中川のトーク
トーク情報- 中川 剛
中川 剛 映画「栄光のバックホーム」の試写会を観た直後に変えたジムで、本当に久しぶりに取り入れているパーソナルトレーニングが昼にあった。自分でやってきたトレーニングがどれだけ甘々で軟弱で、如何に間違っていたかを痛感。最後の最後の1回、2回、コーチがバーを軽く支えて檄を飛ばしてくれて、結果、パンパンになる。これが嬉しい。食事も随分間違えていた。食事も含めて変えて、新しく買った服とアバクロが似合う身体になること、日々を戦う精神を養うことが【目標】。
新しく通い始めたジムでのトレーニングが何故だか楽しい。平日夜なんかは面倒で憂鬱な時だってあるけど…身体を休めた方がいいのだが、明日も行きたいと思ってしまう。
「栄光のバックホーム」からの流れで来ているトレーニング。小さな事に過ぎないかも知れないのですが、このトレーニングが日々を変えて行く様な気がしています。
そして、今、6、7年前くらいの見城さんのトークを探してます! 中川 剛 死ぬために生きる死ぬために生きる 2年ぶりのプロサッカー選手復帰から、1週間が経過した。
お世話になっているにも関わらず、連絡をできていない皆様申し訳ございません。
復帰した事実や瞬間が、あまりにも日常の一つ、当たり前のことのように感じられ、これは報告をしてお時間を頂戴するほどではないと感じ、連絡できずにおりました。
ただただ僕という男一匹が復帰したという事実。それだけでした。
やっとスタートラインに立っただけで、むしろここからが重要になる。
外国でプロとしてお金をもらうということは、外国人助っ人として、優れて当たり前の結果とプレーが求められる。
有難いことですが、ここからは地獄の始まり。
次々に結果を求められ、有難いことに相手には対策され、日々やることをやらなければ、生ききらなければ脱落していく世界。
絶望しきって死ぬために、その礎としてまず絶望しきって引退する。
僕にとって引退するまでのこの2年間は、残りの人生を熱狂して生きるための鍛錬、精進の期間。
試合に対して未だに恐怖や不安を感じ、常に自己嫌悪になる自分。
死ぬために生きるとうたいながら、家族や友人達もいつか死んでしまうのかと強烈に寂しくなる自分。
そんな自分を受け止め、ただただ熱狂して生きるしかない。
30歳で2年ブランク。
僕は今サッカー界ではほとんど価値がない選手。
「勝者には何もやるな」
引退する時、人生を終える時、微かに笑うために。中川 剛 見城徹見城徹 仕事の結果が出れば出るほど、結果を出した人は苦しくなる。周囲や上司は更なる結果を求めるからだ。例えば一つのベストセラーを出すとする。会社はもっと売れる戦略を課して来る。圧倒的努力でベストセラーを作ったのに、作ったその人こそが辛い立場に追い込まれる。つまり、仕事の結果を出すと、その結果より先の困難な問題に立ち向かわざるを得なくなる。「もっと、もっと」と周囲は期待する。クリアしてもクリアしてもそれは続いて行く。つまり、無間地獄なのだ。しかし、結果を出すとはそういうことなのだ。憂鬱でなければ、仕事じゃない。それを日々実感し続けていると、地獄の道行きが楽しくなる。充足感に満たされる。困難や試練こそが生きている証なるのだ。