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じろー

三浦大知 「HORIZON DREAMER」26曲目 一生のうちにやる事リストに入っていた「三浦大知のライブに行く」をおととい達成してきました。 感想として「本当に行ってよかった」に尽きますね。こういう表現ですらチープに聞こえるかもしれませんが「本物」でした。激しいダンスを踊りながらも全くブレない歌声やバラードを聴かせる時の圧倒的な音圧等、人間離れしたパフォーマンスでしたね。元々凄さは分かっているつもりでしたが、やっぱり生で観ると迫力が段違いで、ライブを皆んなで楽しみながらも、極上のショーを観せてもらってる感覚でした。 自分自身はガチファンでは無いので、初めて聴く曲もありましたが、仮面ライダーの「EXCITE」やドラゴンボール映画の「Blizzard」、レビュー第1弾でも取り上げたアニメ寄生獣のED曲「IT'S THE RIGHT TIME」等、有名曲も沢山披露してくれたのでライト勢にも優しく大満足でした。 あと今まで行ったライブの中で最も客のライブマナーが良かったですね。客層としては40代くらいのマダムが多いので、盛り上がるべきところは盛り上がり、パフォーマンスに集中すべき時は静かに聴く徹底ぶりは素晴らしかったです。 本楽曲は今回のツアーのタイトル曲で、サビ部分では掛け声で盛り上れるライブでも映える曲に仕上がっています。来月発売のゲーム「DEATH STRANDING 2」の挿入歌にもなっていて、作品内での演出も楽しみです。 #50曲目にDubidubiduをレビューするチーフ #ライブ体験記

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大貫チーフのスカウト日記
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    TWICE
    「Feel Special」36曲目

    今年でTWICEは結成10周年を迎えました。9人グループで誰1人かける事なく10周年を迎えて、今も第一線で活動し続けている事がK-POPの負の歴史から見た時にいかに奇跡的にであるかは言うまでもありませんし、この事実が彼女達の人間性とチームワークの高さを何よりも証明していると思います。

    TWICEは2010年代と2020年代で明確にコンセプトが変えています。2019年までの「Cheer UP」や「TT」に代表される愛嬌を前面に押し出した親しみやすいキュート路線から、現在のロック調で自己肯定や力強さを感じる成熟・洗練路線に楽曲のテイストは大きく変わっていて、本楽曲は丁度その転換期にリリースされました。

    この頃サナの平成事件(詳しくは省きますが)やミナの不安障害等、人気の絶頂期を迎えながらも、多くの批判や苦悩を抱えていた時期でもありました。(実際にミナは活動を休止していて、本楽曲のジャケ写はミナをメンバーが囲い寄り添う形になっています)
    そんな中でもメンバーを想い助け合う姿を間近で見ていたプロデューサーのJ.Y.Park本人が作詞作曲し、彼女達に送ったのが「Feel Special」でした。歌詞には「取るに足らないと思っていた自分をあなた(メンバーやファン)が特別にしてくれた」というニュアンスが多分に含まれています。「私は特別だ」ではなく「あなたが私を特別にしてくれる(特別だと感じさせてくれる)」と表現するのが、いかにもTWICEっぽくて彼女達の人間性を反映させてる素晴らしい歌詞だなと思います。
    TWICEらしい聴きやすさを残しつつも、煌びやかなサウンドの上に影を感じさせる歌詞が乗ることでアイドルの光と闇のコントラストをリアル描いていて、個人的に本楽曲がTWICEの楽曲の中でのマスターピースだと思っています。
    #50曲目にDubidubiduをレビューするチーフ #ライブ行ってきたのでまたレポ上げます

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    8/23(土)レポ
    TWICE <THIS IS FOR> WORLD TOUR IN JAPAN@愛知・バンテリンドーム ナゴヤ

    【⭐︎驚いた点】
    ⭐︎男性ファン意外に多い(そうはいっても女性7男性3くらい)
    ⭐︎ミナファンの圧倒的数の多さ
    ⭐︎チェヨンファンの猛者度
    【○良かった点】
    ○大学ぶりのバンテリンドーム(当時はナゴド)に感じるノスタルジー
    ○ドーム内の飲食系売店の充実さ
    ○グッズ販売所のデカさ(売切や待ち時間なし)
    ○暑すぎて避難した隣のイオンのキャパシティ
    【◎とても良かった点】
    ◎可愛い系の往年の名曲が封印されるなかで唯一披露された「What is Love?」での異常な盛り上がり
    ◎ジヒョの日本語スキル
    ◎ジヒョの圧倒的な歌唱力
    ◎ジヒョの遠くからでもわかる日焼け具合
    ◎ジョンヨンの生歌声量
    ◎モモのソロステージダンス
    ◎モモのMCでのトーク
    ◎ダヒョンのピアノ
    ◎Bluetooth制御でのペンライト演出(非常に綺麗)
    【✖︎良くなかった点】
    ✖︎ナゴヤドーム前矢田駅のキャパシティの低さ
    ✖︎ドーム内の蒸し暑さ

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    Mrs. GREEN APPLE
    「僕のこと」37曲目

    皆さんは学生時代を思い出すとき、誰のどんな曲が頭に浮かびますか?
    最近のアンケート結果を見ると、今の中高生から圧倒的な支持を得ているのは Mrs. GREEN APPLE のようです。ここ数年音楽チャートでも完全に上位を支配していて、最近ではアジア圏にもファンが増えており、TWICEのジヒョもよく聴くとライブで話していました。

