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#30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

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    1. じろー

      LE SSERAFIM
      「CRASY」7曲目

      個人的に空前のポケモンブームが来てまして、ファイアレッドクリア後に10年ほど放置していたウルトラサンをクリアして、その後スカーレットも殿堂入りまでやりました。というのも先日配信が開始した基本プレイ無料のポケモンチャンピオンズが「ポケモンバトルをすべての人へ」というコンセプトを基に、割とカジュアルめで初心者が参入しやすそうなので、ちょっと触ってみたいと思い、とりあえず歴代で積んでたポケモンシリーズを一気に片付けました。スカーレットの旅パレビューをまた上げようと思います。

      さて、前回のレビューではIZ*ONEの後継グループとしてIVEをレビューしましたが、LE SSERAFIMもまた宮脇咲良とチェウォンというIZ*ONEの人気メンバー2人が加入した後継グループです。宮脇咲良がポケモン好きでポケポケとコラボしたり、今流行りのぽこあポケモンのゲーム実況を配信したりしています。

      本楽曲はその題名通り、支離滅裂にも近い“狂った”歌詞が特徴でそれをビートに気持ちよく乗せることで得も言われぬ中毒性を生み出しています。個人的にLE SSERAFIMは圧倒的な実力や明確なコンセプトで攻めるのではなく、バズらせるのが上手くて、何故か目や耳にとまる中毒性があり、それでいてメンバー全員が親しみやすい人柄というところが魅力だと思います。

      歌詞には中毒性がありビビッとくるような「衝撃」とメンバー達「親しみやすい」人柄を両立するメタファーとして“ピカチュウ”や“10万ボルト”が織り交ぜられており、ジャケットにも稲妻が描かれています。

      いつもは日本語ver.があっても基本的に原曲をレビューしているのですが、今回は歌詞のCRAZYさを感じてほしいので敢えて日本語ver.をプレイリストに入れておきます。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    2. じろー

      IVE
      「I AM」6曲目

      昨年、Netflixでの限定公開に端を発して世界的にブームを巻き起こした映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」の挿入歌である「Golden」が音楽チャートを席巻しました。映画を製作するにあたって、実際にKPOPの人気楽曲を参照しているはずで、この「Golden」の参照元が本楽曲ではないかと言われています。聴くとすぐ分かると思うのですが、突き抜けるような高音のサビやアンセム的な曲調は「Golden」とかなり共通しています。
      IVEは前回レビューしたIZ*ONEの圧倒的センターであったウォニョンとダンスボーカル共に高次元でこなし、かつウォニョンに勝るとも劣らないスタイルを持つユジンがIZ*ONE解散後に新たにデビューを飾った第4世代のグループです。
      IVEはレビュー2(50曲目にDubidubiduをレビューするチーフ)でも坂本龍一の「Merry Christmas Mr.Lawrence」をサンプリングした「Supernova Love」をレビューしました。その時は少しネガティブなイメージとしてレビューしたので今回はポジティブな面をレビューしてみようと思います。
      グループ名であるIVEは「I HAVE」という意味でウォニョンとユジンというIZ*ONE時代に既に圧倒的な人気があったメンバーを軸に、0からのスタートではなく「既に持っていて、それを存分に発揮する」グループとして自己肯定感MAXの楽曲が多い点が特徴です。現状aespaと並び、まさに「覇権」と言って良いグループだと思います。
      本楽曲も「自分は自分であり誰も邪魔できないという」圧倒的自己肯定感をベースに、さらにその自己肯定感を聴く側にも分け与えるという、IVEのコンセプト通りの楽曲に仕上がっています。グループ名・コンセプト・楽曲の三拍子が綺麗に一致しているのが個人的に気持ち良いですね。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    3. じろー

      IZ*ONE
      「Panorama」5曲目

      前回レビューしたRed VelvetのメインボーカルであるWendyがWBC開幕戦韓国対チェコの始球式に登場してました。日本代表は残念ながら連覇出来ませんでしたが、パワプロ新作はWBC仕様になるとのことで久々にやりたいですね。

