てんあつてんあつ2025年06月01日 09:36世に従(したが)はん人は、先づ、機嫌(きげん)を知るべし。序(ついで)悪(あ)しき事は、人の耳にも逆(さか)ひ、心にも違ひて、その事成ならず。さやうの折節(をりふし)を心得うべきなり。但(ただし)、病(やまひ)を受け、子生(う)み、死ぬる事のみ、機嫌(きげん)をはからず、序(ついで)悪(あ)しとて止(や)む事なし。生(しやう)・住(ぢゆう)・異(い)・滅(めつ)の移り変る、実(まこと)の大事は、猛(たけ)き河の漲(みなぎ)り流るゝが如し。暫(しばし)も滞(とどこ)ほらず、直(ただち)に行(おこな)ひゆくものなり。されば、真俗(しんぞく)につけて、必ず果(はた)し遂(と)げんと思はん事は、機嫌(きげん)を言ふべからず。とかくのもよひなく、足を踏ふみ止(と)どむまじきなり。 春暮れて後(のち)、夏になり、夏果(はて)て、秋の来(く)るにはあらず。春はやがて夏の気を催し、夏より既に秋は通ひ、秋は即ち寒くなり、十月は小春(こはる)の天気、草も青くなり、梅も蕾みぬ。木の葉の落つるも、先づ落ちて芽(めぐ)むにはあらず、下(した)より萌(きざし)つはるに堪(たへ)ずして落つるなり。迎(むか)ふる気、下に設(まうけ)たる故(ゆ)ゑに、待ちとる序(ついで)甚(はなは)だ速し。生(しよう)・老・病・死の移り来きたる事、また、これに過ぎたり。四季は、なほ、定まれる序あり。死期(しご)は序(ついで)を待たず。死は、前よりしも来(き)たらず。かねて後(うしろ)に迫(せま)れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚(おぼえ)ずして来(き)たる。沖(おきの)の干潟(ひかた)遥(はるか)なれども、磯(いそ)より潮(しほ)の満(みつる)が如し。 吉田兼好『徒然草』155段より 残念ながらこの様な心境には未だ未だ至らず、未練がましく生き残って居ります。 ご無沙汰して居ります。本の一瞬懐かしく戻りましたが、生来の気まぐれです。お赦しください。
てんあつてんあつ1日前『過剰な二人』より第一章の"人生を挽回する方法"60頁の林真理子さんの"スランプの過ごし方で未来は決まる"もまた良い。まえがきを見城さんが。あとがきを林さんが。これだけでもめちゃくちゃ価値があるんよ!55
てんあつてんあつ1日前ここにこうしてダラダラと己の心情等を吐露して書き殴っているのは、自己慰安の他ならないのです。言葉を知ること。それらを書くことで自分の内部に降りて行ける。結局、生きるとは自分との戦いなのだなあ!?と仄かに思い始めています。43
てんあつてんあつ21時間前教養が無くても生きて行けるけど、気づけないことが多くなるようで豊かさを受け取れないように思えます。僕の中でその豊かさは"遊び心"でもありましてね。教養を身に着けて居ると居ないとでは、雲泥の差だなぁ!?と熟に思います。20
てんあつてんあつ19時間前熱中症を防ぎましょう | 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/prevent.html 7
てんあつてんあつ14時間前悲しいから旅に出て。寂しいから酒を飲む。限りあるから人を愛し。何も持たずに死んで往く。僕のメモに残っていた言葉。誰の言葉なのか思い出せない。ひょっとして僕自身の言葉だったのか。それすらも思い出せない。30