    彼らの楽曲は、自分のアイデンティティに悩み、他人と比べて自己嫌悪に陥りやすい中高生の心に寄り添う歌詞が印象的です。
    本楽曲は失敗や絶望を経験しながらも、「それでも自分を受け入れて生きていこう」とする、前向きで力強いメッセージが込められています。また「広い狭い世界」や「幸せに悩める」といった、単純に良し悪しで語れないような複雑な感情を、巧みに歌詞に織り込んでいる点も中高生に刺さるポイントですね。彼らの音楽に救われている中高生は、本当に多いと思います。

    本当にたまたまなんですが、本日はボーカル大森元貴の29歳の誕生日だそうです。
    この世代の人なら多分そうだと思いますが、本楽曲の「奇跡」と「軌跡」をかけた歌詞は同じく「グリーン」が名前に入っていGReeeeN(現GRe4N BOYZ) の「キセキ」をサンプリング元にしてますよね。

    ちなみに自分は学生時代を思い出す時は文化祭でヘビロテされた西野カナの「Happy Song」 が出てきます。
    #50曲目にDubidubiduをレビューするチーフ

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    Perfume
    「巡ループ」38曲目

    人生で初めて買ったCDは2008年に発売されたPerfumeの「Dream Fighter」という曲でした。それ以来ずっと彼女達の楽曲やダンス・人柄に魅了され続け、学生時代に最も聴いたアーティストはPerfumeだと断言出来るほど、自分の中では大きな存在です。

    本楽曲はかるた漫画のドラマ版「ちはやふる めぐり」の主題歌であり爽やかな青春ソングとなっているのと同時に、小学生の頃から自らの青春を丸ごとPerfumeに捧げた彼女達の集大成とも言える曲となっていて、歴代楽曲の振り付けが随所に散りばめられています。(レビュー第1弾では彼女達の代表曲である「ポリリズム」について解説しましたが、ポリループを連想させる曲名となっていたり、アウトロでは「ポリリズム」のイントロのフォーメーションがサンプリングされたりしています。Perfumeは売れ初めの頃「平成のキャンディーズ」と評されることもありましたが、キャンディーズも以前レビューした「微笑がえし」で往年の名曲の歌詞を散りばめるといった事をやってましたね。)

    また本楽曲は中田ヤスタカ特有のバキバキのエレクトロサウンドではなく、エフェクトを極力抑え、等身大のPerfumeを映し出す自然な聴き心地に仕上がっている部分も非常に感慨深い点です。

    結成25周年を迎えたPerfumeは2025年いっぱいでの活動休止を発表しました。ファンの1人としては勿論悲しい気持ちもありますが、それよりもここまで走り続けてくれた事への感謝の思いが大きいです。またいつかライブに行ける日を夢見ています。
    #50曲目にDubidubiduをレビューするチーフ

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    Porter Robinson
    「Cheerleader」39曲目

    これだけ多くの音楽サブスクが存在していて、YouTubeでもフルバージョンが無料で聴ける世の中になると、もはやライブに行くよりもCDを買う方がファンの応援行動としてはよりディープではないでしょうか。

    自分の場合、例えば最近ライブに行ったTWICEや三浦大知は10段階で好き度合いを表すと7or8くらいで、9or10になってくるとライブは勿論ですが、CDを買ったりファンクラブに入ったりします。CDを買うレベルで好きなアーティストは5組くらいしかいないのですが、そのうちの1人がこのPorter Robinsonです。(海外アーティストで初めてCD買ったのがこの人でした)

    FIFA17のサントラに収録されていた「Shelter」という楽曲がきっかけで好きになりましたが、FC24で7年ぶりに本楽曲でサントラにカムバックしてくれました。

    本楽曲では自らの熱狂的なファンを「Cheerleader」と表現し、明るいサウンドとは裏腹に歌詞では行き過ぎた愛は依存や執着といった負の要素も含んでいるといったニュアンスが内包されており、全体としてアンビバレントな想いが込められた1曲となっています。
    #50曲目にDubidubiduをレビューするチーフ

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    NMIXX
    「Blue Valentine」40曲目

    人生初、海外初とレビューしたので直近でCDを買ったアーティストも紹介したいと思います。

    自分はK-POPでもとりわけJ.Y.ParkがつくったJYP Entertainment (TWICEやNizi Uが所属)のアーティストが好きなのですが、その中でもこのNMIXXは抜群に好きですね。

    未知数(俺とマキアディが好きなあのN(a))やnew,nextの頭文字であるNと多様性を表すMIXを掛け合わせたグループ名でデビューして、今年4年目の6人組ガールグループです。

    彼女達は自らの楽曲のコンセプトを「MIXXPOP」と表現しています。1曲の中で全く異なるジャンルの音楽を組み合わせたり(ヒップホップからロックにビートチェンジさせたり)、曲中でBPMを変化させたりする事で、グループ名の通り斬新かつ多様な音楽的表現を生み出し続けています。そのコンセプトの難解さから、キャッチーな曲が少なく爆発的な人気は出ていないため日本でもそれほど知名度はありません。ただ、母数があまりに多く個性が見出しづらいK-POP業界の中で独自の路線を続けてきている部分は他のグループにはない魅力ですね。

    加えてメンバーの歌唱力の高さを全面に押し出していて、レコーディングの様子を見せたり、1曲でもアカペラバージョンやバンドバージョン等複数のリミックスを行ったりと音楽的コンテンツが充実しており、メンバーのボーカルスキルを存分に堪能できる部分が非常にエンターテイメントとして質が高いです。

    本楽曲は先月リリースされた彼女達の1stアルバムのタイトル曲で、単純な好意だけではない相反する複雑な感情を「Blue Valentine」と表現し、切なさ(Blue)と愛(Valentine)が共存し、行き来するものとして歌詞が構成されています。BPMを変化させ明るい→暗い曲調に変化させる事で歌詞が持つ意味を音楽的にも表現しています。
    #50曲目にdubidubiduをレビューするチーフ #好きなアーティストだとレビューに熱入りがち