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見城徹
真波
真波
政治家の発言では、2009年の「最低でも県外」が、ぼくは断トツで戦後ワースト1だと思っていましたが今回の「豊洲移転白紙撤回 」はそれに勝るとも劣らない思いつき発言だと思います。頭に浮かんだことを言葉にする、その間に思考回路という哲学がないですね。まるでお正月の双六のように降り出しに戻りましたが、民間企業だったら傾くか、こういう結果を出したら組織にいられなくなると思いますが、政治の世界は不思議です。

「最低でも県外」は思い付き、付け焼き刃、小手先発言の極みです。日本はこんな発言をする人が総理なんだと暗澹とした気持ちになりました。その鳩山由紀夫に一番似ている政治家は小池百合子です。白紙撤回ではなく、苦し紛れの条件的撤回ですね。一番ひどいのは、何の検証もなく、ムードだけで人気取りのために「豊洲移転中止」を議会に諮ることなく独断で決めたことです。前任者たちが苦労して粘り強く現実に即して決断、実行して来た「豊洲移転」を思い付きで中止したのです。今は屁理屈を並べ立てて豊洲移転に舵を切りそうですが、安全対策もクソも、それは移転しながら出来たはずです。第一、豊洲が安全だと言うのは、結論が科学者たちから既に出ていたのです。地下水の数値や盛り土は市場を運営する安全に関係ない枝葉末節です。それをメディアに煽って、つまりやりたかったのは前任者の不備をことさら声高に言い募った悪者退治のキャンペーンでした。最初から市場の未来図など何もなかったのです。前任者たちを貶めることで自分がヒロインになるスタンドプレーだけがありました。散々税金を垂れ流して、選挙のために今度は豊洲移転です。築地に謝罪するパフォーマンスより、豊洲移転を中断したことを先ずは都民に謝罪すべきです。オリンピック、パラリンピックの見取り図にも多大な影響を与え、思い付きの豊洲移転中止の罪は重大です。それら全てを独断で決めたのですから、小池百合子は法的に訴えられてしかるべきです。やがて訴訟も起こるでしょう。百条委員会で査問されるべきは小池百合子です。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    ゆうこりんゆうこりん

    東京都美術館で【田中一村展】があるんだ。関西に後発の巡回展はないのか…

    アンリ・ルソーに影響されていると思われる、瑞々しい作品たち。『田中一村』の素朴な世界は、印象的でした。何点か観ましたが、記憶に残る作品でした。

    ひとりの画家の作品をまとめて観ることのできる個展はとても好きだ。また違う観点で逢いたいものです。

  • 見城徹
    見城徹

    映画[かくしごと]は凄い。脚本と監督の関根光才は凄い。杏、中須翔真、奥田瑛二、佐津川愛美、酒向芳、安藤政信の役者たちも凄い。映像も凄い。嗚咽するラスト。映画の余韻からまだ抜けられない。

  • 見城徹
    ゆうこりんゆうこりん

    ゴーギャンも…そうですね!
    南国の暖かい風が吹いているような気持ちになります。納得です。
    ちょうど今、NHKで[日曜美術館]で田中一村特集放映しています。
    再放送は来週。
    (ろこさんがご紹介されてましたね。)

  • 見城徹
    吉田真悟吉田真悟

    「伝統的な美術界からの評価は得られず落選の憂き目に。昭和33年には、新たな可能性を求め、奄美大島へと渡ります。

    大島紬の染色工として働きながら、奄美の豊かな自然を題材に数多くの作品を制作し、独自の画風を確立します。無名のまま奄美で没した一村が知られるようになったのは、1984年にNHK教育テレビ「日曜美術館」で取り上げられたことがきっかけです。」

    ↑この再放送を去年観ました。終の住処のあばらやで撮られた写真の笑顔とその絵の対比が強烈に頭に残っております。

    アンリ・ルソーを感じますが、日本画の枯れた感じもありずっと観ていたい絵ですね。

    田中一村展のおすすめグッズ7選&注目作品。小泉孝太郎との不思議なご縁とは? 田中一村展のおすすめグッズ7選&注目作品。小泉孝太郎との不思議なご縁とは? https://www.modernliving.jp/architecture-design/design/g62179893/issontanaka-art-2024/

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ 昨日の16時頃は予約無しでも入場出来ました。突然、行ったのですがラッキーでした。