
ジョージのトーク
トーク情報- ジョージ
ジョージ 日々に追われて過ごしているのに【飛鳥クリニックは今日も雨】の世界観がこびりついて離れない。
あの街、あの場所、あんな修羅場、あーいう恋。
自分が通り過ぎてきた過去が断片的に襲ってくる。
いや、襲ってくるというのは違うな。
呼び戻そうとしてくる、。
そんな感じかな。
遠い昔の話だけど、「厄ネタ」と言われる様な人を好きになってしまった事があった。
その人は僕の前で精一杯「ふつー」を演じていたけど、暗黒の内面を持っていた。
きっとそれがなきゃ生きられないモノを抱えていたんだと思う。
ある日
その人が自分の友人を金持ちに斡旋している事を知った。
もちろんそういう関係込みで。
まるで女ブローカーみたいだったし、気持ち悪いおじさん達とやりとりするその人の神経に驚いた。もちろんショックでもあった。
けど、好きだったから言った。
好きという気持ちはほんと厄介だ。
「えっ?おまえ友達の事、金で売ってるの?信じられないよ。
友達売る様な事しちゃだめだよ!」
彼女はうつむいて、黙って聞いていた。
数日後
「ジョージに言われてもうあんな事しちゃダメってわかったの」
唐突に言われた。
そんな事言うタイプの人じゃなかったし、そんな風に思ったなんて全くわからなかったから驚いた。
ただ、初めて僕の意見を聞き入れてくれたと実感できた瞬間だったし、体温を感じる言葉が嬉しかった。
それに、こどもが親に約束する様に素直な雰囲気だった。
今思えば歪な関係で、気持ちで始まった恋でもなかった。
長くも続かなかったし、自分らしくもなかった。
けど、苦くてせつない。
胸の中に閉まったはずの思い出さなくてもいい事を、思い出してしまった。
時々疼くケロイドみたいな痛み。
明日も早いのに何を書いているんだ僕は。
これじゃBESのいうとこのセンチメンタルジャンキーだ。
寝よ寝よ。 - ジョージ
ジョージ ならば僕と聖光学院生との思い出話を聞いてください。
といっても屈指の進学校であり全国トップクラスの神奈川の聖光学院(薮医師の母校)ではなく、静岡の聖光学院生との思い出です。
(といっても静岡県内ではリスペクトされている進学校ではあります。でも神奈川とは名ばかりの兄弟校。
)
僕はめちゃくちゃ生意気な中学生だったので、街中から死刑宣告されていたんですね。
その時いつも助けてくれたのが3個上の聖光学院の先輩でした。
かっこよかった恩人です。
頭が良くて、喧嘩も強い、正義感に溢れている先輩でした。
一方で
1990年八王子を縄張りにしていた二率会は山口組系宅見組、後藤組に縄張りを取られてしまい、衰退の一途を辿っていました。
二率会に憧れ、面倒を見てもらっていた八王子のバッドボーイ達は自分達のケツモチが静岡の後藤組に制圧されたのが許せなかった。
八王子のバッドボーイ達が静岡の街に大量に押し寄せて来ました。
1996年 夏の事です。
(ロンバケやってた頃)
長くなってしまうので、詳細は控えますごが、その時八王子から静岡を守ってくれた人が先ほどの聖光学院の先輩でした。
後にこの抗争はここでは書けないほど悲しく、悲惨な状況に向かいます。
しかし、今はみんな幸せに生きています。
ごく一部ではありますが、聖光学院生に纏わる僕の思い出話です。
リアクションに困ると思うので、リトークもコメントも不要でございます。
僕の中で、あんなにかっこいい聖光学院生はいなかったし、今でも感謝しています。その事を記しておきたくなってしまったのです。