望月輝子の755習慣
トーク情報- 望月輝子
望月輝子 実は大工技能の国家試験の初級を
先週の日曜日に受けた。
試験内容に手をつけられたのが、
試験日の6日前。
自業自得、自己嫌悪という中、
とにもかくにもやる‼︎しかなく、
合格する事よりも、試験打ち切り時間までにどれだけ仕上げられるかという挑戦に切り替えた。
課題は屋根の仕組みの一部を制限時間内に組み上げること。
寸法は覚えられても墨付けの感覚が慣れない。ドリルなど電動工具は一切使用NGで
鑿や鉋、釘を使う。
当日、支給された木材が割れるというハプニングも起こった。しかし目指すは合格ではなく、どこまで仕上げられるかということにした自分は、至って冷静で、ひたすら手を動かし続けた。
最後の釘を打ち終えた時、
初めて時間を確認した。
そういえば試験官のタイムアップの声を聞いていない。
なんと驚いたことに制限時間の30分前に組み上げてしまっていたのだ。
以前にも同じような経験をしたが、火事場の馬鹿力というものは、人間の計り知れない力を発揮する。極限状態に自分を追い込むことなのだが、なかなか日常では、そこまで追い込むことなどない。
と思った矢先、一人のお顔が浮かんだ。
見城さんだ。
見城さんは常に極限状態で戦っていらっしゃる。だから朝目覚めると同時に憂鬱なのだ。
鮮やかな結果を出し続けられている陰には、この極限状態が常に存在するのだと思った。
それを圧倒的努力というなら、来る日も来る日も圧倒的努力を続けるということは想像を絶するほど苛酷なこと。
リングに立ち続けるとはそういうことなのかと、身に染みて衝撃的だった。
恐るべし見城さん。
やはり、遥か上空の不変な青空のようなご存在、それが見城さんなのだ。
さて、今回受けた国家試験の結果は、
3月に発表とのことだが、木材が割れたという時点で99%以上、不合格なのだそう。
進級すると必ず中級を受検しなければならない。かなり難関であるのだが、こうなったら中級にて必ずリベンジすると誓う。
押忍‼︎