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死ぬために生きる

0:00にトレーニングが終了し、0:30に帰宅。 そこから755と向き合って数時間が経過している。外では雀が鳴き始めた。 僕は復帰を目指すアスリート。否が応でも身体が資本。 さっさと寝るべきなのだが、僕は今の心の内をどうしても整理したかった。 今の想いとお遊び程度の葛藤をどうしてもここに残しておきたかった。 睡眠や栄養剤では解決することのできない何かを、自己救済しておきたかった。 しかし時間を忘れて数時間かけて書いた文章も、長すぎて755に投稿ができない。 何度か再送を試みたが、一向にダメなのだ。 次に再送を押そうと思った時、上に現れる削除を間違って押してしまった。 いや、気付いてはいたが押してしまった。 再送よりも削除したがっていた気がする。 もしかしたら、読むに耐えない駄文を自分の中だけに留めたかったのかも知れない。 たまに来るゼロに戻したい願望、リセット願望が作用したのかも知れない。 何者でもなく、何も持っていないにも関わらず、自分の中の何かを急に壊したくなる。放り投げたくなる。自分でもおかしいと思っている。 という訳で、数時間かけて書いた長すぎる文章は消えてしまった訳だが、一度書いて思考が整理できたことにより、心のモヤモヤも一緒に消えた気がする。 その事実だけで良い気がした。 書いていた内容は結局自分自身への問いかけで、「迷った時に前に出ているか?」、「決めた道は茨の道か?」、「この決断で死ぬ時に笑えるか?」と言うことを書いていた。 自分なりに葛藤し、悩んでいたのだと思うが、書いているうちに自分の決意は固まった。 いや、悩むと言うのは適切な言葉を持ってこそできることだから、僕みたいな未熟者は悩めてもいなかったのかも知れない。 個体の掟で生きると言いながら、結局他者や共同体の評価を気にしていることが、長すぎる文章を書くことへの発端になっていたのだと思う。ただただ情けない。 僕はある決断をする。 今からする決断を思い出し、引退する時、死ぬ時に微笑みたい。絶望しきりたい。 そのために生ききる。 僕にとって生ききるとは死にきると同義。 一日一生。死ぬために生きる。 「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ 大和魂」 生きるしかないのだから、自分の人生を生き続けるしかない。 こんな未熟な投稿をする自分の自意識に苛まれながら、少なくなった起床までの時間を全力で眠る。 きっと目覚めは良いはずだ。

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絶望しきって死ぬために
トーク情報
  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    見城さんが六本木の会員制レストラン[ブランク]で昨夜飲まれたワイン

    左から

    コシュ・デュリ ピュリニー・モンラッシェ 2018

    ルイ・ジャド バタール・モンラッシェ 2019

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    見城さんが某ホテルの隠れ家的バーで昨夜飲まれたお酒

    ブラドノック 11年

    スコットランドのローランド地方で作られるているシングルモルトスコッチウイスキーで、熟成は元々バーボン樽として使用された樽の中で行われるこだわりの1本。

    遅くなり申し訳ございません。

  • 死ぬために生きる
    見城徹見城徹
    投稿画像

    完成した[OMAKASE青山ガーデンbyGMO]の「BAR 青山ワイン会」にて会食。流石、熊谷正寿。全てが規格外。全てが超弩級。ブルゴーニュを旅して食べている感覚。至福の夜でした。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    見城さんが[OMAKASE青山ガーデンbyGMO]の「BAR 青山ワイン会」にて飲まれたワイン

    左から

    ドーヴネ バタール・モンラッシェ 2015

    ルフレーヴ シュヴァリエ・モンラッシェ 2018

    オスピス・ド・ボーヌ マジ・シャンベルタン 2022

    オスピス・ド・ボーヌのマジ・シャンベルタンのエチケット(ラベル)には、GMOインターネットグループの文字が。

    オスピス・ド・ボーヌの歴史は、1443年にニコラ・ロラン夫婦が貧しい人々のために開いた施療院から。

    治療費が払えない人々にも施療をしていたため、自らが所有するぶどう畑を寄付し、その畑から作られるワインの収益によってその施療院の運営費用をまかなっていた。

    ニコラ・ロラン夫妻の慈しみや奉仕の心に感動した人々が、次々とぶどう畑を寄進するようになり、次第にそのワインがオークションにかけられるように。

    樽熟成しているワインの樽を落札した人の名前がエチケット(ラベル)に記載される。

    ちなみにこのオークションは世界最古のワインオークションとして1851年に始まり、今でも毎年11月第3日曜日に開催されている。

    見城さんがブルゴーニュを旅して食べている感覚を覚えるほどの規格外。
    圧倒的で尋常ではないこだわり。

    どちらのブルゴーニュも旅して食べてみたくなりました。

    ぶどう畑の生き生きとした緑、澄み渡る空の青、そしてワインをお持ちになる見城さんの凛としたお姿。
    素敵なお写真を有難うございます。

    いつか必ず。
    今日ももう少しだけやることをやって死ぬ。

    夜分遅くに申し訳ございません。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    見城さんが麻布十番の会員制レストラン[HIBACHI]で飲まれたワイン

    左から

    ピエール・ダモワ シャンベルタン 2006

    ルフレーヴ バタール・モンラッシェ 2019

    ルフレーヴ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ 2019

    ドン・ペリニヨン 2015

    夜分遅くに申し訳ございません。