      さてRed Velvetと同じ「第3世代」のK-POPグループから、今や伝説となったIZ*ONEの楽曲を紹介します。
      IZ*ONEは日韓合同のオーディション番組で結成された期間限定のグループであり、コロナ禍に人気絶頂でありながら解散しています。グループ名には「12(IZ)種の色彩を持ったそれぞれの星(メンバー)たちが一つ(ONE)になる瞬間」という意味が込められており、その由来通りに年齢もルーツも身長もスキルもバラバラなメンバー達がまるで1つの生物のように息ピッタリなパフォーマンスを披露する一体感が特徴でした。

      本楽曲は人気絶頂であったIZ*ONEの解散前最後のタイトル曲であり、IZ*ONEとしての活動やファンとの交流を「Panorama」のように記録し、永遠に記憶に残すといった切ない内容に仕上がっています。

      解散後、IZ*ONEのメンバーは「第4世代」として2020年以降に登場するIVEやLE SSERAFIM等グループの主要メンバーとなったり、ソロ活動で成功したりとK-POPのその後の歴史にも大きな影響を及ぼした重要なグループと言えます。
      余談ですが、秋元康もこの日韓合同オーディションに関わっており、宮脇咲良等の48グループのメンバーも多数参加し、メンバーとしてデビューしています。日本語楽曲も複数出しており、当時日本で覇権を握っていた坂道グループのような楽曲を多くリリースしていますので、試しに聴いてみてください。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    4. じろー


      RedVelvet
      「Feel My Rhythm」4曲目

      ファイアレッド・リーフグリーンのSwitch版が発売されました。久々にクラシックなポケモンがやりたかったところなので、発売日に購入して殿堂入り目指してプレイしています。
      さて、ポケモンにおけるゲームボーイアドバンスのタイトルが「第3世代」として区分けされていることからも言えるように、実は今30歳くらいの世代は「第3世代」に区分けされる事が多いんですよ。K-POPにおいても、前回レビューしたJENNIEが所属するBLACKPINKやTWICEは、2010年代後半にアジア圏から世界にK-POPを広めた世代として「第3世代」に区分けされており、事実JENNIEやMISAMOは96,97年生まれで今年30歳を迎えます。
      今回はそんな「第3世代」のK-POPグループであるRed Velvetから1曲紹介します。Red VelvetはSMエンターテイメントに所属しており、同事務所の先輩である少女時代(第2世代)から受け継いだ確かなボーカル力を持ちつつ、コンセプトの強烈さを後輩であるaespa(第4世代)に継承したグループです。魅惑的で強烈な色である赤(Red)と柔らかく優しい(Velvet)という二面性で魅了するという由来で、実際に曲自体もこの2つ全く異なるコンセプトに大きく二分されます。
      本楽曲はVelvet側のコンセプトの代表曲で、最大の特徴はバッハの「G線上のアリア」をサンプリングしている点です。誰もが聴いたことのあるクラシックの旋律を見事にK-POPの文脈に落としこみ、それをメンバー達の確固たるボーカル力で昇華しています。MVではヒエロニムス・ボスの絵画をサンプリングしており、優雅さと奇妙さが入り乱れる映像も見応え十分です。こういった実験的な音楽的取り組みが多いのもK-POPの魅力の1つですね。
      先輩の少女時代と後輩のaespaが両方各世代の覇権を握っていて、かつ同世代には今も現役バリバリのBLACKPINKとTWICEがいるので中々埋もれがちですが、個人的には「第3世代」で最も好みのグループです。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    5. じろー

      JENNIE
      「like JENNIE」3曲目
      今考えればウイイレの挿入歌は大分豪華でしたが、最近はFCも豪華になってきてます。最新作FC26ではBLACKPINKのメンバーであるJENNIEの本楽曲が収録されており、K-POPも遂にここまで来たかといった感じです。

      2024年に「APT.」でROSEが世界を席巻したあと、昨年はJENNIEが本楽曲で上半期のチャートを支配し、リリース当時は各グループのメインダンサーがこぞってダンス動画をアップロードしていました。今最も影響力のあるK-POPグループとしてBLACKPINKは確固たる地位を固めています。

      題名の通り、「JENNIEのようにやってみな。でも誰も私にはなれないから」という強烈なナルシズムを前面に押し出し、アンチにもファンダムにも向けた歌詞が特徴で、何をしてもトレンドになる絶大なカリスマ性のある彼女にしか歌えない楽曲になっています。

