ログブック 筑紫島燕義(CS:スワローハリー)
トーク情報- 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 続けてログブック更新!
今回は、3月1日に観に行ってきました「アホい青春」について書いていきたいと思います。
内容としては、学園もののオムニバス作品でした。
単に学校の中だけではなく、親子関係や学校の外での教師の話しもあってバラエティーにとんでいてとても良かったです。
ただ学生服の不統一だったり衣装ミスが有ったりと細かなツメの甘さがあったのが残念でした。
でも全体的にテンポも良く、笑いだけではなくシットリした内容もなって良かったです。
#アホい青春 - 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 続けて、ログブック更新!
4月19日に西鉄ホールで上演された福吉座「EI Dorado」を観劇してきましたので感想を書いていきます。
内容は、金の採掘で栄えた小さな国が舞台で、藤原氏からの侵略に立ち向かう中での友情物語といった感じでしょうか。
殺陣のシーンなんかは、迫力がありメインキャストのお芝居も筋がとおっていて非常に良かったです。
そうだけあって細々したところのディテール、例えばセットの石垣が規則的なレンガ積みだったり、パーカッションのキレが悪いし、セリフとのバランスも悪くセリフをかき消してしまっていて非常に残念でした。
また、ゲストキャストの石橋颯さんについては、自分の中で期待値が高かっただけに、想像以上にセリフの声がとおっていないのが残念で、また立花心良さんもあまりセリフシーンが少なくウーンって感じでした・・・。
メインキャストがしっかりしているだけに、細部の作りの荒さが残念でした。
しかし、次回作も観てみたいと思える内容でしたのでぜぜひ観に行きたいと思います。
#福吉座
#EI Dorado - 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 続いて、ログブック更新!
4月20日に観に行きました「アンダースタディ」の感想を書いていきます。
内容としては、天才女優の娘であることを隠し、アンダースタディとして生きる主人公がある作品に、アンダースタディとして参加することになり、集まったベテラン、新人アイドル、ミュージカル出身、小劇場育ち、グラビアタレント・・・異なる背景を持つ彼女たちは衝突しながらも作品を作り上げていくが、主演が事故で降板、アンダースタディ専門だった主人公に急遽主演での出演が舞い込むというものでした。
どの出演者も、キャラクターがたっていて非常に良かったです。
特に役のキャラクターも濃かったのもありますが、小越春花さんは濃い役ながらセリフの言い回しがクドくなく目を引きました。
で、推しの下野さんですが・・・声に迫力があるのですがちょっと余裕がないように感じられました。
また、細々した所作のキレがいまいちって感じで・・・。
ただ、役が本人にも重なる部分が多くあったようで、かなりセリフの言い回しや所作にマッチする部分は多くあり、そういった部分の芝居はリアリティーがあって良かったです。
毎回彼女には申し訳ないのですが、私の中で彼女に対する期待値が高い分ちょっと厳しく観てしまうのですが・・・、もうちょっと突き詰めて欲しいと思う今日この頃です。
次の作品に期待したいです。
演劇好きも納得のいく内容の作品だったので満足でした。
#アンダースタディ
#小越春花
#下野由貴 - 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 続けてログブック更新!
今度は、5月13日に観に行きました「こりゃもてんばい」について感想を書いていきます。
内容は、過去のこりゃもてんばいシリーズの演目で、
・涙の理由
・下ネタの強要
・挟まれた男
・補欠の逆襲
・裏切る女
・止まらないラッシュ
・親友
・女神
・頑張り損な男
・風俗
でした。
キャストはもちろん、セリフや演出が所々変わっていて見やすくなっていたところもあれば、悪くなっている部分もありました。
特に、全体的にテンポは物凄くよくなっていました。
そして、オリジナルメンバーの土井さんやなべさんはさすがですが、マーク君なんかも今までと違うテイストを与えれていて良かったですし、それぞれ役の個性がたっていて面白かったです。
しかし、補欠の逆襲では、序盤にオチの一つである「水産高校」というワードを言ってしまっており、笑いポイントが減ってしまいましたし、最後の補欠の主人公が畳みかけるシーンもキレが悪くなってしましました。
今回も、推している橋本あかねさんのセリフの言い回しのキレも良かったですし、男性キャストもしっかりキャラクターが立っていて良かったです。
瀬上祐輝君も今回初めて彼のお芝居を観て、発生やセリフの言い回しのキレや、かけ合いの間合いのとり方がとても良くて、また違う作品で観てみたいと思いました。
特に、花岡悠介君は前回まではかなりナヨナヨした役が多く、所作やセリフ回しもどこか自身のないような印象でした。
しかし、今回はセリフの言い回しも張りがあり所作も堂々としていました。
本当に頼もしく見えました。
次に出演する作品ではどんな役なのか、どのように演じるのか物凄く楽しみです。
そしてもう一人、外村朱里さんですが、今回あまりセリフシーンが無かったですが、彼女の存在が物語のリアリティーを与えていたと思いました。
パッとする印象の方ではなく、どちらかと言うとキャラの濃い他の役に埋もれるような感じですが、セリフ回しもしっかりしていて容姿や雰囲気も、こんな人いるわ~と思わせる感じが良かったです。
なかなか、こんな感じの方はいないので貴重な人材ではないかと思います。
次に出演する作品では、花岡君と同じくどんな役なのか、どのように演じるのか物凄く楽しみです。
#こりゃもてんばい
#花岡悠介
#外村朱里
#橋本あかね
#瀬上祐輝
- 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 久しぶりのログブック更新!
