aki42昔、欧州のある国の絵描き志望の青年がやがて独裁者になった時に小さな嘘や見栄は直ぐばれて崩れるが大きな嘘や見栄は真実になり崩れないと言いましたが、結局は取り巻きも含めてこの世を去って残されたのは大きな犠牲と分断された国家になりましたが、やはり自身の身丈に合った事をしていかないと大半は崩れていくのですね。中には叶う場合もあるのでしょうか。努力と発想と行動と本の少しの運も必要ですね。
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 三上雅博三上雅博 ↑
おはようございます。
2017年10月の親父の投稿のリトークです。
日本で最も苛酷な修行「千日回峰」。途中で辞めることは決して許されない。遺書を書き、いつでも死ねる様に短刀を持って修行に入る。生死を彷徨うその苛酷すぎる修行を二度も達成された「酒井雄哉大阿闍梨」。
実際に南極に行って命懸けの撮影をすると言う「南極物語」のオファーに悩み苦しんだ名優「高倉健」は酒井雄哉大阿闍梨に頂いたその言葉を胸に、決意を固め、覚悟を決し、南極へ渡り命を賭して戦った。そしてそれは大ヒットへの道へ繋がる事になる。
親父も座右の銘としているこの言葉を、黒の魔術師と称される金田石城さんが大迫力で書に認めた傑作。
「往く道は精進にして 忍びて終わり悔いなし」
ーーー酒井雄哉大阿闍梨
親父に教えて頂いたこの言葉を、僕も座右の銘とさせて頂いております。この言葉をはじめて見た時、全身に雷が落ちた様な衝撃がありました。この言葉こそが自分の人生だと確信しました。紡がれてきた伝説とこの言葉を胸に、精進を重ねて生きて参ります。
本日も皆様、宜しくお願い致します。見城徹 三上雅博三上雅博 親父、有難う御座います。涙
これは当時の写真です。送った頂いた時はしばらく書の前で正座をして見つめていました。
今は額装させて頂き、まるで最初からこの書を飾るために用意してあったかの様なスペースに飾らせて頂いております。額装して設置させて頂いた瞬間、空間にピッタリと嵌りすぎて鳥肌が立ちました。
お店の内装は大工さんや左官職人さん達と話し合いながら決めていきました。「水墨画の中に朱を一滴落とす」と言う僕のイメージが形になってくれたと思っています。そこに親父が「本物」を足してくれた事で、このお店の内装が初めて完成した様に思います。本当に嘘でも大袈裟でも無く、その為の空間がまるで運命かの様に最初から用意されていたのです。
毎日まな板の前に立つ僕の視界に入る場所に、この書が飾られています。僕は苦しい時、負けそうな時、挫けそうな時、逃げたしたくなる時、この書を見て勇気を頂いております。まるで親父に見守って頂いている様に思います。そして僕はこの書に恥ずかしくない様に生きて行こうと、強く強く思います。
鮨職人になる為にこの世に生まれてきた。
往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし。
親父、有難う御座います。