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僕も同じ。 何の映画か忘れたけれど、そのタイトルを言うとAlexaが「Amazon musicで〜」と、この曲を再生します。 その後も何度かトライしましたが、毎回チョイスするので諦めました。 でも、聴いてみたらハマってしまい、最近ではブリティッシュロックに混ざりながらヘビロテ中です。 この手の曲も、たまにはいいですね。

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    昨日はMLBワールドシリーズ第1戦を生中継で観ていた。
    注目していたジャッジは第一打席から変化球に対応出来ず苦労しているようだ。
    特に9回表、スライダー2球で追い込まれた場面は、全く合っていない。
    しかし、今日の二戦目は修正して来るはず。
    いい選手とは弱点を克服する能力がずば抜けている。
    それは当たっていない大谷も同じだ。

    第一戦は足を怪我していたフリーマンのサヨナラ満塁ホームランで決着したが、ヤンキースがフルスイング出来ないフリーマンと勝負するのは当然だが、足を引きずりながらホームへ向かうフリーマンを、苦々しく眺めるジャッジが印象的だった。

    そして、今日の第二戦
    ジャッジの第一打席
    今日もスライダーに合わせられず三振。
    ここまではドジャース投手陣のテクニックが上だろうが、このまま終わるはずがない。
    このシリーズは、そこからが面白くなるはず。

    スポーツを勝った負けたのみで語るのもいいし、プロ野球なんて面白くないと公言してもいい。

    楽しみ方は人それぞれだから、それはそれでいい。
    ただ僕は、野球中継をこういう風に楽しんでいると言いたいだけ。

    さ、今日はどんな試合になるのか。

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    “感性”とか“感受性”といった言葉や、賢い自分を主張してるような言葉は、自分を追い込むことになるので使いたくないんですが、そういうものが自分には決定的に欠けている、と常々感じている。
    だからこういう言葉を好んで使う人と接すると、間違いなくヘコむんですよね。
    めんどくさいな、と思ってしまって。笑

    でも、田舎の爺ちゃん婆ちゃんが、演歌や民謡を聴いて「この人、上手いねぇ」と語るは、技術的な事は解らなくても、直感的に理解してしまうあの感性は、以前森山大道がインタビューで「量を超える質はない」と語っていた事と合致する。
    観たり聴いたりして来た量が半端ないから「上手い」の基準がハッキリしているんだろう。

    先日糸井重里が、グーグルの社内規範に「邪悪になるな」という文言があると語っていたが、この邪悪の境界線っていうの中々難しい。 

    頭が柔らかくて想像力があって、たとえ自分が経験していないことでも感情移入できたり、心を揺さぶられるような“感性”や“感受性”があれば、量=経験が無くても邪悪か否かは解るんだろうなぁ。

    SNSでも現実でも「俺は解っていた」とか「前から思っていた」とか語る人が多いが、そんなサイキックな才能を持ち合わせているのなら他でも発揮して欲しいものだ。

    まぁ僕には到底無理な話だから、やっぱり量から質って事を続けていく。

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    昨日の投稿は、この映画を観て感じた事を書きました。

    映画製作の裏側もさることながら、タランティーノがどれほど多くの映画を観て、どれほど多くの役者と会って、話し、構想し、脚本を書き、一つの作品を仕上げて来たかが解りました。

    映画や小説、料理や写真など、あらゆる作品と呼ばれるものに「自分を込める」とはそういうめんどくさい作業だと思います。
    そして、映画の様に人と人が関わり合えば、そこに感情が生じる。
    人の感情を無視したりないがしろにすることは相手の心を踏みにじる行為でもある。

    僕がこの映画を「とっておきの作品になった」と感じたのも、タランティーノの〝感性”ではなく、人と人との濃密な関係性にフォーカスし、描いたものだったからなんです。

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    ミニコミからスタートした『ロッキン・オン』の創始者であり、かなり偏った評論家として有名な渋谷陽一が療養に入って一年になる。

    学生時代に聴いていたサウンド・ストリートは、ブリティッシュロックに偏った選曲で刺激的だった。
    当時主流だった「ベストヒットUSA」や「MTV」のアメリカ主体の洋楽ではなく、シンプルなギターロックが中心。
    ジョイ・ディビジョン、ニュー・オーダー、スミス、PIL、ディス・ヒート、バウハウス、ジザメリなど、僕の人生に彩りを与えた音楽に出会えたのは、全て渋谷陽一のお陰。

    ミュージックマガジンの故中村社長に「あいつは楽器は下手なくせに、古いブルースやソウルについて偉そうに書いてやがる」という記事を読んだ事があるが、渋谷さんは表彰式など公式の場では野次られるほど嫌われていたそうだ。
    役者やミュージシャンなど、いわゆる文筆の素人が書く批評が読まれれば読まれるほど、面白ければ面白いほど、職業評論家の怒りは増幅したんでしょう。
    本来、筆だけで競う土俵なのに、楽器の巧さまで持ちだすのはあまりにも理不尽な気がします。
    まぁ先に喧嘩売ったのは渋谷陽一の方だけど。

