ジョージのトーク
トーク情報- ジョージ
ジョージ 見城さんの今夜は六本木[瀬里奈]。というtalkで突然思い出した。
自分は22歳の誕生日を六本木[瀬里奈]で祝って貰った。
当時、歳下の恋人がご馳走してくれた。
「パパとママが初デートした店なの」とか言われながら。
「ああ、そうなんだね、ここ高そうだけどほんとにご馳走になっていいの?」とか言った記憶がある。
で、胸が痛いのはその後の思い出。
彼女は表参道にあるロシヤ料理屋に二軒目を案内してくれた。
で、クワスを呑んでいると彼女は店内にあるピアノに向かって座った。
いわゆる「サプライズ」ってヤツで彼女は僕のために演奏を始めてくれた。
店員も客も全員が僕を見ていた。
店内は祝福ムードでちょっと盛り上がりも始めた。
けど、、
僕は辛かった。
演奏を終えた彼女が近づいてきて、照れ臭そうにお誕生日おめでとうと言ってくれた。
店内全員が僕たちを見ている。
普通は感動する場面だろうけど、僕は恥ずかしくて恥ずかしくて仕方がない。
その場から立ち去りたかった。
昔からサプライズというモノが苦手で苦手で仕方ない。
理由はわからないんだけど、とにかく嫌なんだ。
この瞬間彼女と別れようと決めて、数日後別れた。
理由は言わずに。
若さ故の潔癖だ。
今こうして文字に起こしてみると、どう考えても僕がわるい。
「サプライズとか苦手なんだよね、先に言っとくね」とか、前もって伝えてあげれば良かったと思う。
あれから23年経った。
今はサプライズされた時、驚いた顔や嬉しそうな演技だけ上手になっていく。
ほんとは根本的には何も変わっていないのに。








