく絡まって一気に完食でした(^^)
    アサリガーリックを注文しているお客さんの声にそれもそそるなぁと全メニュー制覇したくなりました💦

  • ケント
    ケント



    なんか見城さんの投稿を読んでいたら私も昔の思い出が蘇ってきて、書き留めておきたくなってしまった。
    市ヶ谷駅を日テレ方面に坂を登った通り沿いの地下にあった「葡萄の実」という喫茶店。当時近くの女子大に通っていた彼女との待ち合わせ場所だった。
    社会人になって結婚しようと思っていた別の彼女を連れて、その喫茶店に行った。オーナーのママさんは私のことを覚えていてくれて、状況を察したようにあの頃の皆さんはお元気?懐かしいわねと笑顔で話しかけてくれた。なぜ、以前の彼女との思い出の店に行ったのだろう。きっと、忘れられない思い出を上書きしたかったのかなと今になると分かったような気がする💦。

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    かつて自由が丘、青山、六本木にもキャンティがあった。自由が丘には石原慎太郎と、青山には五木寛之と、六本木には村上龍とよく行った。

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    単なる飲食店ではなく、日本のイタリアンのレガシーであり、文化発信の拠点として、関係者は守り続けなければいけない名前とお店なのだ。

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    静岡新聞の僕の連載コラム[窓辺]の第6回目です。
    『エド』(2019.2.11掲載)

    20年程前、熱海に温泉付きリゾートマンションの1室を持っていた。
    最上階の角部屋で地中海と見紛うような景色が見渡せて、一目で気に入った。
    森村誠一さんが「人間の証明」で人気絶頂の頃から各社の担当編集者が集合する会が年に2回盛大に熱海で催され、毎回出席していたので土地勘もあった。週末は熱海で過ごすことが多くなった。中華の「壹番」、フレンチの「カフェ・ド・シュマン」、洋食の「スコット」、しゃぶしゃぶの「はまだ」等によく通った。
    丁度、エドと名付けたシェットランドシープドッグを飼い始めたところだったのでエドとよく街を散歩した。フランス・ニースの海浜公園を彷彿とさせる海岸沿いをトレーニングも兼ねてエドと走った。子供の頃、飼い主夫婦の夫だけに喋る馬が主人公の「アイ・アム・ミスター・エド」というアメリカの連続ドラマがあって、大好きだった。だから馬に似た犬種で、いつか喋ってくれるという期待を込めて名前もそこから頂いた。走り終わった後、海を見ながら海浜公園のベンチに座って、傍らのエドに仕事の愚痴や人生の感傷を話しかけたものだ。エドはついに喋ることもなく15歳でこの世を去った。
    マンションは6年程で売り払ったが、何人かの作家が熱海に住んでいることもあって時々、熱海を訪れる。
    海岸に足を伸ばす。ベンチに腰をかける。あの頃、エドは僕を励ましてくれる一番の親友だった。目を閉じると熱海の海にエドの姿が浮かんで来る。

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    見城さんとエドがいる熱海の海岸線、公園のベンチでの光景が鮮明に浮かぶ素晴らしいエッセー。