削除されたユーザー見城さま、お疲れ様です。私事ですが、今日は愚息の中学の卒業式でした。15年前小さな手を握りしめたのが昨日のようです。今日はすっかり丈足らずになった制服を見て、涙が出ました。ところで4月10日発売の「たった一人の熱狂」に以前紹介していただいた「かけがえのない今日」が収録されるとの事。ちょうど入学式の頃です。購入して息子にも読んであげようと思います。見城さまのように実り多い高校時代になればと願います。
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 見城徹見城徹 また日曜日になった。70年間3800回ぐらい日曜日を迎えて来た。日曜日が終わり、また日曜日が来る。それを繰り返して人間は土に還る。本当は、時間などない。時間は人間が作った概念であって、あるのはただ肉体の成長と衰弱だけだ。生まれて死ぬだけだ。時間という概念の発明は言葉の発明と共に人類の最大の発明である。正確な言葉で思考する。言葉によって発想された時間という概念で、生まれて死ぬまでを過ごす。100年後も1000年後も10000年後もやがてすぐに来る。宇宙という摂理の中に人は一瞬の間、ただ在る。その悠久の中で一瞬、足掻く。泣く、笑う、怒る、喜ぶ。全ては死を迎えるための準備なのだ。徒労。それこそが人生。そう思えば今日の困難と憂鬱は何ほどのこともない。忍びて終わり悔いなし。