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熊崎雅崇/オルニ(株)代表

旅の本質とは、「自分の貨幣と言語が通用しない場所に行く」という点にある。 貨幣と言語は、これまでの自分が築き上げてきたものにほかならない。それが通じない場所に行くということは、すべてが「外部」の環境に晒されることを意味する。 そうした環境では自己愛は成立し得ず、裸形の自分がさらけ出される。必然的に自分と向き合わざるを得ない。つまり自己検証、自己嫌悪、自己否定を余儀なくされるのだ。 旅ほど人生を改変することに作用するものはないと思う。 #読書という荒野

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熊崎雅崇のトーク
トーク情報
  • 熊崎雅崇/オルニ(株)代表
    斉藤徹斉藤徹

    債務超過を乗り越えて、会社を立て直してきた。
    変かもしれないけど、あの時の血の匂いのようなものが恋しくなる瞬間がある。奈落の底という表現が正しいかわからない。でもそれは、失敗や挫折そのものじゃなく、自分を試す極限状態や、魂が削られるような場所のこと。
    もう一度奈落に落ちなくても、あの頃の覚悟や鋭さを再現したい。そして今、僕は本当にあの頃のように頑張れているだろうか。

  • 熊崎雅崇/オルニ(株)代表
    見城徹見城徹

    人は死というゴールに向かって泣きながら生まれて来る。生きるという困難に泣きながら耐えるという最初の儀式のようなものだ。泣いて生きる資格を得る。人は泣きながらその後の人生を生きる。自分の人生を価値あるものにするために困難と戦う。だから、最後は微かに笑いたい。自分の生きた証を微笑みながら噛み締めたい。

  • 熊崎雅崇/オルニ(株)代表
    見城徹見城徹

    仕事の結果が出れば出るほど、結果を出した人は苦しくなる。周囲や上司は更なる結果を求めるからだ。例えば一つのベストセラーを出すとする。会社はもっと売れる戦略を課して来る。圧倒的努力でベストセラーを作ったのに、作ったその人こそが辛い立場に追い込まれる。つまり、仕事の結果を出すと、その結果より先の困難な問題に立ち向かわざるを得なくなる。「もっと、もっと」と周囲は期待する。クリアしてもクリアしてもそれは続いて行く。つまり、無間地獄なのだ。しかし、結果を出すとはそういうことなのだ。憂鬱でなければ、仕事じゃない。それを日々実感し続けていると、地獄の道行きが楽しくなる。充足感に満たされる。困難や試練こそが生きている証なるのだ。

  • 熊崎雅崇/オルニ(株)代表
    見城徹見城徹

    相手に理解されたい。理解されないとこれ以上戦えない。僕の場合はその想いが強過ぎる。しかし、理解されるのは極めて稀なことなのだ。ましてや、僕の戦いに気持ちを寄せてくれる人など皆無に等しい。それで良し。その覚悟を胸に日々を生きる。
    本当はその覚悟が付け焼き刃だからこんなことを書いているのだと自分でも解っている。最初から僕はダメダメなふにゃふにゃ男なのだ。ただただおセンチなだけ。僕はたった一人では生きられない。ファイティング・ポーズが作れない弱気な朝です。

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  • 熊崎雅崇/オルニ(株)代表
    見城徹見城徹

    空は綺麗に晴れているが心は晴れない。
    幻冬舎は1993年11月12日に設立登記した。
    「俺たちの船は動かぬ霧の中を纜を解いて」と詩ったのはアルチュール・ランボーだが、正に動かぬ霧の中の不安と恐怖の船出だった。
    既にその時から出版の落日は始まっていたが、
    シュリンクする出版業界を何とか耐え忍び、ようやく創立30周年まで辿り着きそうだ。時代は変わった。書店は減り続け、本も雑誌も劇的に売れなくなった。船出の時の恐怖や不安に30年を経てまた今、苛まされている。年末で73歳を迎える。
    「まだ戦えるのか?」
    自分に問うてみる。アーノルド・シュワルツェネッガーの言葉を思い出す。アーノルドは限界まで来た筋肉に呟く。
    「お前がNo!と言っても私はYes!と答える」
    胸を掻きむしる切ない日々。しかし、戦うしかない。道は一つだ。限界を突破する。血の一滴まで戦う。I Will Go to War!

  • 熊崎雅崇/オルニ(株)代表
    見城徹見城徹

    昨日は辛い別れがあった。
    長い間受け入れて来たつもりだったが、限界が来てしまった。無理をしていたのだと思う。出会えば別れる。人は失うために生きている。
    サヨナラだけが人生だ。