☆スポットライト 世紀のスクープ
派手さはないが、真実を求めて動き回る記者たちの息遣いがきこえてくるいい映画だった。変態神父はほぼ結局劇中で姿を見せることはなかったが、下手に姿見せるより怖かった。ゴッドファーザーPARTⅢとかこれとか観てると、カトリックってほんとカトリック教会そのものを守ることしか考えない最低な組織に思える。実際必ずしもそういうわけではないんだろうけど。はじめはゲーガンのことを追っていたのが13人、90人、そしてさらに膨大な数の変態神父が潜んでいることが明らかになっていく一連の流れはゾッとした。最後に被害が明らかになった街の一覧が出てきたところでもカタルシスを得ると同時にカトリックの闇の深さに戦慄する。
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