

しげトーク
トーク情報- しげ
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文庫版[栄光のバックホーム]読み終わりました。
お母様のまなみさんの視点から、横田慎太郎さんの生き様を綴った1冊です。
(以下、作品の内容を含みます)
慎太郎さんの[奇跡のバックホーム]を拝読して、ここまでまっすぐ生きている男がいるのかと驚きましたが、次に注目したときは、お亡くなりになったときでした。
何で?と、あのまっすぐに生きていた男が何で?と、しばらく思っていたことを覚えています。
感想を言葉にしようとすると、「まっすぐ」の言葉が何度も浮かびます。
僕の語彙力の無さを痛感しつつ、慎太郎さんの周りの方々にこの想いが広がって行く様子には、結末を知るだけに苦しくも温かな気持ちになります。
ご家族はもちろん、阪神タイガース入団後は同期に先輩、監督にスタッフ、病院の方々、大勢のファン…。
その想いは異例の引退試合に繋がり、引退後も慎太郎さんが渾身の力で立たれた講演会で、さらに多くの人に届いたのでした。
僕もいつの間にかその1人に、身内のような気持ちになっていることに気付きます。
慎太郎さんをそばで励まし、一緒に喜怒哀楽を分かち合ったまなみさんをとおしての視点と言うこともあり、その場に僕もいるかのように心を揺さぶられ続けました。
とくに手術で一度失われた視力が戻り始めたとき、窓のブラインドを何度も上げ下げして日差しが見えることを喜んだ場面には、僕まで頬がゆるみました。
そして「最後の港」へと進み、これまでの数々が決してフィクションでは無く、読んでいる今に繋がっていることにハッとさせられます。
慎太郎さんが最後まで前を向いて、まっすぐに、全力で駆け抜けたことに、本文にもあるように拍手を送りたくなりました。
スポニチの遠藤記者は「努力のバックホーム」と評しましたが、それは今も生きる僕が、まるで努力と呼べることをしていないことを意味します。
ありきたりながら慎太郎さんに近付きたい、どんな環境でも諦めず、目標を持って日々に臨もうと強く思いました。
読み終えたのは映画版[栄光のバックホーム]公開直前で、プロダクションノートや予告編、ドキュメント番組、そしてユニフォームが舞った胴上げの動画なども繰り返し見ました。
そのたびに胸が一杯になり、涙があふれました。
ゆずの[栄光の架橋]も、サビ前の♪ジャジャジャンと言うところを聞くだけで胸に迫るほどです。
慎太郎さんをこれまで深く存じ上げずにいたことを、悔やむばかりです。
そして、プロ野球はあまり興味が無かったものの、慎太郎さんの足跡が残り、復帰を信じ続けてくださった阪神タイガースを、これから応援したいと思っています。
今はことあるごとに、「24」の言葉を選んでしまいます。
映画やドラマで、感情を揺さぶられることが苦手です。
普段は避けている僕が映画を勧めるのですから、周りは驚いたと思います。
予告編を見た後に「お涙頂戴か」と言われたこともありますが、そう誤解してしまうほどにまっすぐ生きた男が横田慎太郎なのだと、今さらですが断言出来ます。
僕も少しでも追い付けるよう、並べるよう、目標を定めながら努力します。
読書しながら初めて涙があふれた1冊、読んだだけにせず、必ず行動に繋げます。 - しげ
しげ 昨夜の秋山さんのインスタライブ。
最初だけ拝見するも用事へ出ざるを得ず、今朝急いで改めて拝見しました。
松谷鷹也さんを、横田慎太郎さん役に決めるまでのお話。
プロダクションノートで見城さんとの場面は存じ上げていましたが、秋山さんがその前に、鷹也さんをと申し出たとき一笑に付されたと言う当時のご心境を想像すると、胸が締め付けられそうでした。
もちろん見城さんのご判断も当然です。
やはりダメか…と、恐らく内心倒れるほどに衝撃の受けつつも、しかし秋山さんはそこでめげること無く、ついに了承を得るのでした。
僕を省みると、似た場面があれば「やっぱそうっすよね」などと言って、あっさり引き下がるはずです。
覚悟が無い、あると思っていても思うだけ、なのでした。
見城さんはもちろん秋山さんの覚悟の一端を改めて触れさせていただき、僕ももっとしっかりやらなきゃ、ちゃんと生きなきゃと思うばかりでした。
お話を伺い、24番のユニフォームが舞った胴上げを思い浮かべ、一層自分のことのように感じました。
さらには今朝の、松谷鷹也さんのプロダクションノートを拝読し、朝から涙を浮かべています。
損しないためなんて思いませんが、箕輪さんが「1個が欠けてもあの映画にならなかった」とおっしゃる映画、エンドロールまで楽しみにしています。 - しげ
しげ 完全に自己満足ながら、スマートフォンのアラーム音を、東北新幹線福島駅の発車メロディ[栄光は君に輝く]にしました。
https://www.youtube.com/watch?v=nKY3VOl-3cI&t=10s
作曲が福島市出身の、古関裕而さんと言うことに由来するものです。
松谷鷹也さんの母校、学法福島高校も福島市ですし、こんなことも自分のことのように嬉しくなっています。

