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  • akikuon
    akikuon

    村人たちが、
    少し頭のよくない乞食の女を、罵ったり石を投げたりしていじめて
    いた。
    大家の息子がそれをみかねてたしなめると、村人たちは乞食の女をいじめなくなった。
    大家の息子がよいことをしたと思っていると、女がきて、「村人がからかわなくなると同時に、なにも食べ物をくれなくなった、私は途方にくれています」と訴えた。

    この話は、宮本の心を強く打ったといいます。
    いじめたり、からかったりするのはある意味、気にかけている証であると気づいたのです。
    だからこそ、食べ物を与えたりと手を差し伸べることもあり、村落には連帯意識が存在していて、
    “相互扶助”を基盤として成り立っているのだと感じたのです。