    ピーター・バラカンとの辛口対談や佐野元春とのソウル談義など、もう一度聴きたいテーマはまだまだ沢山ある。
    今はゆっくり療養して頂き、ぜひとも再開してもらいたいものだ。

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    https://youtu.be/x-PtdM08LKA?si=TR5V3w-3ki-qzrTo

    友人から「チバユウスケ、亡くなったよ」って電話もらって一年か。
    ホント早いなぁ。
    アベの高速カッティングとチバのガナル歌は、人によっては不快だと思う。
    しかし、ブリティッシュロックとレゲエを独自の解釈でミックスし、同世代には懐かしいテイストの曲を唯一無二の歌声で聴かせてくれたバンドだった。
    デビュー直後にNHKが特番を放送したけれど、そもそも新人バンドを国営放送が1時間も特集する事自体がレアだったので深夜だったが観ながら録画し、何度も繰り返し観た。

    ミッシェル、ロッソ、バースディのライブはそれぞれ一回づつ行った事がある。
    その時の様子を例えるなら、ミッシェルは「おらおらー!」、ロッソは「俺はこういうのやりたかったんだよなぁ」、バースディが「高校時代に聴いてたロックやるから観に来てよ」って感じ。
    特にバースディのライブは心地良いものだった。

    チバの書く詩は造語が多く含まれているが、その理由について「響きがかっこいいから笑。意味なんてない」と、語っていた。
    しかしこれに似た事を三島由紀夫も言っていたし、辛口な渋谷陽一もビートニクのイメージを用いて造語の完成度を高評価していた。

    聴き手へストレートに届かない言葉は文字にすると意味のないものだが、三島は文字の「形」に拘り、チバは言語の「響き」に拘っていたようだ。
    ここに作家としての余裕に感じてしまう。

    本来なら時速200キロで走れる車が、そこら辺を徘徊している様な詩は、その余力を反芻へ廻している気がする。
    真っ直ぐ行けば行けるのに、敢えて迂回し批評的スタンスを取る表現は、余白のなかった後期ミッシェルとは大きく異なる。

    まぁ、チバやアベについては色々言いたい事はあるけど、同世代で、同じ様なバンドを聴いてきたからこそ伝わるものがある。
    まぁファンクラブ入ったり、記事を隅々まで読む様な人から見たら、かなりテキトーなファンの1人だけれど。
    命日の2日後にアップするくらいの節度は持ってるつもり。
    それと「元ミッシェル」じゃなく「The Birthdayのチバ」だからね。

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    低予算ながら口コミで上映館が拡大している作品。

    序盤から面白く、また短いながら所々に差し込まれる殺陣もバリエーション豊かで楽しめたのだが、物語が進むにつれ不安が募っていった。
    それは(単なるコメディに収まらず、最後にしっかり殺陣を見せてくれるのだろうか)という事でした。
    しかし、ラストの殺陣は勝新でもリアリズムを追求した黒澤でもなく、本物の侍同士の戦い(観た人なら分かる)の迫力が伝わる大満足の終幕。
    また、このシーンで「カメラを止められない」という監督の台詞があったが、低予算映画への応援と感じたけれど、これは深読みし過ぎかな?笑

    アメリカで『SHOGUN』が賞レースを総ナメにしたが、日本ではNHKでさえ大河以外は製作されない現在。
    時代劇が下火になっているのは、スポンサー企業が若い世代へ向けたCMの効果が期待出来ないからだろうが、『木枯らし紋次郎』や『破れ傘刀舟』なんて今見ても面白い。
    人間の業とかアイドル主演作品もいいけれど、勧善懲悪ものの時代劇を、今の若い人達にも観て貰いたいなぁ。

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    Netflixで『セキュリティ・チェック』を観たが、王道の空港パニック作品で楽しめました。
    予定調和だ何だっていう人もいそうだが、エンディングに至るまでの展開の速さと、主人公の逡巡をじっくり見せる緩急は👍
    クリスマス、空港パニック、テロリストと言えば『ダイ・ハード2』を思い出したが、こちらは銃撃戦が無い代わりにストーリーの面白みが際立っていた。
    宣伝が上手で、劇場に足を運ばせる事に長けていて、いい役者を軒並み揃えて、毎回肩透かしに合う監督作品より、配信サイトの作品の方が面白いってどうなん?笑

    この週末は他に4本観た。
    カート・ラッセルの『ニューヨーク1997』、『イル・ポスティーノ』、ルトガー・ハウアーの『ヒッチャー』、それと新作の邦画を近所のシネコンで。
    素材はいいのに調理師の技量がないと平凡な料理になってしまうのと同じで、いい役者を揃えても平凡な映画になるという体験も出来た週末でした。
    まぁ『地面師』をつまらないという人もいれば、今朝見た邦画を絶賛する人もいるのと同じで、観る側は勝手なものだ。

    「いい映画、いい本」ってのは、見返したり読み返した時に新しい発見が必ずあるものだと思っている。
    時間の経過によって自分の思考や感性が変化して、昔は気づかなかった「何か」が見つかる時がある。
    最初正解だと思っていたものも、長い時間をかけて不正確になるものもあるように、「いい作品」って、そう簡単に出会えるもんじゃないですね。