見城徹見城徹2017年06月22日 08:464回目の幻冬舎Presentsである。 40年前青山にあったVAN99ホールの最後の1年から、新宿紀伊國屋ホールに進出して3年ぐらいが[つか芝居]の最盛期だった。 涙と笑いで劇場が揺れていた。外は入れない客で溢れていた。あの感動と興奮と熱狂を、何としてももう一度再現したい。そう思い続けて来た。 たまたま数年前、すみだパークスタジオで上演された横内謙介の上演台本・演出の「つか版 忠臣蔵」を観た。そこにはまさしく僕の再現したい[つか芝居]の絶頂期のエキスとエネルギーが輝いていた。 横内謙介と久しぶりの再会。その時、僕は横内謙介の[つか芝居]を、僕の力が続く限りPresentsして行くことを決めたのだった。 それから幻冬舎Presentsとして3回の公演を行った。その内の1回は、紀伊國屋ホールの「つか版 忠臣蔵」だった。 今回は、つかこうへいが初期の初期に数回上演し、すぐに封印してしまった幻の舞台「郵便屋さん ちょっと」を引っ提げて、[つかこうへい伝説]を創り出した新宿紀伊國屋ホールにもう1回、殴り込む。 つか芝居を再現し、つか芝居を突き抜けるという大技を、横内謙介と扉座の役者たちが決める。 つかこうへいへの強烈なオマージュであると同時に、タイトルと設定だけを借りた横内謙介の独壇場。 他の誰が演出しても、あの短かった絶頂の3年間は再現できない。残念ながら、その後のつかこうへい自身もできなかった。 40年間待った奇跡の舞台。しかも中身は横内謙介のオリジナル。これが芝居だ! それはドヴォルザークの『新世界より』に乗って、今、あなたの目の前に出現する。 ⬆︎ 僕の当日のパンフレットに書いた文章。
見城徹13時間前三上雅博三上雅博↑おはようございます。2021年2月の親父の投稿のリトークです。荒れ狂う大海原へ僕は行く。憂鬱な方へと舵を切る。苦しいことから逃げ出さず、面倒な方へ身を捩る。旅の途中の出会いには、義理人情と恩返し。感謝の気持ちを忘れずに、力いっぱい帆を立てて、暴風の中を突き進め。この荒波を超えていけ。本日も皆様、宜しくお願い致します。1192