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渡辺貴子(「ろう文学」編集&発行人)

早いものでもうすぐ3月が終わる。 最近は、「ろう文学」の制作だけでなく中級レベルの手話学習者の日本語翻訳のチェックをやらせて頂いている。15名から字幕あるいはテキストが入った手話動画が送られ、それをチェックして間違いを正していく。 またそれとは別に、ろう者の日本語レッスンも開催している。学校の教育をきちんと受けていない年配のろう者を中心に、基礎から教えていくものだ。 4月からはろう児を持つ親の手話勉強会を受け持つ。 昨年、ろう文学の資金不足のことを思い切って皆さんにお伝えさせていただいたが、その後、何名かの方が様々な形で協力して下さっている。本当にありがたいことです。 良い印象を持たなかったのか離れていく人もいたが、それは個々の選択なので受け入れているつもり。寂しい気もするけど、自分の力不足なので。 悔いを残さないよう、自分の出来ることをやる。 大変だけど、「あの時まだまだやれたんじゃないか」と思う方が嫌だ。日々、自分がやれることをやっていく、その積み重ねだ。年を重ねるにつれて、積み重ねていくことの大切さが身体に染みるように実感してきている。 健康に気を使うようになった。栄養をとること、エクササイズも生活に取り入れた。若い時は気力だけでやっていけたけど、今じゃそうもいかない。できるだけ体を動かすことを意識している。それも、ずっと活動していけるようにするためだ。 もうすぐ満開の桜が見られるようになるだろう。それを見て、自分はどう感じるのか? 今はモヤモヤしていることだらけでとにかくやるしかない、と思っているが、暖かな春の日差しを楽しみにしている自分もいる。

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渡辺 貴子(「ろう文学」編集&発行人)
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