見城徹のトーク
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おはようございます。
2019年3月の親父の投稿のリトークです。
僕は中学校の卒業アルバムに尾崎豊の「卒業」の一節を書きました。
あと何度自分自身卒業すれば
本当の自分にたどり着けるだろう
仕組まれた自由に誰も気づかずに
あがいた日々も終わる
この支配からの卒業
それだけならただむず痒いだけの思い出でしたが、後の奇跡に繋がっているのです。この出来事ひとつとっても、親父に出会う僕の人生の伏線だったのだと思います。
僕には運命に導かれている様に感じるのです。たまたまですが、そう思いたいのです。
中学生の頃、「15の夜」を初めて聴いた時、僕はその魂を吐き出す様な絶唱に心を奪われてしまいました。その時、尾崎豊はもうこの世にいませんでした。
「シェリー」「cookie」「Forget-me-not」。当時好きだった楽曲を挙げたらキリが無いですが、中学生の僕は尾崎豊の世界観に夢中になっていました。病的なまでに繊細で、今にも壊れてしまいそうで、あまりにも脆くて、儚くて。当時の僕には痛々しいその姿が、なんだか自分と重なって見えたのです。
親父と尾崎が過ごした日々を思うと胸が痛くなってきます。その想像を絶する日々のおかげで僕は尾崎豊と出会えました。親父に感謝ばかりです。
本日も皆様、宜しくお願い致します。