セラピー仲間で親しくしている東さん。 55歳。 医者の倅なので、育ちの良さと上品さを兼ね備えている。 本人はエロ漫画家。 体は筋肉質で禿げている。 奥様は元AV女優。 初めて話した会話は「君はどんな詩が好き？」と聞かれた。 答えると少し笑った。 昨日耳元で「実は僕、女装してセック◯しないと興奮しないんだ。ジョージ君もそういうとこあるだろ？わかるんだよ」と言われた。 むむむ、女装する趣味は全くないがAKBになりたいと思った事はあると伝えると「変態だね⭐︎」と言われた。 本物の変態に変態と言われると、悔しさと誇らしさが入り乱れた気持ちになった。 だけど、東さん、普段は至ってまともなんだ。 どんな感じのまともさかと言えば段田安則さんみたいな感じ。 東さんの言葉には深みと説得力がある。どんな人生だったかそれだけでわかる。 今夜も東さんに会いたいなあ。 東さんに伝えた詩を記しておく。 スーパーマーケットのパートタイマーの女の胸の膨らみ 午前11時頃俺は口笛を吹いた 店中に響き渡るその音は美しく 走るショッピングカートの車両に吸い込まれていった