今回は「拝啓おふくろさんとDEVILちゃん」を観劇してきましたので感想を書いて行きます。
内容としては、ある商店街にある母親を亡くした姉妹が営む食堂が舞台で、なんとか食堂を守り抜こうとする姉妹の奮闘物語です。
脚本はちょっと内容引っかかるところがあり、風営法の下りは制作側があんまり風営法理解せずに扱っていて、あり得ない文言が飛び出していてウ~ンって感じでした・・・
無理に難しい波乱を起こそうとネタを引っ張ってきたのでしょうけど、風営法は日本の法律の中でもグレーな部分が多い法律なので難しかったようです。
出演者に関しては、主演の2人を筆頭に皆さんキャラクターに合った芝居ができていて良かったです!
今回初舞台だった槙宮令乃さんについては、初めてなのに物怖じせず堂々とできていましたが、かなりセリフが早口で走ってしまっていたのでそこが残念でした。
しかし、全体的にしっかりした立ち振舞で筋も良かったので、今回の反省を生かしてドンドン違う作品に挑戦してもらいたいです。
そして、今回のピックアップキャストは、YUURIさんです。
彼女の芝居を観るのは今回が初めてじゃないのですが、今回特に卒なく芝居こなす彼女の姿に目を引かれました。
彼女は、ビジュアルに特徴があるんですが、声のトーンがちょと低めなので、ビジュアルで悪目立ちますすることなく非常にスッキリと物語を支える存在でした。
また立ち振舞も目立つところは目立つ、引くところは引くといったメリハリがちゃんとしていて非常に良かったです。
また違う作品ではどんなお芝居を観せてくれるか次回作が楽しみです。
#きしPこくーん
#拝啓おふでび
#槙宮令乃
#YUURI - 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 久しぶりのログブック更新!
今回は「ミュージカル版 武士の献立」を観てきましたので感想を書いていきます!
2013年に映画化、昨年に舞台版も上演された作品です。
内容としては、加賀騒動前後の加賀藩台所方であった舟木家の物語で、料理が不得意な跡取り息子に料理上手な妻が嫁いできた春の奮闘劇です。
今回は、ミュージカル版と言うことでちゃんと楽曲があり歌唱シーンもありで、かなり各役の心情の表現に色が出て良かったと思います。
演出については前回と同様、会場に柑橘系や鰹節の出汁の香りをたたせる等の凝った演出がなされていました。
今回は香りの感じがかなり前回より良かったように感じました。
しかし、前回もあったのですが作中で実際に演者様に贈られたお花の披露が行われていましたが、やはり作品の時代背景にそぐわず冷めてしました。
変に中断する形になってしまい本当に良くないと思いました。
作品の内容ではないのですが、何より土日公演のスケジュールが平日公演と同じなのは最悪でした・・・。
なぜ最悪かと言うと夜公演の終了時間が遅すぎて、終演まで観れないことです。
個人的な事情かなーと思ってたんですが、私だけではなく他のお客も数名スタッフさんに「終電の関係で途中で出るので席を変えたい」旨の調整がちらほら行われていました。
このスケジュール設定が土日でもちょいちょい空席があったのかと合点がいきました。
土日の夜公演が遅いと終電間に合わなかったときに宿泊場所の確保が難しかったり、休日の特別な日に観終わった後に外食できる店が開いてないとかあるんですよね・・・。(せっかく料理を扱った作品なのに見終わった後に美味しいもの食べれないなんて・・・)
せっかく前記他の演出や脚本、出演者のお芝居も良かったので、本当に残念です。
別枠、下野さんについてですが、今回は完全な時代物の作品と言うことでかなりいい経験になったんじゃないでしょうか。
現代劇とは違った所作や言葉の言い回しなんか難しかったでしょうし、また殺陣に絡むシーンもあり本院曰くかなり試行錯誤していたようで、実際のお芝居も味があって良かったと思います。
また、次回作に期待したいと思います。
更に別枠、大胡愛恵さんについて六歌仙役のあの堂々とした立ち振る舞いと、状況に合わせた声の表現が良かったです。
以前観た作品で、素晴らしい表現をされる方だと注目していたのでまた、彼女の芝居を観れて感激でした!