      1曲目にレビューしたNMIXXの「O.O」と同じ「バイレファンキ」のリズムでラップパートとメロディを強調するパートをシームレスに使い分けて歌いながら激しいダンスを踊るというBLACKPINKの中でオールラウンダーであるJENNIEならではの芸当ですね。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    6. じろー

      Imagine Dragons
      「Demons」2曲目

      NMIXXのリーダーであるヘウォンは小学3年生の頃に英語の授業で先生が観せてくれたバンドのライブ映像に心を打たれて、「自分も言葉が通じなくても感動を与えられる歌手になりたい」と思いパフォーマーを志したということを語っています。

      そのきっかけとなったのがImagine Dragonsの本楽曲です。(実際にYouTube番組でカバーしていたりします。)
      僕らにとってはウイニングイレブン2015の挿入歌で何度も聴いた曲ですよね。

      本楽曲では誰しもが持っている自身の闇の部分を「Demons」と表現していて、相手に良く思われたいけれど、負の部分もさらけ出さなければならないある種の葛藤が歌われています。
      歌詞の中で「kingdom come」という表現が出てくるのですが、これは直訳すると「この世の終わり」(語源は聖書の1節から来ているみたい)で本楽曲の中では「成れの果て」というような意味合いで使われています。USラップを聴いてても思うのですが、こういった聖書から来ているような独特な表現は中々調べてみないと理解するのが難しいですね。

      本楽曲を聴くと当時の思い出が蘇ります。もう10年以上前なんですね。皆さんも久々に聴いてみてください。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    7. じろー

      NMIXX
      「O.O」1曲目

      日本での活動がほぼ0だったにもかかわらず、日本のコンテンツでパフォーマンスが観れることはファン冥利に尽きますね。

      本楽曲はNMIXXの1stアルバム「AD MARE(ラテン語で出航の意)」に収録されているデビュー曲です。曲名「O.O」は感嘆(Oh)や原点(0)、大きく見開いた両目を意味していて、「衝撃のデビューをよく観ておけ」というストロングスタイルの楽曲になっており、その通りに力強いボーカルと高難度の激しいダンスが特徴です。

      サイレン音にも似た音でイントロが流れ出すのですが、これは鯨の鳴き声をモチーフにしています。鯨はNMIXXファンのメタファーとしてMV等にも登場することが多く、ペンライトにも使用されていてグループの象徴的な存在です。

      歌い出しから「WhOOk」「LOOk」「zOOm」「gOOd」等「OO」が含まれる単語を多用しながら独特のリズムを刻んでいきます。

      以前のレビューでNMIXXは2つ以上のジャンルの音楽を1つの楽曲でMIXする事が特徴と書きましたが、本楽曲の前半部分は「バイレファンキ」というブラジル発祥のストリート音楽ジャンルをベースにアップテンポなビートでパワフルなボーカルが展開していき、中盤で「NMIXX〜!」のかけ声とともに「ポップロック」にビートチェンジし、比較的明るく聴きやすい曲調に変わります。全く異なる曲を掛け合わせた形なので少しリスナーからの理解は得られず爆発的に売れた訳ではありませんでした(のちのち実際に2曲に分裂したりしています)が、彼女達のボーカル力と独自性を存分に表現している1曲ですね。
      「O.O」には円環(魅力にぐるぐる落ちていく)というメッセージもあるため、30曲目のレビューにまたNMIXXの曲に戻ってこようかなと思います。

      〜ここから余談〜
      NMIXXがTHE FIRST TAKEに出ると聞いて、今回の動画公開を時間ぴったりに待機していたことで奇跡的に観れたものがありました。基本的にTHE FIRST TAKEは1発撮りではあるものの、ピッチ補正は掛けています。ただ今回の動画と同時に公開されたショート動画の方はピッチ修整なしで最初アップロードされていて、おそらくスタッフがピッチ補正前と後を間違えたのだと思うのですが、そんなミスをするくらい彼女達の歌唱力が修整いらずである証明でもあると感じました。(現在は再アップロードされて観れないのですが、確かにほぼ変わらなくて逆にライブ感があって良かった)
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