見城徹のトーク
トーク情報- 見城徹
見城徹 2時間ほど寝て、目が覚めてしまい眠れない。しょうがないから755を散策している。この10年、良くも悪くも755に僕の人生は刻まれている。『喜びも悲しみも幾歳月』という1957年の木下惠介監督の映画を何故か思い出した。主人公は海上の船を見守る幾つかの灯台守をしながら人生の様々な苦難を乗り越える。755という海の
灯台守。センチメンタルな気持ちななる。
755に見守られ、755を見守って来た。
映画の感動的なラスト。喜びも悲しみも幾歳月。人は善良に誠実に自分の運命を引き受けて生きる。愛する。戦う。のたうち回る。そして、最後に微笑みながら海を渡る風になる。それで良し。そう思うしかないよね。ねえ。 見城徹 藪 医師(中山祐次郎)藪 医師(中山祐次郎) 見城さん。
私もまた、他の方々と同じように行く先を照らしていただいた一艘の船です。あちらへ行け、あの岩礁には気をつけろ、辛かったらいつでもターンして帰ってこい……
見城さんという灯台に見守られ、幾度となく裏切り、それでもまだ見守られている。私は善良でも誠実でもないと言うのに。それを見城さんは「興が乗った」とか「人情」とか「ロッケンロール!」とかいう言い方で、私や他の多くの船を先導してきた。
風になるのはまだ早いです。もう少し、もう少しだけ見守っていてください。