本当にきれいでスマートなお芝居で良かったです!
最後に、色々と思うことがありあしたが、素敵な作品であったことに間違いはありません。
また歌舞伎とは違った時代物の作品の面白さもありましたので、もし再演や他の時代物の作品が上演されれば観に行きたいと思います。
#武士の献立
#下野由貴
#大胡愛恵 - 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 続けてログブック更新!
今回は、「二都物語」を観てきましたので感想を書いていきます。
今回のお話は、フランス革命前後、特に革命直後のごたごたが描かれていました。
今回、二都物語を観てフランス革命から完全な共和制確立までの主要ミュージカル作品
「ベルサイユの薔薇(宝塚)」
「マリー・アントワネット(東宝)」
「二都物語」
「眠らない男・ナポレオン -愛と栄光の涯に(宝塚)」
「レ・ミゼラブル(東宝)」
を網羅でき、この歴史の流れの理解が深まりました!
特に今回の二都物語のプログラム描く作品との関係が説明されていて分かりやすかったです。
そして何より、井上芳雄さんの歌声良かった~!
甘いけど力強い声とはこういう事かと他の追随を許さない感じが凄いですね!
それから、私がミュージカルや舞台演劇が好きになるキッカケとなった方、岡幸二郎さんですが、今回岡さんが出演される作品を見るのはなんと8年ぶりとなります。
岡さんがジャベール役で出られてたレ・ミゼラブルが私の初観劇みゅーじかるで、その後ジョン役で出られてたミス・サイゴンも観て、こんなにキャラクターの違う役をカッコよく演じれる方が居られるのに衝撃を覚えました・・・
まあ一番の衝撃は、当時読んでたマンガ「こち亀」の舞台に海パン刑事役で出演されてたのを、後々知ったことですW
ミスサイのジョン役なんか、偽善者っぽいベースのキャラクターを遊び人から支援団体の代表になっていく変化を物凄くかっこよく演じられていてもう感動でして。
今回の二都物語では、最低なキャラクターの役ですけどスタイル良くて性根の腐ってる感じのキャラクターがより際立って、やっぱりすごい役者さんだなーと圧倒されました。
もっと岡さんお作品観に行きたいです・・・。
#二都物語
#岡幸二郎 - 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 続けてログブック更新!
今回は「青空メロディーズ~Last melody~」を観劇してきましたので感想を書いていきたいと思います。
今回関連グッツで台本が売られておりまして、それに色々観ながら思ったことをメモしておりまして・・新たな試みとしまして、雑草ノートとしてまんま書き残しておこうかと思います。
(プロローグ①)
・後輩搭乗前の萌々の後方サイレント芝居いい!
・夕陽存在感ある~
(プロローグ②)
・ベースギターの楽曲イイ!この躍動感が後のダンスシーンとのメリハリが有って好き!
・君枝、HKT時代のイメージ知ってるとちょっと違和感あるけど、これもこれでまた違って面白い!
・希子セリフ回しがいい!
・ヴィ―ネスダンスが雑もっと丁寧に・・・
・ヴィ―ネス声とセリフ回しが良くて、それぞれキャラも立っていてイイ!
(プロローグ③)
・凪咲のプレー軽快でイイ!大運動会での投球とか見てなかったらなおよかった(笑)
・沖田目がキマリ過ぎててちょとセルフの方向性が変わって伝わりそう・・・
・雲母、キャラのわりに体格いいから悪目立ちしてなくてイイ!
・凪咲の角のあるセリフ回しが後半との変化があってイイ!
・恵理、25日夜声がとおってない・・・?セリフ他と合わせて言うの苦手?26日昼抑揚が薄いけどセリフの発声良くなった!さ行の発声苦手かな?ちょっと抜け気味?
