中川 剛中川 剛 2025.6.7記
映画[国宝](6月6日公開)
以前、見城さんが755で書いて下さっていた映画[国宝]。見城さんが教えて下さるもの全てに触れることは叶わないけれど、ほんの一部でも触れたいと思う気持ちは持ってます。何故なら、そこには、心を激しく震わせるものが必ずあるからです。本物、本質、感動といったことを誰よりもご存知の見城さんのオススメはいつも本当に凄いです。今回も心震わされまくりました。
昨日、映画公開初日の夜、映画館に上映時間ギリギリで駆け込んで[国宝]を観てまいりました。
175分の大作。
飲み物を飲む事すら忘れて、175分間、全神経を映画に向けていたことに終わってから気が付きました。なんと言い表せば良いでしょうか。アクション映画の様な“ど迫力“という類のものとは全く異なるのですが、心が震えるほど圧倒的に鮮やかな情景でした。涙が溢れるほど圧倒的でした。
悲痛、緊張、恐怖、感動、躍動、嫉妬、衝突、苦悩、堕落、血筋、才能、そして、絶望、熱狂、覚悟。これら全てを抱えながら、ただ只管に芸の道に喰らいついて行く喜久雄と俊介。舞台裏での血を吐く様な努力。歌舞伎座の舞台に立てば、鮮やかな衣装を身に纏い、煌びやかな光を浴びて、色気が立つほど美しく舞う。死ぬ間際まで舞台に立ち続ける。[国宝]への道程は、あまりにも壮絶で複雑で言い表す言葉が見つかりませんが、芸の道にその身の全てを捧げた覚悟を感じました。幸せや善悪、そんな言葉は入る余地がない様に感じました。絶望と熱狂の方が似合います。
芸の道にこの身の全てを捧げて生きる歌舞伎役者にしか為せない迫真の演技、鮮やかな踊り、心に迫りくる台詞。これらの凄味が映画[国宝]から圧倒的な迫力を持って胸に響いてきました。吉沢亮、横浜流星の鬼気迫る踊りにも心底震えました。どれだけ鍛錬を積まれたのかと思います。超豪華キャストと李相日監督をはじめとした超豪華制作陣の方々が凄まじい熱量と圧倒的努力と才能を惜しみ無く注がれたのだろう映画[国宝]。必見です。あの圧倒的に鮮やかな情景は、映画館で観るべきです。心からオススメします。
ちなみに、曽根崎心中の
“いつまで生きても同じこと“
という台詞が未だに胸に刺さっています。
見城さん、素晴らしい映画を教えていただき、本当に有難うございました。見城さんが仰られていなかったら、観に行っていなかったかも知れません。今回も、見城さんのおかげで感動に出会えました。
中川のトーク
トーク情報中川 剛 - 中川 剛
中川 剛 ↑当時持っていたポロシャツを全て捨てて、アバクロのポロシャツを20着近く買ったのは、アバクロのポロシャツをあまりにも格好良く着こなす見城さんに憧れたからでした。以前、アバクロのポロシャツを着ていらっしゃる見城さんを拝見し、その痺れる様な格好良さに「めっちゃかっけぇ!」と心の中で叫び、一瞬だけニヤリとしてしまいました。こんな風に思わされるのは見城さんただ一人です。
それほどめちゃくちゃ格好良くアバクロのポロシャツを着こなせるのは、見城さんのこの鋼の肉体と強靭な精神と圧倒的な実績があるからだと思います。スーツや他の服も同じだと思います。
見城さんがアップして下さった鮮やかなお写真を見て感動しました。本当に無茶苦茶格好良いです‼️
そして、私の耳には、「諦めるなよ❗️」というメッセージが聴こえてきました。
明日は予定通りジムに行き、前回より少しでも追い込みます。また、改めて美木良介さんの本を読んで、ロングブレスもやろうと思います。