・恵理、キャッチャーっぽいプレー以外の立ち振る舞いがイイ!
(プロローグ④)
・夕陽のダンスのキレがずば抜けてる
(1場)
・凪咲、セリフ回しいいし、2ndの時よりユニフォーム姿が板についている、着られてなくてイイ!
・恵理、姿勢の良い走り方最高!!フォローのセリフの言い回しが良い!
・苺子「く~」の言い方が急にぎこちない・・・。
(2場)
・ヴィ―ネス麗華&桜子の「戦争」「刺殺した」のワードチョイスが良いし、自然なセリフの言い回しが良い!
・伊織、「可愛い子猫ちゃん」の言い慣れた感じがイイ!
(4場)
・麗華&桜子、屋久島で合宿練習だけど・・・日本一の降水量を誇る島で合宿するかな?
(6場)
・凪咲、「土下座。」のトーンがイイ!
(8場)
・コロナのくだり、コロナかの全国高校野球選手権大会のエピソードやっぱり強烈で刺さる!
(10場 回想)
・決勝前にマネージャー交通事故死のくだりは多少強引だけど・・・まあ交通事故ってそういうもんなんだよね・・・。
・陽冬美、メガネ有った方が印象がイイと思った。
(11場)
・スペシャルゲストはやっぱり野球の指導じゃないと以後のつながりが弱い気がする・・・。
(13場)
・恵理、キャッチャーとしての所作良かったし、プレー中のセリフの言い回しはテンポ、声量共にすごく良かった!
(14場)
・理恵と里緒のクロスプレー、里緒の待機場所とライトワークが合ってなくて惜しかった。
・雲母への凪咲の頭ポンポンはもっとやり慣れてて欲しかった。
・しずく、この場面での金丸君ネタはクスッと笑えてイイ塩梅!
・しづく、いかにも打ちそうなゴツイバッティングフォームからの空振りはイイ!
・しずくのプロ野球選手の例えは分かりやすくてイイ!
・陽冬美の「お亡くなりになられたようで」のワードチョイスイイ!
・夕陽の声量と抑揚のつけ方良いと思う!
(総)
・今回青メロのルーツが描かれていて、かつ回想のマネージャーがキーパーソンとなっていたので、前回まで現状のマネージャー的な立ち位置だった天道さくら(野々山さくら)がいて同じ立場としてのセリフが欲しかったと思った。
・凝ったライトワークは、打球が見えていてすごく良かった。
・セリフのワードチョイスもそれぞれの役のキャラクターに合っていて良かった。
・出演者全員、プレーシーンの所作が回を重ねる毎に良くなっていて、特にユニフォームに着られてないのはすごく良かった。
・完成度は一番高かった。
雑草ノート(終
#青空メロディーズ
#青メロ - 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) それでは、雑草ノートに引き続き舞台『青空メロディーズ〜Last melody〜』の感想を書いていきます。
【パート1】
今回の作品は、青空メロディーズシリーズの4回目で完結作となり、青メロのルーツとなる話しと、イソノとの直接対決が描かれています。
ストーリー自体はこれまでどおりかなりベターなスポ根ものですが、やはり出演者の大半が野球やソフトボール、またその他の球技経験者で、一つ一つの細かい所作にリアリティがありました。
今回は過去4回の成果が存分に発揮されていて、脚本の面、演出でのライトワークや視線表情などの細かい脚色の完成度が確実に上がっていました。
これまでの本作品でピックアップしたキャストについても書いていきたいと思います。
まず1人目は、新海ありささんです。
彼女は2ndから本作に参加し、その時に初めて目の当たりにして、一気に引き込まれました。
そして今回、前回、前々回と役が変わりながらも、青メロの対戦相手のキャッチャー役を一貫して演じきりました。
演じるうえで本人が苦手とする部分もあったのでしょうが、それでもプレーの立ち回りや一つ一つの仕草が細かくしっかりしていて、本作のファンタジーとリアルの部分のうちリアルな部分を確実に支えていました。
特に今回、改めて唸ったところは、力強くも姿勢が良くスマートな走り方で、あまりにもキレイというか絶妙と言うか、思わず胸にグッとくるものがありました。
多分、舞台のサイズ感に合わせて歩幅を調整するのが上手なのかもしれません・・・。
また、キャッチャー装備のプロテクターをつけての所作なんかも、重さや煩わしさを感じさせない動きが素晴らしかったです。
野球ものの作品に限らず、警察の機動隊や特殊部隊、新選組や火付け盗賊改めなどの重武装の役なんかも女性ですが飄々と演じれると思いながら見ていました。
こんなに、馬力がある方はそう居ないと思いますので
青メロに限らず次回作では、どんな役をどのように演じるのか楽しみで仕方ありません。
続いて、2人目のピックアップキャストは、松林楓さんです。
前回初めて彼女のお芝居を観させていただいたのですが、彼女あの体格の良さから繰り出されるプレーの演技のダイナミックでいて鮮やかな身のこなしは圧巻でした。
前回に引き続き、他のメンバーとは一線を画す太い発声は、役のキャラクターが立っていて本当に良かったです。
そして何より、この体格からは想像できないほど、軽やかでまた靭やかなダンスは改めて凄いと思いました
今回は前回より、もっと野球のプレーシーンが見れると思っていましたが、前回からの流れで、応援に回ってしまい残念でした。
しかし、今後チームの要となっていくとも予想できますので、次回作が楽しみです。
今紹介した二人は、神は細部に宿ると言う言葉を体現していました。
今作のリアルな部分の完成度を確実に底上げしていたメンバーで、例えるなら、海外ドラマ「ザ・ルーキー」や「ミッションインポッシブル ファイナルレコニング」に出演していたケイティ・M・オブライアンと言った感じでしょうか。
このような役者さんってなかなか、注目されにくいのでもどかしくてなりませんが、めげずに頑張って欲しいところです。
【パート2へ続く】
#青空メロディーズ
#青メロ
#新海ありさ
#松林楓 - 筑紫島燕義(スワローハリー)
筑紫島燕義(スワローハリー) 【パート2】
そして3人目は、熊沢世莉奈さんです。
彼女は2nd以来の出演で、野球やソフトボールの経験はゼロなのですが、もともとダンスが得意でかつ運動神経がかなりいい子で、前回以上にプレーシーンでの芝居は持ち前の運動神経の良さで見事に演じきっていました。
そして、かなりヒールな役どころですがしっかり役の正義を表現できていて良かったですし、何よりユニフォーム姿が板についていて良かったです。
セリフの言い回しなんかも、良かったです。
他の舞台作品にもよく出演しているので時間が許せば他の作品も観てみようと思います。
ピックアップキャストではありませんが、今回出演していない野々山さくらさんについてです。
今回は、役自体がなくなっていて出演されていませんでしたが、今回この役はやっぱり回想でマネージャーが軸になっていた分、青メロメンバーの中でマネージャー的なポジションだった彼女のセリフが欲しかったなーと思うところです。
そして、あの主観的なセリフの多いメンバーの中で、数少ない客観的なキャラクターで、おっとりしつつも力強いあの芝居見たかったなー。
悔やまれるところ・・・
彼女自身も医師免許持ってたりと異色の経歴で、まだまだ色んな表現を観てみたいので、次回作はぜひ観に行きたいと思います。
本当は出演者全員について書きたいのですが、勘弁いただいて最後に一人、宮城弥生さんについてです。
彼女は青メロメンバーでありながら、今作では一貫して対戦相手のエース候補を演じていました。
そして、今作を最後に青メロを卒業して新たな一歩を踏み出します。
彼女は、野球関係者が親族に居られて、野球に触れて育ったのですが経験自体浅く、2ndのころは芝居も所作もぎこちなかったのですが、今回は凄く完成されていました。
今後どのように活動されるなか楽しみですし、舞台や映像作品に出演する機会があれば観に行きたいと思います。
最後に、この作品は、舞台作品として「野球」の表現の仕方の一つの完成形を示せたのではないかと思います。
それは、加藤光大氏のご自分が青春をかけた「野球」を表現したいという熱い思いと、心を同じくした方々の思いの結晶だと感じました。
私が近年観た中で、これほど一つのテーマを突き詰めて、このクオリティまで完成させた作品はないです。
今回で青メロの作品は一旦完結となり、出演者の中にもグループを離れて新たなスタートをきるメンバーもいますが、まだまだこのグループは続いていきますし、まだグループとしては、プロローグといったところでしかないように思います。
また新たな作品作りに期待したいと思いますし、それがまた「野球」がテーマになるのか、はたまた「野球以外」なのかどんな形であれ、過去4回の作品で積み上げたものを考えると期待しかありません。
次回作が制作されることを切に願っております。
この作品に関わられた皆様、本当にブラボーでした!
【終】
#青空メロディーズ
#青メロ
#加藤光大
#熊沢世莉奈
#宮城弥生
#野々山さくら